【ラ・リーガ第21節プレビュー】バルサとアスレティックが今月3度目の対戦! ここまで1勝1敗で完全決着へ
2021.01.29 19:00 Fri
先週末に行われた第20節ではアトレティコ・マドリー、レアル・マドリー、バルセロナ、セビージャと上位陣が揃って快勝を収め、後半戦初戦を白星で飾った。
1月最後となる今節では今月3度目の対戦となる3位のバルセロナ(勝ち点37)と、9位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点24)の名門対決に注目したい。
バルセロナは前節、エースFWメッシを出場停止で欠く中、降格圏に沈むエルチェと対戦。不用意なミスから与えた決定機を守護神テア・シュテーゲンのビッグセーブで辛くも凌ぐバタつきはあったものの、MFデ・ヨングとMFリキ・プッチのゴールによって2-0の快勝。ラ・リーガ4連勝を飾っている。さらに、27日に行われたコパ・デル・レイ4回戦でも2部のラージョを相手に2-1で競り勝っている。
首位チームが一向に取りこぼさない中、勝ち点3を積み上げていくしかない状況が続くクーマン率いるチームは、公式戦9戦ぶりのカンプ・ノウを舞台にスーペル・コパ決勝で敗れた因縁の相手にリベンジを狙う。とりわけ、バルセロナで初の退場となったメッシは並々ならぬモチベーションで試合に臨むはずだ。
一方、スーペル・コパでマルセリーノ体制初白星、初タイトルを獲得したアスレティックは、前節のヘタフェ戦でもホームでマニータを達成する5-1の圧勝。バルセロナ同様に直近のコパ・デル・レイでもマドリーを破った3部のアルコヤーノに勝ち切って好調を維持。選手層に不安を抱える中で主力の疲労は気がかりなところだが、絶好調のMFムニアインを中心にカンプ・ノウ攻略を図る。
7連勝で首位を快走するアトレティコ(勝ち点47)は、11位のカディス(勝ち点24)とのアウェイゲームで更なる連勝更新を目指す。前節のバレンシア戦では試合途中にMFカラスコを右サイドに移すなど、DFトリッピアー不在の中で試行錯誤をしつつきっちり結果を残している点はさすがの一言。直近2試合連発でついに得点ランキングトップに立った絶好調のFWスアレスを軸に、前回対戦では4-0の圧勝も堅守速攻を得意とする曲者相手にきっちり勝ち切りたい。
2位のマドリー(勝ち点40)は前節、指揮官ジダンをコロナの影響で欠いた中、FWベンゼマのドブレーテの活躍などでアラベスに快勝。公式戦4試合ぶりの白星を手にした。この重要な勝利をキッカケに再浮上を図る中、今節では12位のレバンテ(勝ち点23)と対戦する。ジダン監督とDFナチョが自主隔離措置で引き続き試合に絡めない上、DFセルヒオ・ラモス、DFカルバハルとMFルーカス・バスケスが別メニュー調整と、守備陣に不安を抱えており、ベンゼマと共に復調気配を漂わすFWアザールのコンビで大量ゴールを狙いたい。
前節、セルタに辛くも引き分けて公式戦の連敗を「3」でストップしたMF乾貴士、FW武藤嘉紀を擁する15位のエイバル(勝ち点20)は、4位のセビージャ(勝ち点36)という難敵相手に勝ち点3奪取を目指す。リーグ屈指の守備組織を誇る相手に対して、両選手は積極果敢な仕掛けでチームの突破口となりたい。
MF久保建英の所属する13位のヘタフェ(勝ち点23)は前節、アスレティックを相手に開始20秒の先制点を奪ったものの、そこから5点を奪われて1-5の大敗。久保にとっては新天地での初の黒星となった。そのアスレティック戦ではチーム全体が守勢に回り消える時間が長かったが、18位のアラベス(勝ち点18)との対戦ではチームがよりボールを握れる展開が予想されており、本領発揮といきたい。
FW岡崎慎司を擁する最下位のウエスカ(勝ち点13)は今節、残留争いのライバルである16位のバジャドリー(勝ち点20)とのアウェイゲームに臨む。前節のビジャレアル戦で新体制初先発を飾った岡崎は前線からの守備や背後への動きなど、持ち味の一端を披露し、0-0のドローに貢献。ただ、最下位という順位を考えれば、パチェタ新体制3戦目での勝利に向けてゴールという目に見える結果を残したい。
その他では5位のビジャレアル(勝ち点34)と、6位のレアル・ソシエダ(勝ち点31)による上位対決にも注目したい。
《ラ・リーガ第21節》
▽1/29(金)
《29:00》
バジャドリー vs ウエスカ
▽1/30(土)
《22:00》
エイバル vs セビージャ
《24:15》
レアル・マドリー vs レバンテ
《26:30》
バレンシア vs エルチェ
《29:00》
ビジャレアル vs レアル・ソシエダ
▽1/31(日)
《22:00》
ヘタフェ vs アラベス
