飛車角抜きのミランがケアーの後半AT弾で劇的ドローに持ち込む! ユナイテッドは18歳FWディアロ初弾に判定の恩恵受けるも…《EL》
2021.03.12 04:59 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・1stレグ、マンチェスター・ユナイテッドvsミランが11日にオールド・トラッフォードで行われ、1-1のドローに終わった。
ユナイテッドは前ラウンドでレアル・ソシエダと対戦。下馬評では拮抗した戦いが予想された中、アウェイ扱いとなった中立地トリノでの初戦を4-0の圧勝で飾ると、ホームでのリターンレグも0-0のドローで終えて危なげなく突破を決めた。
また、直近のプレミアリーグでは公式戦21連勝中だった絶好調のマンチェスター・シティとのダービーを2-0で完勝し、リーグ2位を維持している。そのダービーからは先発4人を変更。負傷のラッシュフォードに代わってグリーンウッドが起用されたほか、リンデロフ、ショー、フレッジに代わってバイリー、テレス、マティッチが起用された。
対するミランは、前ラウンドでツルヴェナ・ズヴェズダと対戦。格下相手に危なげなく突破を決めるかに思われたが、2試合を通じて大苦戦。2試合共に引き分けて2戦合計3-3のスコアもアウェイゴール数の差で上回り、薄氷の突破となった。
2-0で勝利した直近のヴェローナ戦からは先発2人を変更。ロマニョーリ、カスティジェホに代わってケアー、ブラヒム・ディアスを起用。古巣対戦となったイブラヒモビッチやチャルハノール、テオ・エルナンデスら主力5人が負傷などにより招集外となった。
5分には最終ラインの背後を取ったレオンがいきなりゴールネットを揺らすが、ここはオフサイドの判定。さらに、11分には相手陣内右サイドで得たスローインからボックス手前右で一瞬フリーとなったケシエがワントラップから見事な右足のシュートで再びゴールネットを揺らす。だが、先制かに思われたこのゴールはVARのレビューの結果、ケシエのかなり微妙なトラップ際のハンドを取られて認められず。
判定に救われて失点こそ免れたユナイテッドだが、立ち上がりの8分にマルシャルのボレーシュートで決定機を作った以外、攻守両面で低調なパフォーマンスに終始。相手に押し込まれた中、幾度かプレスを剥がして前進のチャンスを得るも、動き出しの少なさ、判断の遅れが目立ってなかなか前線に良い形で繋ぐことができない。
以降もミランペースで試合が進む。相手を押し込んで26分と31分にはいずれもディアスのチャンスメイクからクルニッチ、サーレマーケルズとボックス内でシュートチャンスが訪れるが、決め切ることができない。
その後、前半終盤にかけてようやく相手陣内深くまで侵攻し始めたユナイテッドは38分に絶好機が訪れる。右CKの場面でキッカーのテレスが左足インスウィングで入れたボールをニアのブルーノ・フェルナンデスが頭でフリック。ファーに走り込んだマグワイアが押し込みに行くが、このイージーシュートを左ポストに当ててしまい、ファーストチャンスを先制点に結びつけることはできなかった。
迎えた後半、先に動いたのはホームチーム。マルシャルを下げて今冬までアタランタで活躍していたアマド・ディアロを投入。この交代でディアロが右ウイング、グリーンウッドが1トップにポジションを移した。
すると、この選手交代が先制点をもたらす。50分、相手陣内中央でフリーとなったB・フェルナンデスからの浮き球のパスに反応したディアロがDFダロト、DFトモリの間にタイミング良く抜け出すと、飛び出したGKドンナルンマの寸前で放ったバックヘッドのシュートがゴールネットを揺らした。
18歳FWディアロの値千金の移籍後初ゴールで先手を奪ったユナイテッドだが、ここからミランの反撃に遭い押し込まれる展開に。58分にはセットプレーの二次攻撃からボックス左のケシエに際どいシュートを打たれると、64分にもカラブリアの右クロスに反応したクルニッチにヘディングシュートを許す。
1点ビハインドも良い形の攻撃が続くミランは69分、ディアスとサーレマーケルズに代えてトナーリとカスティジェホを同時投入。ケシエをトップ下に上げてより前がかる。また、負傷のカラブリアに代えてカルルをピッチへ送り出す。
