【EL R16プレビュー】ミランとユナイテッドの強豪対決決着へ! ベスト8を懸けた運命の第2戦
2021.03.18 19:00 Thu
ヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16の2ndレグが18日に開催される。マンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、トッテナム、ミランといった優勝候補を中心にラウンド16第2戦の見どころを紹介していく。
◆ラウンド16 2ndレグ◆
▽3/18(木)
《26:55》
シャフタール vs(AGG:0-3) ローマ
アーセナル vs(AGG:3-1) オリンピアコス
ディナモ・ザグレブ vs(AGG:0-2) トッテナム
モルデ vs(AGG:0-2) グラナダ
《29:00》
ミラン vs(AGG:1-1) マンチェスター・ユナイテッド
ヤング・ボーイズ vs(AGG:0-3) アヤックス
ビジャレアル vs(AGG:2-0) ディナモ・キエフ
レンジャーズ vs(AGG:1-1) スラビア・プラハ
★イブラ復帰のミランが疲労困憊のユナイテッドを迎え撃つ

今ラウンド屈指の強豪対決となったミランとユナイテッドの一戦は、初戦をほぼイーブンの1-1のドローで終えたことで、今回の2ndレグが俄然盛り上がりを見せることに。
先週行われた1stレグでは多数の主力を欠いたアウェイのミランに対して、マンチェスター・シティとのダービーを制して勢いに乗るホームのユナイテッドが優勢に試合を運ぶかに思われた。だが、蓋を開けてみれば、MFケシエを中心に攻守両面で高い強度を保ったアウェイチームが試合の主導権を掌握し、幾度となく決定機に迫った。
それでも、ユナイテッドは後半頭から投入した18歳FWアマド・ディアロの加入後初ゴールによって先制に成功。以降は相手の猛攻を身体を張った守備で撥ね返し続ける。しかし、諦めないミランは試合終了間際の92分に左CKからDFケアーが劇的同点ゴールを奪い、アウェイゴール1つを奪って敵地での初戦を優位な形で終えることになった。
ただ、今回の2ndレグに向けては古巣初対戦となる主砲イブラヒモビッチに加え、DFテオ・エルナンデス、MFチャルハノール、FWレビッチと1stレグを欠場した主力が復帰を果たすことになり、より盤石な状態で難敵をホームで迎え撃てるはずだ。
一方、土壇場で勝利を逃したユナイテッドは過密日程による疲労の蓄積が懸念されるところだ。先週末のウェストハムとの上位対決では相手のオウンゴールで得た決勝点をリーグ4戦連続クリーンシート中の堅守で守り抜き1-0で競り勝ったが、試合を通して一部主力の身体の重さが顕著だった。
ターンオーバーを最小限にして臨む難所サンシーロでの一戦に向けてはMFポグバ、MFファン・デ・ベークと負傷明けの2選手が招集メンバーに復帰を果たしており、いきなりのフル稼働は難しいが、主に攻撃面でバイタリティ、アイデアをもたらす仕事が期待される。
★ノースロンドンの両雄は連勝突破目指す

先週末に行われたノースロンドン・ダービーで明暗分かれたアーセナルと、トッテナムのノースロンドンの両雄だが、共に初戦を快勝で飾っており、今回の2ndレグでは連勝での突破を目指す。
ホーム開催となったダービーをMFウーデゴールの公式戦2試合連続ゴール、FWラカゼットのPK弾で逆転勝利したアーセナルは、敵地での1stレグを3-1で先勝したオリンピアコス相手に連勝を狙う。
今回のホームゲームではアウェイゴール3つを奪っていることもあり、3ゴール以上を奪われなければ、敗戦でも突破が決まる圧倒的に優位な状況。加えて、週末のリーグ戦で難敵ウェストハムとのアウェイゲームを控えている。アルテタ監督は試合前の会見で大幅なローテーションの可能性を否定しているが、ある程度のターンオーバーが見込まれる。
その中でここ最近失点に絡むミスが目立つMFセバージョスや、ポジション争いでアピールしたいDFベジェリンやDFホールディングら控え選手、トッテナム戦を遅刻による規律違反でベンチスタートを言い渡され、試合後の早期帰宅と目に余る振る舞いで不興を買った主将FWオーバメヤンらのプレーに注目したい。
