「彼らに人生を借りることになる」フルアムの32歳MFが腎臓移植手術へ、兄や親友が臓器提供
2021.03.03 20:45 Wed
フルアムの元スコットランド代表MFケビン・マクドナルドが、来月にも腎臓移植を行うことを告白した。
32歳のマクドナルドは、慢性腎臓病を患っており、その状態が12年間も続いていた。しかし、現在では状態が悪化。キャリアを早急に終わらせてしまう可能性があると感じているようだ。
マクドナルドはフルアムの公式サイトのインタビューで「サッカーは素晴らしかった。しかし、これは引き継いでいかなければならない」とコメント。病気とはずっと付き合っていく必要があるとした。
「僕は今それを行いたいと思っている。全てが正しいということを確認し、そこから戻り、再び通常の生活を送りたい」
マクドナルドは、スコットランドのダンディーFCでキャリアをスタート。その後イングランドへと渡り、バーンリーやスカンソープ・ユナイテッド、ノッツ・カウンティ、シェフィールド・ユナイテッド、ウォルバーハンプトンでプレー。2016年7月からフルアムでプレーしている。
フルアムでは公式戦128試合に出場し6ゴール5アシストを記録。昨シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)で16試合に出場し、チームの昇格に貢献していたが、今シーズンはコンディションの問題もありプレミアリーグに登録されず、プレーしていない状況だ。
そのマクドナルドだが、手術を行い、その後およそ3カ月に渡るリハビリを終えた後も、プロとしてプレーし続けることを期待している。
「僕は32歳で、おそらくは35歳になるまではプレーできただろう。プレミアリーグは僕にとってスピーディすぎるけど、自分がキャリアのどの位置にいるかは理解している」
「サッカーをしたいか?僕は肉体的にも精神的にも準備できているか?それとも指導者の道を歩むか?手術を終えて自分がどう感じるかを見るまでは分からないね」
本来であれば2月に手術を行う予定だったが、これも新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響で遅れることに。4月には行われることを期待しており、マクドナルドの兄弟と親友の1人が腎臓を提供する準備ができているという。
「移植が最終目標であることを知り、僕は自分のキャリア全体で準備してきた。サッカーをやりきった後に行いたかったけど、最近の検査の結果により予定より早くなるだろう」
「僕はキャリアを終えるため、週に4度の透析を続けることもできた。でも、特別なことをしなければいけない時が来た」
「僕が生きているドナーを持つことにはとても多くの利点があり、僕は彼らに人生を借りることになるんだ」
まずは手術が成功することを願いながら、再びピッチに立つ姿が見られることを期待したい。
32歳のマクドナルドは、慢性腎臓病を患っており、その状態が12年間も続いていた。しかし、現在では状態が悪化。キャリアを早急に終わらせてしまう可能性があると感じているようだ。
マクドナルドはフルアムの公式サイトのインタビューで「サッカーは素晴らしかった。しかし、これは引き継いでいかなければならない」とコメント。病気とはずっと付き合っていく必要があるとした。
マクドナルドは、スコットランドのダンディーFCでキャリアをスタート。その後イングランドへと渡り、バーンリーやスカンソープ・ユナイテッド、ノッツ・カウンティ、シェフィールド・ユナイテッド、ウォルバーハンプトンでプレー。2016年7月からフルアムでプレーしている。
また、2018年にはスコットランド代表としてUEFAネーションズリーグなど5試合に出場したこともある。
フルアムでは公式戦128試合に出場し6ゴール5アシストを記録。昨シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)で16試合に出場し、チームの昇格に貢献していたが、今シーズンはコンディションの問題もありプレミアリーグに登録されず、プレーしていない状況だ。
そのマクドナルドだが、手術を行い、その後およそ3カ月に渡るリハビリを終えた後も、プロとしてプレーし続けることを期待している。
「僕は32歳で、おそらくは35歳になるまではプレーできただろう。プレミアリーグは僕にとってスピーディすぎるけど、自分がキャリアのどの位置にいるかは理解している」
「サッカーをしたいか?僕は肉体的にも精神的にも準備できているか?それとも指導者の道を歩むか?手術を終えて自分がどう感じるかを見るまでは分からないね」
本来であれば2月に手術を行う予定だったが、これも新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響で遅れることに。4月には行われることを期待しており、マクドナルドの兄弟と親友の1人が腎臓を提供する準備ができているという。
