Jリーグ、今季も交代は5名、脳震盪による交代が1名まで可能に…飲水タイムは両チーム合意で「なし」も可能

2021.01.28 17:45 Thu
©︎J.LEAGUE
Jリーグは28日、2021シーズンの大会ルールについて発表した。

2020シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、通常とは違うレギュレーションを適用。選手交代が5名まで認められたほか、選手が同じボトルを使用しない感染予防のため、飲水タイムが設けられるなどした。

2021シーズンも交代人数は5名のままとなり、交代回数はハーフタイムを除いて3回となる。
なお、国際サッカー評議会(IFAB)より通達があり、「脳振盪による交代(再出場なし)の追加における試行」について、1試合において最大1人の「脳振盪による交代」が可能となる。この場合は、選手交代枠とは別でカウントされる。

なお、通常の選手交代と合わせて行なった場合は通常の交代にカウントされる。
また、飲水タイムも前後半で1回ずつ設けられることが決定。しかし、両チーム合意の場合は、飲水タイムを設けいないことも可能となる。

その場合は、WBGT値(湿球黒球温度)※が基準値を超えないことが条件となる。

なお、飲水タイムは7月までの実施となり、8月以降はその時点の状況を見て再検討されることとなる。

また、YBCルヴァンカップに関しては、U-21の先発出場ルールを適用しないことも決定。2020シーズンから継続して行われる。

※WBGT値:気温、湿度、日射・輻射などの周辺熱環境を総合して計測する暑さ指数。JFA「熱中症対策ガイドライン」にて飲水タイムを行う際の基準が定められている。

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