一方、ダービーで痛恨の逆転負けを喫し、逆転でのトップ4フィニッシュに黄色信号が灯るトッテナムにとってはよりELの重みが増している。ホームでの1stレグではディナモ・ザグレブを相手にFWケインの2ゴールによって2-0の先勝。多くの決定機を考えれば、2点差での勝利はやや受け入れがたいものとなったが、地力の差を十分に見せつけており、敵地での2ndレグを優位な形で戦えるはずだ。
横領事件で実刑判決を受けたマミッチ監督が電撃辞任となった揺れるクロアチア王者との一戦に向けてはダービーで負傷したFWソン・フンミン、出場停止のMFホイビュルクと一部主力を欠く中での戦いとなるが、指揮官がスタメン起用を明言したケインに加え、ダービーで悔しい思いをしたFWベイルや負傷明けのMFロ・チェルソら好タレントの個の力を見せつける圧倒的な戦いぶりでの連勝を期待したい。
★レンジャーズvsスラビア・プラハは激戦必至!

先週末の1stレグでは前述のミランとユナイテッドと共にドローゲームとなったのが、レンジャーズとスラビア・プラハの一戦だった。
スコティッシュ・プレミアリーグで無敗優勝を果たしたジェラード監督率いるレンジャーズと、チェコリーグにおいて無敗で首位を快走するスラビア・プラハの好調のチーム同士の一戦は互いに譲らず1-1のドローに終わった。
初戦を通じてはチェコ王者の多彩な仕掛け、スコットランド王者の組織立った守備や球際の強度が印象的で、ほぼ互角と言える内容だった。それだけに今回のリターンマッチでも激闘が予想される。
その中で右サイドバックながら国内リーグで11ゴール10アシストといずれもチームトップの数字を叩き出すレンジャーズ主将DFタベルニエ、今季のリーグ戦11ゴールを挙げる活躍でMFスーチェク、DFコウファルに続きウェストハムのターゲットとなるスラビア・プラハの大型ウイングのシマのパフォーマンスに注目したい。
その他の対戦カードでは1stレグで意外な大差が付くカードが目立ち、この2ndレグで状況を引っくり返すのは至難の業と言える。
今大会にすこぶる相性が良いスペイン勢ではELマイスターのエメリ監督率いるビジャレアルがディナモ・キエフとのアウェイでの初戦をDFパウ・トーレス、DFアルビオルのセンターバックコンビのゴールによって2-0のスコアで先勝。手堅い采配で知られるスペイン人指揮官にとってはホームでの逃げ切りは得意とするところであり、初戦のアドバンテージを生かし切るはずだ。
また、初出場ながら健闘光るグラナダはモルデとのホームゲームで2-0の先勝。こちらは38歳FWモリーナの大会史上2位となる年長ゴールと、百戦錬磨のFWソルダードのダメ押しの2点目と、ベテランストライカーの活躍が光った。敵地での第2ラウンドでは相手のパワープレーをきっちり撥ね返しながら、FWマチスやMFケネディの個人技を生かしたカウンターでアウェイゴールを狙いたい。
また、戦前には拮抗した展開が予想されたローマvsシャフタール、アヤックスvsヤング・ボーイズの2カードはいずれも初戦をホームで戦ったローマとアヤックスが3-0の圧倒的な内容で先勝している。
アヤックスに関しては公式戦21試合無敗を継続中と好調を維持しており、スイス王者の反撃を危なげなくいなして逃げ切る可能性が高い。一方、先週末のリーグ戦で格下パルマ相手に0-2の完敗を喫し、今週末にナポリとのデルビー・デル・ソーレを控えるローマに関しては週末のデルビーが気になってウクライナ王者に付け入る隙を与えた場合、思わぬ失態を演じる可能性が危惧される。
◆ラウンド16 2ndレグ◆
▽3/18(木)
《26:55》
シャフタール vs(AGG:0-3) ローマ
アーセナル vs(AGG:3-1) オリンピアコス
ディナモ・ザグレブ vs(AGG:0-2) トッテナム
モルデ vs(AGG:0-2) グラナダ
《29:00》
ミラン vs(AGG:1-1) マンチェスター・ユナイテッド
ヤング・ボーイズ vs(AGG:0-3) アヤックス
ビジャレアル vs(AGG:2-0) ディナモ・キエフ
レンジャーズ vs(AGG:1-1) スラビア・プラハ
★イブラ復帰のミランが疲労困憊のユナイテッドを迎え撃つ

Getty Images
