【J1クラブ通信簿/ガンバ大阪】2位躍進で復活の狼煙 宮本体制4年目のテーマは攻撃力
2021.01.11 21:20 Mon
未曾有のシーズンとなった2020年のJリーグ。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、中断による異例の超過密日程、観戦や応援の制限など、多くの困難を乗り越え、すべての日程を終了した。
◆総合評価【A】
20勝5分け9敗 (勝率58.8%)
46得点42失点
宮本恒靖体制3年目はJ1リーグ2位、天皇杯準優勝。かつて関西の雄としてうたわれたチームにとって、いずれも手放しで喜べるものではないが、上位争いに絡むどころか、残留争いを強いられ、中位がやっとだった過去2年間に比べると、復権に期待が膨らむような1年だった。
そのなかで、安定したセーブを披露し続けた東口順昭が勝ち点を取れる守護神としてフル稼働。さらに、キム・ヨングォン、井手口陽介のほか、シーズンが進むにつれ、パトリックがFPの軸に収まったのも大きく、4バックに回帰して12戦不敗を記録した秋以降の戦いに直結した。
また、宮本監督が2018年途中に就任してから守備の整備とともに、着手した世代交代もチームの躍進という形で表れた1年に。それを象徴したのがシーズン途中に移籍した遠藤保仁に代わり、レギュラーに定着した大卒ルーキーの山本悠樹や高尾瑠、そして福田湧矢ら若手の存在だ。
山本はもはや新たな司令塔として欠かせず、高尾も右サイドバックや3バックの右を担う一番手に台頭。福田に関しても2列目のワイドだけでなく、必要に応じてサイドバックもこなせる万能選手としての地位を築いた。そうした若い力も躍進の原動力として、見逃すわけにいかない。
コロナ禍による5人交代枠の特別ルールも活用して、掴み取った勝ち星は最終的に20個で、そのうちの16勝が1点差。守備の粘りという新たなカラーを打ち出した1年を物語る。それは新シーズンに向けても自信にすべきだが、同時に攻撃面の課題が浮き彫りになったのも事実だ。
宮本監督は当初、総得点の目標値を「60」に設定したが、最終的に「46」に。二桁得点者は4年ぶりにゼロで、途中からレギュラーの座を奪取したパトリックの9ゴールが最多だった。攻撃的なスタイルを掲げてのスタートを鑑みれば、明らかに物足りず、マイナス材料だ。
終盤戦は主力の負傷や不祥事で謹慎のアデミウソンを欠いたにせよ、パトリック頼みの戦いがより顕著に。タイトルを狙うなら、勝負強さとともに、突きつけた攻撃力も求められる。18ポイントをつけられ、優勝した川崎フロンターレとの総得点差は「42」。その差をどう縮めるかが鍵になる。
◆チーム内MVP
GK東口順昭(34)
明治安田生命J1リーグ34試合出場(先発34試合)/42失点
2020シーズンのG大阪を語る上で、2014年から絶対的守護神に君臨する東口の存在は欠かせない。
チームとして拮抗した試合が多かったなかで、守備が崩されても最後の砦としてゴール前で立ちはだかり、幾度も神がかったセーブでチームに勝ち点をもたらす存在に。宮本体制最高位の2位フィニッシュに大きく貢献した。
そうした活躍を受け、1年間を通じてホーム戦で活躍した選手に贈られる黄金の脚賞を2014年以来2度目の受賞。ベストイレブンは残念ながら逃してしまったが、2020年の活躍ぶりであれば、受賞してもおかしくなかった。
もちろん、キム・ヨングォンや、井手口、パトリックも確かな貢献度を誇ったが、チームの結果を振り返る上で、東口が果たした役割はかなり大きかった。
◆補強成功度【B】
当初こそ熾烈なポジション争いを強いられ、限定的な出番が続いた山本だが、第14節以降の大半はレギュラーとしてプレー。すでにプレースキッカーも任されるほどの信頼を掴み取り、27試合の出場で2得点2アシストと上々のルーキーイヤーを過ごした。
そのほか、川崎修平、塚元大、唐山翔自のG大阪アカデミー出身トリオも当初こそU-23がメインだったが、シーズンが進むにつれ、トップチームで出番が増加。3選手ともに荒削りな部分もあるが、ルーキーイヤーからトップレベルを体感できたのは今後にとっても大きい。
また、即戦力の働きでいうと、トゥールーズから電撃加入の昌子は古傷と付き合いながらのシーズンとなり、18試合の出場に。新シーズンは持ち前の積極的な意見交換によるチーム内の議論活性化だけでなく、プレーでも牽引する働きが求められる。
そして、小野は昨年9月に右ヒザ前十字じん帯損傷でシーズン終了となり、J1リーグ11試合1得点という不本意な結果に。チームが4バックにシフトした秋以降、サイドハーフのポジションが生まれただけに、そこでのプレーが見たかったところだ。