一方、72分にグリーンウッドが見事な突破からのクロスで演出した決定機をD・ジェームズが決められず、試合を殺し切れないユナイテッド。74分には疲労が見えるB・フェルナンデス、ワン=ビサカ、D・ジェームズを下げてフレッジ、ショー、ブランドン・ウィリアムズの3人を一気に投入。フレッジ、テレスが2列目に入る守備的な布陣で逃げ切りを図る。
その後はミランが押し込み、ユナイテッドがカウンターで応戦する緊迫感のある攻防が続く中、83分には自陣ボックス手前でボールをロストしたマクトミネイがクルニッチを後方から押し倒す。すでに1枚カードをもらっていたマクトミネイは2枚目で退場かに思われたが、主審はファウルを取ったもののカードは出さず。
2度の不利な判定もあり、このままホームチームに押し切られるかに思われたミランだったが、最後の最後に劇的な同点ゴールを奪う。93分、左CKの場面でキッカーのクルニッチが右足インスウィングで入れたボールを巧みな動き出しでマークを振り切ったケアーがゴールから離れる動きから強烈なヘディングシュートを放つと、GKヘンダーソンの手を弾いたボールがゴールネットに突き刺さった。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、飛車角抜きも敵地で奮闘を見せたミランが価値あるアウェイゴールを持ち帰り、わずかながらのアドバンテージを持って来週の2ndレグに臨むことになった。
ユナイテッドは前ラウンドでレアル・ソシエダと対戦。下馬評では拮抗した戦いが予想された中、アウェイ扱いとなった中立地トリノでの初戦を4-0の圧勝で飾ると、ホームでのリターンレグも0-0のドローで終えて危なげなく突破を決めた。
また、直近のプレミアリーグでは公式戦21連勝中だった絶好調のマンチェスター・シティとのダービーを2-0で完勝し、リーグ2位を維持している。そのダービーからは先発4人を変更。負傷のラッシュフォードに代わってグリーンウッドが起用されたほか、リンデロフ、ショー、フレッジに代わってバイリー、テレス、マティッチが起用された。
2-0で勝利した直近のヴェローナ戦からは先発2人を変更。ロマニョーリ、カスティジェホに代わってケアー、ブラヒム・ディアスを起用。古巣対戦となったイブラヒモビッチやチャルハノール、テオ・エルナンデスら主力5人が負傷などにより招集外となった。
プレミア2位、セリエA2位に位置する欧州屈指の名門同士の一戦は飛車角抜きのアウェイチームが良い入りを見せる。前からアグレッシブにプレスを仕掛けて相手のビルドアップに制限をかけ、良い形でボールを奪っていく。
5分には最終ラインの背後を取ったレオンがいきなりゴールネットを揺らすが、ここはオフサイドの判定。さらに、11分には相手陣内右サイドで得たスローインからボックス手前右で一瞬フリーとなったケシエがワントラップから見事な右足のシュートで再びゴールネットを揺らす。だが、先制かに思われたこのゴールはVARのレビューの結果、ケシエのかなり微妙なトラップ際のハンドを取られて認められず。
判定に救われて失点こそ免れたユナイテッドだが、立ち上がりの8分にマルシャルのボレーシュートで決定機を作った以外、攻守両面で低調なパフォーマンスに終始。相手に押し込まれた中、幾度かプレスを剥がして前進のチャンスを得るも、動き出しの少なさ、判断の遅れが目立ってなかなか前線に良い形で繋ぐことができない。
以降もミランペースで試合が進む。相手を押し込んで26分と31分にはいずれもディアスのチャンスメイクからクルニッチ、サーレマーケルズとボックス内でシュートチャンスが訪れるが、決め切ることができない。
その後、前半終盤にかけてようやく相手陣内深くまで侵攻し始めたユナイテッドは38分に絶好機が訪れる。右CKの場面でキッカーのテレスが左足インスウィングで入れたボールをニアのブルーノ・フェルナンデスが頭でフリック。ファーに走り込んだマグワイアが押し込みに行くが、このイージーシュートを左ポストに当ててしまい、ファーストチャンスを先制点に結びつけることはできなかった。
迎えた後半、先に動いたのはホームチーム。マルシャルを下げて今冬までアタランタで活躍していたアマド・ディアロを投入。この交代でディアロが右ウイング、グリーンウッドが1トップにポジションを移した。
すると、この選手交代が先制点をもたらす。50分、相手陣内中央でフリーとなったB・フェルナンデスからの浮き球のパスに反応したディアロがDFダロト、DFトモリの間にタイミング良く抜け出すと、飛び出したGKドンナルンマの寸前で放ったバックヘッドのシュートがゴールネットを揺らした。