今ラウンド屈指の強豪対決となったミランとユナイテッドの一戦は、初戦をほぼイーブンの1-1のドローで終えたことで、今回の2ndレグが俄然盛り上がりを見せることに。
それでも、ユナイテッドは後半頭から投入した18歳FWアマド・ディアロの加入後初ゴールによって先制に成功。以降は相手の猛攻を身体を張った守備で撥ね返し続ける。しかし、諦めないミランは試合終了間際の92分に左CKからDFケアーが劇的同点ゴールを奪い、アウェイゴール1つを奪って敵地での初戦を優位な形で終えることになった。
チームとしてのタフさを見せつけたミランだが、先週末のセリエAではナポリとの上位対決に0-1で競り負けて、宿敵インテルとの勝ち点差は11ポイントに広がった。これにより、逆転でのスクデット獲得はかなり厳しい状況となっており、今季の目標はトップ4フィニッシュとEL制覇に下方修正されることとなった。
ただ、今回の2ndレグに向けては古巣初対戦となる主砲イブラヒモビッチに加え、DFテオ・エルナンデス、MFチャルハノール、FWレビッチと1stレグを欠場した主力が復帰を果たすことになり、より盤石な状態で難敵をホームで迎え撃てるはずだ。
一方、土壇場で勝利を逃したユナイテッドは過密日程による疲労の蓄積が懸念されるところだ。先週末のウェストハムとの上位対決では相手のオウンゴールで得た決勝点をリーグ4戦連続クリーンシート中の堅守で守り抜き1-0で競り勝ったが、試合を通して一部主力の身体の重さが顕著だった。
ターンオーバーを最小限にして臨む難所サンシーロでの一戦に向けてはMFポグバ、MFファン・デ・ベークと負傷明けの2選手が招集メンバーに復帰を果たしており、いきなりのフル稼働は難しいが、主に攻撃面でバイタリティ、アイデアをもたらす仕事が期待される。
★ノースロンドンの両雄は連勝突破目指す

Getty Images
先週末に行われたノースロンドン・ダービーで明暗分かれたアーセナルと、トッテナムのノースロンドンの両雄だが、共に初戦を快勝で飾っており、今回の2ndレグでは連勝での突破を目指す。
ホーム開催となったダービーをMFウーデゴールの公式戦2試合連続ゴール、FWラカゼットのPK弾で逆転勝利したアーセナルは、敵地での1stレグを3-1で先勝したオリンピアコス相手に連勝を狙う。
今回のホームゲームではアウェイゴール3つを奪っていることもあり、3ゴール以上を奪われなければ、敗戦でも突破が決まる圧倒的に優位な状況。加えて、週末のリーグ戦で難敵ウェストハムとのアウェイゲームを控えている。アルテタ監督は試合前の会見で大幅なローテーションの可能性を否定しているが、ある程度のターンオーバーが見込まれる。
その中でここ最近失点に絡むミスが目立つMFセバージョスや、ポジション争いでアピールしたいDFベジェリンやDFホールディングら控え選手、トッテナム戦を遅刻による規律違反でベンチスタートを言い渡され、試合後の早期帰宅と目に余る振る舞いで不興を買った主将FWオーバメヤンらのプレーに注目したい。
一方、ダービーで痛恨の逆転負けを喫し、逆転でのトップ4フィニッシュに黄色信号が灯るトッテナムにとってはよりELの重みが増している。ホームでの1stレグではディナモ・ザグレブを相手にFWケインの2ゴールによって2-0の先勝。多くの決定機を考えれば、2点差での勝利はやや受け入れがたいものとなったが、地力の差を十分に見せつけており、敵地での2ndレグを優位な形で戦えるはずだ。
横領事件で実刑判決を受けたマミッチ監督が電撃辞任となった揺れるクロアチア王者との一戦に向けてはダービーで負傷したFWソン・フンミン、出場停止のMFホイビュルクと一部主力を欠く中での戦いとなるが、指揮官がスタメン起用を明言したケインに加え、ダービーで悔しい思いをしたFWベイルや負傷明けのMFロ・チェルソら好タレントの個の力を見せつける圧倒的な戦いぶりでの連勝を期待したい。
★レンジャーズvsスラビア・プラハは激戦必至!

Getty Images
先週末の1stレグでは前述のミランとユナイテッドと共にドローゲームとなったのが、レンジャーズとスラビア・プラハの一戦だった。
スコティッシュ・プレミアリーグで無敗優勝を果たしたジェラード監督率いるレンジャーズと、チェコリーグにおいて無敗で首位を快走するスラビア・プラハの好調のチーム同士の一戦は互いに譲らず1-1のドローに終わった。