「移植が最終目標であることを知り、僕は自分のキャリア全体で準備してきた。サッカーをやりきった後に行いたかったけど、最近の検査の結果により予定より早くなるだろう」
「僕はキャリアを終えるため、週に4度の透析を続けることもできた。でも、特別なことをしなければいけない時が来た」
「僕が生きているドナーを持つことにはとても多くの利点があり、僕は彼らに人生を借りることになるんだ」
まずは手術が成功することを願いながら、再びピッチに立つ姿が見られることを期待したい。
フルアムの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
フルアムの人気記事ランキング
1
チェルシーがフルアムに劇的逆転勝利! ジョージのPL初ゴールにペドロ・ネトが後半AT弾【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第33節、フルアムvsチェルシーが20日にクレイブン・コテージで行われ、アウェイのチェルシーが1-2で逆転勝利した。 6位のチェルシーは9位フルアムとのロンドン・ダービーでリーグ3戦ぶりの白星を目指した。前節はイプスウィッチ・タウンに2点を先行されたなか、2-2のドローに持ち込むことが精いっぱいだった。続くカンファレンスリーグ(ECL)準々決勝2ndレグではホームでレギア・ワルシャワに1-2の敗戦。ECL本選初黒星も、2戦合計4-2でベスト4進出を決めた。 難敵とのアウェイ開催のダービーマッチでバウンスバックを図ったマレスカ監督は、リース・ジェームズ、ククレジャ、パーマー、ジャクソンを除く先発7人を変更。カイセドやエンソ・フェルナンデス、コルウィルら主力が復帰した。 キックオフ直後は元スパーズのセセニョンの果敢な仕掛けなどフルアムが勢いを持って入ったが、時間の経過とともにチェルシーが押し返していく。その流れでパーマーやジェームズがミドルレンジから足を振っていく。 一進一退の攻防が続くなか、先手を奪ったのはホームチーム。20分、相手陣内左サイドでジェームズを囲んで潰すと、そのまま縦に運んだセセニョンがペナルティアーク付近のイウォビに横パスを繋ぐ。イウォビはボックス内に運んで左足の対角シュートをゴール右下隅に突き刺した。 失点後はビハインドのチェルシーがボールを持つ展開となったが、フルアムのコンパクトな守備やDFバッシーを筆頭に対人の際を制す好守に手を焼く。ペドロ・ネトの高速クロスにジャクソンが飛び込む場面やパーマーが個人技で見せ場を作ったが、明確な決定機を作れないまま前半を終えた。 迎えた後半、チェルシーはジェームズとマドゥエケの右サイドの2人を下げてグスト、サンチョを投入。この交代でペドロ・ネトが右、サンチョが左に入った。 立ち上がりからエンジン全開で前に出たチェルシーは、フルアムを押し込んで厚みのある攻撃を続けていく。53分にはグストがミドルシュートを枠に飛ばしたが、これはGKレノの正面を突く。 以降もボックス内でペドロ・ネトやサンチョのシュートでゴールに迫るが、あと一工夫が足りないチェルシー。時間の経過とともに攻めあぐねる状況が続くと、78分にはジャクソンを諦めてジョージをピッチに送り出すと、この交代策が見事に嵌った。 83分、ロングフィードをボックス付近でペドロ・ネト、パーマーが競ったこぼれ球がペナルティアーク付近のジョージの足元に流れると、これを右足の正確なシュートでゴール左隅に流し込み、先日のカンファレンスリーグでの初ゴールに続いて値千金のプレミアリーグ初ゴールとした。 その後、グストの負傷でアダラビオヨのスクランブル投入を余儀なくされたものの、勝ち点3へ貪欲な姿勢を示したアウェイチームは後半アディショナルタイムの93分に劇的ゴールを奪った。パーマーとのパス交換で右サイド深くに侵攻したエンソからのグラウンダーの折り返しにボックス中央で反応したペドロ・ネトが鮮やかな反転から強烈な左足シュートをゴールネットに突き刺した。 そして、ジョージ、ネトの連続ゴールによって土壇場で試合を引っくり返したチェルシーがダービーで劇的な逆転勝利を飾り、暫定ながらCL出場圏内の5位に浮上した。 フルアム 1-2 チェルシー 【フルアム】 アレックス・イウォビ(前20) 【チェルシー】 ティリク・ジョージ(後39) ペドロ・ネト(後48) 2025.04.21 00:41 Mon2
今季ゴール量産の前田大然にリバプールやアーセナルなどプレミアの複数クラブが関心か? 移籍金は48.3億円程度