18歳FWディアロの値千金の移籍後初ゴールで先手を奪ったユナイテッドだが、ここからミランの反撃に遭い押し込まれる展開に。58分にはセットプレーの二次攻撃からボックス左のケシエに際どいシュートを打たれると、64分にもカラブリアの右クロスに反応したクルニッチにヘディングシュートを許す。
1点ビハインドも良い形の攻撃が続くミランは69分、ディアスとサーレマーケルズに代えてトナーリとカスティジェホを同時投入。ケシエをトップ下に上げてより前がかる。また、負傷のカラブリアに代えてカルルをピッチへ送り出す。
一方、72分にグリーンウッドが見事な突破からのクロスで演出した決定機をD・ジェームズが決められず、試合を殺し切れないユナイテッド。74分には疲労が見えるB・フェルナンデス、ワン=ビサカ、D・ジェームズを下げてフレッジ、ショー、ブランドン・ウィリアムズの3人を一気に投入。フレッジ、テレスが2列目に入る守備的な布陣で逃げ切りを図る。
その後はミランが押し込み、ユナイテッドがカウンターで応戦する緊迫感のある攻防が続く中、83分には自陣ボックス手前でボールをロストしたマクトミネイがクルニッチを後方から押し倒す。すでに1枚カードをもらっていたマクトミネイは2枚目で退場かに思われたが、主審はファウルを取ったもののカードは出さず。
2度の不利な判定もあり、このままホームチームに押し切られるかに思われたミランだったが、最後の最後に劇的な同点ゴールを奪う。93分、左CKの場面でキッカーのクルニッチが右足インスウィングで入れたボールを巧みな動き出しでマークを振り切ったケアーがゴールから離れる動きから強烈なヘディングシュートを放つと、GKヘンダーソンの手を弾いたボールがゴールネットに突き刺さった。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、飛車角抜きも敵地で奮闘を見せたミランが価値あるアウェイゴールを持ち帰り、わずかながらのアドバンテージを持って来週の2ndレグに臨むことになった。
マンチェスター・ユナイテッドの関連記事
UEFAヨーロッパリーグの関連記事
|
|
マンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
元ユナイテッドSDがFAに復帰…新設のチーフ・フットボール・オフィサーに就任
元マンチェスター・ユナイテッドのスポーツディレクター(SD)、ダン・アシュワース氏が、イングランドサッカー協会(FA)に復帰することになった。 FAは14日、アシュワース氏が新設のチーフ・フットボール・オフィサーに就任すると発表。同職ではイングランド代表の男女チームと緊密に連携していくことになるという。 昨年12月にユナイテッドのSDをわずか5カ月で退任したアシュワース氏。それ以前にはブライトン&ホーヴ・アルビオン、ニューカッスルで手腕を発揮しており、国内外のクラブからのオファーも想定されていたが、2018年まで6年間に渡って勤務していたFAに復帰することになった。 アシュワース氏は、セント・ジョージズ・パークの再開発を監督し、2028年に開催されるユーロ2028の共催に向け、競技施設とピッチの改善を目指す。 さらに、この新役職は、男子フットボールのテクニカルディレクターであるジョン・マクダーモット氏と緊密に連携するとともに、FAの最高経営責任者(CEO)であるマーク・ブリンガム氏とも連携する。 また、イングランド国内の地元出身のコーチの育成にも携わる予定だという。 2025.05.15 16:30 Thu2
フレッチャー氏の双子の息子がユナイテッドとプロ契約 シティのアカデミーから昨夏加入
マンチェスター・ユナイテッドがクラブOBの息子たちとプロ契約を交わしたようだ。 そのクラブOBとは元スコットランド代表MFのダレン・フレッシャー氏だ。ユナイテッドではアカデミー出身の選手として2003〜2015年まで活躍。当時のチームが華やかなメンツで彩られるなか、豊富な運動量と献身性をもってして中盤の主力としてプレーした。 そんなフレッシャー氏も40歳となり、古巣ユナイテッドのテクニカルディレクターを務める傍ら、私生活では大きく育った息子たちのパパ。双子のジャックとタイラーは昨夏にマンチェスター・シティのアカデミーからユナイテッドのアカデミーに移籍し、話題を集めた。 イギリス『デイリー・メール』によると、2人はユナイテッド入りして以来、印象的で、ジャックの方はエリク・テン・ハグ監督に好印象を与えてシニアチームの練習に急きょ参加したほど。今年3月19日が17歳の誕生日だった両者は揃ってプロ契約にサインしたという。 今季のシニアチームではマーカス・ラッシュフォード、スコット・マクトミネイ、アレハンドロ・ガルナチョに続き、アカデミー出身選手からコビー・メイヌーが台頭。ジャックとタイラーも父を追うように将来のシニアチームで活躍が期待されるが、いかに。 2024.04.04 13:15 Thu3