初戦を通じてはチェコ王者の多彩な仕掛け、スコットランド王者の組織立った守備や球際の強度が印象的で、ほぼ互角と言える内容だった。それだけに今回のリターンマッチでも激闘が予想される。
その中で右サイドバックながら国内リーグで11ゴール10アシストといずれもチームトップの数字を叩き出すレンジャーズ主将DFタベルニエ、今季のリーグ戦11ゴールを挙げる活躍でMFスーチェク、DFコウファルに続きウェストハムのターゲットとなるスラビア・プラハの大型ウイングのシマのパフォーマンスに注目したい。
その他の対戦カードでは1stレグで意外な大差が付くカードが目立ち、この2ndレグで状況を引っくり返すのは至難の業と言える。
今大会にすこぶる相性が良いスペイン勢ではELマイスターのエメリ監督率いるビジャレアルがディナモ・キエフとのアウェイでの初戦をDFパウ・トーレス、DFアルビオルのセンターバックコンビのゴールによって2-0のスコアで先勝。手堅い采配で知られるスペイン人指揮官にとってはホームでの逃げ切りは得意とするところであり、初戦のアドバンテージを生かし切るはずだ。
また、初出場ながら健闘光るグラナダはモルデとのホームゲームで2-0の先勝。こちらは38歳FWモリーナの大会史上2位となる年長ゴールと、百戦錬磨のFWソルダードのダメ押しの2点目と、ベテランストライカーの活躍が光った。敵地での第2ラウンドでは相手のパワープレーをきっちり撥ね返しながら、FWマチスやMFケネディの個人技を生かしたカウンターでアウェイゴールを狙いたい。
また、戦前には拮抗した展開が予想されたローマvsシャフタール、アヤックスvsヤング・ボーイズの2カードはいずれも初戦をホームで戦ったローマとアヤックスが3-0の圧倒的な内容で先勝している。
アヤックスに関しては公式戦21試合無敗を継続中と好調を維持しており、スイス王者の反撃を危なげなくいなして逃げ切る可能性が高い。一方、先週末のリーグ戦で格下パルマ相手に0-2の完敗を喫し、今週末にナポリとのデルビー・デル・ソーレを控えるローマに関しては週末のデルビーが気になってウクライナ王者に付け入る隙を与えた場合、思わぬ失態を演じる可能性が危惧される。
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2024-25シーズンのセリエAの折り返しとなる第19節が5日に終了しました。本稿では今季のセリエA前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 GKダビド・デ・ヘア(34歳/フィオレンティーナ) 出場試合数:15(先発回数:15)/失点数:15/出場時間:1350分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 1年のブランクを経て元スペイン代表GKがイタリアの地で真価を発揮。衰えを感じさせないセービング能力で幾度もビッグセーブを連発し、好調フィオレンティーナを最後尾で支えた。 DFアンドレア・カンビアーゾ(24歳/ユベントス) 出場試合数:17(先発回数:14)/得点数:2/出場時間:1240分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 決して派手さはないものの、ユベントスらしい実に気の利いた好選手。両サイドバックをこなせ、モッタ監督が求める偽サイドバックの動きもそつなくこなす。堅実なユベントスに相応しいここまでの活躍から選出。 DFアミル・ラフマニ(30歳/ナポリ) 出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:1/出場時間:1710分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> コンテ監督が掲げる堅守を体現する存在。一昨季、DFキム・ミンジェと共にナポリをスクデットに導いたセンターバックは、今季輝きを取り戻し抜群の安定感を誇った。フルタイム出場。 