《24:15》
カディス vs アトレティコ・マドリー
《26:30》
グラナダ vs セルタ
《29:00》
バルセロナ vs アスレティック・ビルバオ
▽2/1(月)
《29:00》
ベティス vs オサスナ
1月最後となる今節では今月3度目の対戦となる3位のバルセロナ(勝ち点37)と、9位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点24)の名門対決に注目したい。
バルセロナは前節、エースFWメッシを出場停止で欠く中、降格圏に沈むエルチェと対戦。不用意なミスから与えた決定機を守護神テア・シュテーゲンのビッグセーブで辛くも凌ぐバタつきはあったものの、MFデ・ヨングとMFリキ・プッチのゴールによって2-0の快勝。ラ・リーガ4連勝を飾っている。さらに、27日に行われたコパ・デル・レイ4回戦でも2部のラージョを相手に2-1で競り勝っている。
一方、スーペル・コパでマルセリーノ体制初白星、初タイトルを獲得したアスレティックは、前節のヘタフェ戦でもホームでマニータを達成する5-1の圧勝。バルセロナ同様に直近のコパ・デル・レイでもマドリーを破った3部のアルコヤーノに勝ち切って好調を維持。選手層に不安を抱える中で主力の疲労は気がかりなところだが、絶好調のMFムニアインを中心にカンプ・ノウ攻略を図る。
今月ここまでの対戦成績は1勝1敗の五分となっており、今回の対戦で完全決着となるか。
7連勝で首位を快走するアトレティコ(勝ち点47)は、11位のカディス(勝ち点24)とのアウェイゲームで更なる連勝更新を目指す。前節のバレンシア戦では試合途中にMFカラスコを右サイドに移すなど、DFトリッピアー不在の中で試行錯誤をしつつきっちり結果を残している点はさすがの一言。直近2試合連発でついに得点ランキングトップに立った絶好調のFWスアレスを軸に、前回対戦では4-0の圧勝も堅守速攻を得意とする曲者相手にきっちり勝ち切りたい。
2位のマドリー(勝ち点40)は前節、指揮官ジダンをコロナの影響で欠いた中、FWベンゼマのドブレーテの活躍などでアラベスに快勝。公式戦4試合ぶりの白星を手にした。この重要な勝利をキッカケに再浮上を図る中、今節では12位のレバンテ(勝ち点23)と対戦する。ジダン監督とDFナチョが自主隔離措置で引き続き試合に絡めない上、DFセルヒオ・ラモス、DFカルバハルとMFルーカス・バスケスが別メニュー調整と、守備陣に不安を抱えており、ベンゼマと共に復調気配を漂わすFWアザールのコンビで大量ゴールを狙いたい。
前節、セルタに辛くも引き分けて公式戦の連敗を「3」でストップしたMF乾貴士、FW武藤嘉紀を擁する15位のエイバル(勝ち点20)は、4位のセビージャ(勝ち点36)という難敵相手に勝ち点3奪取を目指す。リーグ屈指の守備組織を誇る相手に対して、両選手は積極果敢な仕掛けでチームの突破口となりたい。
MF久保建英の所属する13位のヘタフェ(勝ち点23)は前節、アスレティックを相手に開始20秒の先制点を奪ったものの、そこから5点を奪われて1-5の大敗。久保にとっては新天地での初の黒星となった。そのアスレティック戦ではチーム全体が守勢に回り消える時間が長かったが、18位のアラベス(勝ち点18)との対戦ではチームがよりボールを握れる展開が予想されており、本領発揮といきたい。
FW岡崎慎司を擁する最下位のウエスカ(勝ち点13)は今節、残留争いのライバルである16位のバジャドリー(勝ち点20)とのアウェイゲームに臨む。前節のビジャレアル戦で新体制初先発を飾った岡崎は前線からの守備や背後への動きなど、持ち味の一端を披露し、0-0のドローに貢献。ただ、最下位という順位を考えれば、パチェタ新体制3戦目での勝利に向けてゴールという目に見える結果を残したい。
その他では5位のビジャレアル(勝ち点34)と、6位のレアル・ソシエダ(勝ち点31)による上位対決にも注目したい。
《ラ・リーガ第21節》
▽1/29(金)
《29:00》
バジャドリー vs ウエスカ
▽1/30(土)
《22:00》
エイバル vs セビージャ
《24:15》
レアル・マドリー vs レバンテ
《26:30》
バレンシア vs エルチェ
《29:00》
ビジャレアル vs レアル・ソシエダ
▽1/31(日)
《22:00》
ヘタフェ vs アラベス
《24:15》
カディス vs アトレティコ・マドリー
《26:30》
グラナダ vs セルタ
《29:00》
バルセロナ vs アスレティック・ビルバオ
▽2/1(月)
《29:00》
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