ユナイテッドの組織改革続く! 新TDにサウサンプトンからウィルコックスFDを招へい
マンチェスター・ユナイテッドが新たなテクニカルディレクター(TD)を招へいした。 ユナイテッドは19日、ジェイソン・ウィルコックス氏(52)のTD就任を発表。今後、ウィルコックス氏はフットボール部門の技術分野に携わっていくという。同氏は昨夏からサウサンプトンのフットボールディレクターとして活躍。かつてはマンチェスター・シティでアカデミーディレクターなどを歴任した。 ユナイテッドでは共同オーナーに就任したジム・ラトクリフ氏のもと、組織改革の動きがあり、シティを束ねるシティ・フットボール・グループ(CFG)から最高執行責任者(COO)のオマル・ベラダ氏を新たな最高経営責任者(CEO)として引き抜きに成功済み。ウィルコックス氏はそれに続く入閣となった。 昨夏にウィルコックス氏を招へいしたばかりのサウサンプトン側もユナイテッド側と不本意ながらの合意を明らかに。納得のいく補償金を受け取るという。移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、即時のユナイテッド行きとなり、夏の移籍市場にも関わっていく模様だ。 なお、ユナイテッドは新スポーツディレクター(SD)として、ニューカッスル・ユナイテッドからダン・アシュワース氏の招へいにも乗り出しており、ロマーノ氏いわく、こちらも話し合いが続いているそうだ。 2024.04.20 11:20 Sat4
“ジャンピングチョップ事件”いまだ和解なし、ファン・ニステルローイが宿敵との騒動を振り返る
▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が、宿敵との騒動を振り返った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。 ▽事件は約13年前のオールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルで起こった。当時のプレミアリーグは、ユナイテッドとアーセナルの2強時代。MFロイ・キーン、MFパトリック・ヴィエラという闘将に率いられていた両者の直接対決は、常に意地と意地がぶつかり合う激闘だった。 ▽そして試合では、0-0で迎えたアディショナルタイムにFWディエゴ・フォルランがボックス内でDFマーティン・キーオンに倒されてPKを獲得。しかし、このPKキッカーを務めた名手ファン・ニステルローイは、シュートをバーに当ててしまった。 ▽そして、試合は0-0のまま終了。宿敵の絶対的エースがPKを失敗したことにより勝ち点を獲得してテンションが上がったアーセナルの選手たちは、試合終了の笛とともにファン・ニステルローイを囲んで挑発。試合中も激しくやりあっていたキーオンは、ファン・ニステルローイに“ジャンピングチョップ”を敢行した。 ▽オックスフォード大学での講義にゲストとして参加したファン・ニステルローイ氏は、「キーオンに街でたまたま会ったら、どのように振舞うのか?」と尋ねられると、冗談交じりに「彼は再び私の上に飛んでくるだろう(笑)。時代を生きていくには、クレバーじゃないといけないと思ったよ」と語り、会場の笑いを誘った。 ▽一方、この事件があった2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を経験したキーオン氏は先月、当時について以下のように振り返っていた。 「おそらく、私は過剰な反応を見せてしまった。ルート・ファン・ニステルローイは、ブラックリスト入りする信用できない敵だった。彼はトッププレーヤーであり、ファイターだったが、どんな手を使ってでも相手を打ちのめそうとするような選手だった」 2016.02.08 20:42 Mon5