DFイサク・ヒエン(25歳/アタランタ) 出場試合数:15(先発回数:14)/得点数:0/出場時間:1080 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨冬にアタランタに加入して以降、3バックの中央で頼もしいディフェンスリーダーとなった。対人の強さ、統率力と申し分なく今やリーグ屈指のセンターバックの評価を獲得。来夏のインテル行きが噂されている。 DFフェデリコ・ディマルコ(27歳/インテル) 出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:3/出場時間:1267分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> セリエA屈指の左サイドプレーヤーから世界でも指折りのクロッサーとなった。正確無比な鋭いキックでチャンスを創出。後方のバストーニと形成する左サイドは攻守に隙がない。 MFニコロ・バレッラ(27歳/インテル) 出場試合数:14(先発回数:14)/得点数:3/出場時間:1101分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ムヒタリアン、チャルハノールと共にセリエA最強の中盤を形成。右サイドに流れての正確なアーリークロスはバレッラのトレードマークとなった。ここまで3ゴール4アシストと攻撃にもよく絡んでいる。 MFエデルソン(25歳/アタランタ) 出場試合数:18(先発回数:17)/得点数:2/出場時間:1514 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アタランタのタイトなマンツーマンを実現させているダイナモ。広範囲をカバーできる正にボックス・トゥ・ボックスの体現者は、攻守に質の高いプレーでアタランタのクオリティを担保する存在。何をやらせてもハイレベルなエデルソン抜きに現在のアタランタは語れない。 MFタイアニ・ラインデルス(26歳/ミラン) 出場試合数:16(先発回数:15)/得点数:5/出場時間:1273分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チームとしてまとまりのないミランにおいて一貫してハイレベルなプレーを続けていたラインデルスを選出。今季加入のMFフォファナと良好な縦関係を築き、攻撃面でとりわけ大きなインパクトを残した。 FWマルクス・テュラム(27歳/インテル) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:12/出場時間:1367分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季セリエAに活躍の場を移して以降、飛躍を続けるフランス代表FW。厳しいと噂される父リリアンに見守られ、生まれ故郷イタリアでの進化が続く。ここまで12ゴール6アシスト。 FWモイゼ・ケアン(24歳/フィオレンティーナ) 出場試合数:17(先発回数:16)/得点数:11/出場時間:1398分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユベントスで燻っていたストライカーがフィオレンティーナで花開いた。前半戦を終えて11ゴール。元ストライカーのパッラディーノ監督の下、フィオレンティーナで決定力が開花。古巣相手に恩返し弾も決めるなど、華々しい活躍が続いている。 FWアデモラ・ルックマン(27歳/アタランタ) 出場試合数:15(先発回数:13)/得点数:9/出場時間:1036分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> デ・ケテラエル、レテギと共に魅惑のアタッキングメロディーを奏でた。とりわけ個での打開が光るルックマンは局面をこじ開ける際のキーマンとなっており、欠かせないピースとなっている。 2025.01.09 18:01 Thu4
