イブラヒモビッチのドッピエッタでミランが快勝、首位を堅守《セリエA》

2021.01.19 06:39 Tue
Getty Images
ミランは18日、セリエA第18節でカリアリとのアウェイ戦に臨み、2-0で快勝した。

前節トリノ戦を2-0と快勝して首位をキープしたミラン(勝ち点40)は、前日の試合で2位インテルがユベントスに勝利したことで暫定ながら勝ち点で並ばれた。そのミランはチャルハノールとテオ・エルナンデスがコロナ陽性により欠場となった中、トップ下にディアス、左サイドバックにはダロトが入った。

ナインゴランとダンカンの両新戦力が移籍後初先発となった17位カリアリ(勝ち点14)に対し、最前線にイブラヒモビッチ、2列目に右からカスティジェホ、ディアス、ハウゲと並べたミランが開始5分にPKを獲得する。ディアスのスルーパスに反応したボックス中央のイブラヒモビッチがリコギアニスに倒された。このPKをイブラヒモビッチ自ら決めてミランが先制した。
先制後は互角の攻防で推移した中、25分にカラブリアがミドルシュートで牽制。そして36分には追加点のチャンス。右CKの流れからカラブリアのシュートが右ポストに直撃した。

ミランの1点リードで迎えた後半、52分に追加点が生まれる。カラブリアのロングフィードに抜け出したイブラヒモビッチがボックス左からネットを揺らすと、当初はオフサイドと判定されるも、VARによりゴールが認められた。
2点のリードとしたミランは63分にピンチを迎えるも、シメオネとの一対一をGKドンナルンマがセーブ。

直後、イブラヒモビッチに決定機が訪れたミランだったが、ここはGKクラーニョに止められると、74分に退場者を出してしまう。8分前に投入されていたサーレマーケルズが2枚目のイエローカードを受けてしまった。

10人となったミランだったが、カリアリの反撃を許さずに時間を消化。イブラヒモビッチのドッピエッタで快勝とし、首位を堅守している。対するカリアリは5連敗となった。

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