今シーズンのセルティックで多大なる活躍を見せている日本代表FW前田大然(27)にプレミアリーグのビッグクラブが関心を持っているという。イギリス『TBR』が伝えた。 2022年1月に横浜F・マリノスからセルティックに加入した前田。今シーズンは公式戦47試合で33ゴールを記録。スコティッシュ・プレミアシップでは16ゴールを記録し、得点ランキングトップに立つとともに、シーズンMVPの最終候補に残っている。 左ウイングを主戦場としていた前田は、1月に日本代表FW古橋亨梧がスタッド・レンヌへと完全移籍したことを受けて中央でのプレーが増えることに。すると一気にゴールを量産し、1つステップを登った形となっている。 前田とセルティックの契約は2027年夏までとなっており、ブレンダン・ロジャーズ監督も今夏の移籍の可能性を示唆していたが、プレミアリーグからの関心が高まっているという。 前田の獲得に関心を持っているのは、アーセナル、リバプール、チェルシー、トッテナム・ホットスパーとのこと。さらに、アストン・ビラやブレントフォード、フルアム、クリスタル・パレス、ウェストハム、リーズ・ユナイテッドなども興味を持っているという。 前田の移籍金は約2500万ポンド(約48億3000万円)と見られており、プレミアリーグのクラブであれば手が出せる金額。前田自身は「ここにいる間は、常にセルティックのために戦い、プレーしたいと思っています。チームのために集中してプレーし続けたいです」と、セルティックのためにプレーすることを口にしていたが、セルティックが最後のクラブになるかという質問には「うーん、よく分かりません。難しい質問ですね」と、残留を明言せず、高みを目指していくことは間違いないと見られている。 2025.05.02 16:45 Fri3
トッテナム、元セルティックFWジョタの動向を注視…アル・イテハドとの契約解除を期待か
トッテナムがアル・イテハドのポルトガル人FWジョタ(24)に関心を寄せているようだ。イギリス『90min』が伝えている。 昨シーズンまで2年間セルティックで活躍したジョタ。日本代表の古橋亨梧や前田大然と強力3トップを形成したウインガーは今夏欧州5大リーグへのステップアップも噂されたが、最終的に移籍金2500万ポンド(約45億1000万円)でサウジアラビアへ渡った。 アル・イテハドでは頼れる同胞のヌーノ・エスピリト・サント監督が待っていたが、リーグ戦開幕5試合は全て途中出場。直近3試合はベンチ外が続き、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場もなし。すでに契約解除を希望しているという。 先月末には来年1月のセルティック復帰という噂も出ていたが、『90min』によると、前セルティック指揮官のアンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナムもジョタをリストアップしているとのことだ。 ジョタはすぐにでも欧州へ戻ることを望んでおり、トッテナムとしてはアル・イテハドとの交渉ではなく契約解除を期待している段階。フリーの身となれば移籍金が発生しないため、契約が解除され次第、アプローチをかけるものとみられている。 また、ジョタの動向についてはトッテナムとセルティック以外にウェストハム、ブレントフォード、フルアム、エバートン、クリスタル・パレスからも注目が。ただ、ジョタ本人はポステコグルー監督との再共闘を優先していると考えられている。 2023.10.05 14:35 Thu4
ブレイズのベテランDFバシャムがフルアム戦で重傷…緊急搬送され長期離脱が濃厚に
シェフィールド・ユナイテッドのイングランド人DFクリス・バシャムが、フルアム戦で大ケガに見舞われた。イギリス『SPORT bible』が報じている。 7日に行われたプレミアリーグ第8節のフルアム戦に先発出場したバシャムは22分に右サイド深くからクロスを上げようとした際に足を滑らせて転倒すると、左足首があらぬ方向に曲がっており、すぐに事態の深刻さに気付いた相手DFティム・リームがすぐさまメディカルスタッフを呼び込んだ。 10分以上の治療を受け、担架に乗せられてピッチを去るバシャムには、アウェイサポーターだけでなくホームサポーターからも励ましの拍手が送られることになった。 試合後にイギリス『BBC』のインタビューを受けたシェフィールド・ユナイテッドのポール・ヘッキングボトム監督は、バシャムについて以下のように語っている。 「バシャムは話せる状態ではなかった。彼は運ばれるとき息が上がっていて、酸素を吸入していた。そして今は病院にいる」 「誰が見てもひどいケガだとわかる。彼は今、病院で適切な治療を受けている。我々は連絡を取り合い彼の様子を見るつもりだ」 「我々は彼のことを心配している。あのようなケガは絶対に見たくないし、あのようなことが起きると間違いなくスタジアムの雰囲気に影響する。だが、それがチームに影響を与えたと私は考えていない。我々はできる限りプロフェッショナルであろうとし、最後までプレーを続けたんだ」 現時点でバシャムのケガの詳細は不明だが、開放骨折といった深刻なケガの可能性が高く35歳という年齢を考えれば、今後のキャリアが危ぶまれるところ。それだけに多くのフットボールファン同様に同選手が再びピッチに戻り、再び元気にプレーできることを心から願いたい。 2023.10.08 07:30 Sun5