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.25“アンチェロッティのピルロシステム”セリエAで圧倒/ミラン[2003-04]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.25</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2003-2004シーズン/ミラン 〜アンチェロッティのピルロシステム〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2003-04milan.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:カルロ・アンチェロッティ(44) 獲得タイトル:セリエA 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント9:★★★★★★★★★☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層8:★★★★★★★★☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">セリエAで圧倒</div> 1980年代にサッキ、1990年代にカペッロの下で黄金期を築いたミランは、2000年代ではアンチェロッティ監督に率いられて名門としての強さを誇示した。2002-03シーズンにユベントスとの激闘を制してCLのタイトルを獲得したミランは、アンチェロッティ体制下3年目のシーズンである2003-04シーズン、さらに磐石なチームへと昇華する。 まずは、ローマからカフーを獲得し、ウィークポイントだった右サイドバックを補強。さらに、当時まだ無名だったカカをサンパウロから招き入れた。そのカカはすぐさまチームに馴染み、ルイ・コスタからトップ下のポジションを奪った。そして、セリエAでは一貫した強さを披露。第18節以降から首位の座を守り、当時の最多勝ち点記録(勝ち点82)を更新してスクデットを獲得した。 ただ、CLでは思わぬ展開となった。決勝トーナメント準々決勝でデポルティボと対戦したチームは、1stレグをホームで4-1と快勝。しかし、リアソールでの2ndレグでは“スーペル・デポル”の破壊力に屈して0-4の大逆転劇を許し、まさかの敗退。大会2連覇を成し遂げることはできなかった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピルロ・システム</div> 選手時代にもミランで活躍したアンチェロッティはこのシーズン、ピルロを生かすためのスタイルを確立。守備の時間を減らすためにポゼッションを高め、ピルロに自由を与えながらも、その脇のガットゥーゾやアンブロジーニを守備に集中させ、攻守のバランスを保った。 両サイドバックが比較的高い位置を取ったが、ガットゥーゾやセードルフ、アンブロジーニが卓越した戦術眼でうまくカバー。さらに、マルディーニとネスタという当時世界でも指折りのセンターバック2枚が安定した守備を披露し、相手の攻撃を未然に防いでいった。 攻撃面では、ピルロから送られる良質なロングボールを軸に、前線3枚を中心としたカウンターが大きな武器だった。このシーズンのシェフチェンコは確かな決定力を発揮し、自身2度目のセリエA得点王に輝いている。その他、FWとしてマルチなプレーを見せるトマソン、相手DFとの巧みな駆け引きからゴールを奪うインザーギらアタッカー陣の質も高かった。そして、新進気鋭のカカは高速ドリブルで攻撃に幅を持たせ、チームに不可欠な存在となった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFアンドレア・ピルロ(25)</span> インテル時代など、元々トレクァルティスタ(トップ下)を主戦場としていたが、レジスタ(中盤の底)へのポジション変更を機にその才能が一気に開花。卓越したボールコントロールと高精度のパスでピッチにアートを描いた。その決定的なパスは相手DFを絶望の淵に陥れたほど。両脇にガットゥーゾやセードルフといった戦術眼に優れた選手が守備力を補ってくれたことで、自身の能力を思う存分に発揮することが可能だった。 2019.04.15 22:00 Mon5