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その中でも、熱戦が続いた2020シーズンのJリーグ。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブの通信簿(チームMVP、補強成功度、総合評価)をお届けする。第17弾は2位のガンバ大阪を総括!(評価は「S」が最高、「E」が最低)20勝5分け9敗 (勝率58.8%)
46得点42失点
宮本恒靖体制3年目はJ1リーグ2位、天皇杯準優勝。かつて関西の雄としてうたわれたチームにとって、いずれも手放しで喜べるものではないが、上位争いに絡むどころか、残留争いを強いられ、中位がやっとだった過去2年間に比べると、復権に期待が膨らむような1年だった。
正直、攻守に特筆すべき数字はなかったが、徹底した守備ベースの戦いが2020シーズンのG大阪を象徴した。総失点数は5位タイの「42」。その数字は過去3年間の最少で、2020シーズンから挑戦したハイプレス戦術とともに、守備の安定感が躍進の基盤になったのは間違いない。
そのなかで、安定したセーブを披露し続けた東口順昭が勝ち点を取れる守護神としてフル稼働。さらに、キム・ヨングォン、井手口陽介のほか、シーズンが進むにつれ、パトリックがFPの軸に収まったのも大きく、4バックに回帰して12戦不敗を記録した秋以降の戦いに直結した。
また、宮本監督が2018年途中に就任してから守備の整備とともに、着手した世代交代もチームの躍進という形で表れた1年に。それを象徴したのがシーズン途中に移籍した遠藤保仁に代わり、レギュラーに定着した大卒ルーキーの山本悠樹や高尾瑠、そして福田湧矢ら若手の存在だ。
山本はもはや新たな司令塔として欠かせず、高尾も右サイドバックや3バックの右を担う一番手に台頭。福田に関しても2列目のワイドだけでなく、必要に応じてサイドバックもこなせる万能選手としての地位を築いた。そうした若い力も躍進の原動力として、見逃すわけにいかない。
コロナ禍による5人交代枠の特別ルールも活用して、掴み取った勝ち星は最終的に20個で、そのうちの16勝が1点差。守備の粘りという新たなカラーを打ち出した1年を物語る。それは新シーズンに向けても自信にすべきだが、同時に攻撃面の課題が浮き彫りになったのも事実だ。
宮本監督は当初、総得点の目標値を「60」に設定したが、最終的に「46」に。二桁得点者は4年ぶりにゼロで、途中からレギュラーの座を奪取したパトリックの9ゴールが最多だった。攻撃的なスタイルを掲げてのスタートを鑑みれば、明らかに物足りず、マイナス材料だ。
終盤戦は主力の負傷や不祥事で謹慎のアデミウソンを欠いたにせよ、パトリック頼みの戦いがより顕著に。タイトルを狙うなら、勝負強さとともに、突きつけた攻撃力も求められる。18ポイントをつけられ、優勝した川崎フロンターレとの総得点差は「42」。その差をどう縮めるかが鍵になる。
◆チーム内MVP
©︎J.LEAGUE
GK東口順昭(34)
明治安田生命J1リーグ34試合出場(先発34試合)/42失点
2020シーズンのG大阪を語る上で、2014年から絶対的守護神に君臨する東口の存在は欠かせない。
チームとして拮抗した試合が多かったなかで、守備が崩されても最後の砦としてゴール前で立ちはだかり、幾度も神がかったセーブでチームに勝ち点をもたらす存在に。宮本体制最高位の2位フィニッシュに大きく貢献した。
そうした活躍を受け、1年間を通じてホーム戦で活躍した選手に贈られる黄金の脚賞を2014年以来2度目の受賞。ベストイレブンは残念ながら逃してしまったが、2020年の活躍ぶりであれば、受賞してもおかしくなかった。
もちろん、キム・ヨングォンや、井手口、パトリックも確かな貢献度を誇ったが、チームの結果を振り返る上で、東口が果たした役割はかなり大きかった。
◆補強成功度【B】
©︎J.LEAGUE
2020年のオフシーズンにおける目玉の戦力として目された小野裕二、昌子源はともにケガの影響でフル稼働といかなかったが、チームとして長年の課題だった中盤の新たな舵取り役に山本が名乗りを上げるなど、ルーキーの台頭が際立った。当初こそ熾烈なポジション争いを強いられ、限定的な出番が続いた山本だが、第14節以降の大半はレギュラーとしてプレー。すでにプレースキッカーも任されるほどの信頼を掴み取り、27試合の出場で2得点2アシストと上々のルーキーイヤーを過ごした。
そのほか、川崎修平、塚元大、唐山翔自のG大阪アカデミー出身トリオも当初こそU-23がメインだったが、シーズンが進むにつれ、トップチームで出番が増加。3選手ともに荒削りな部分もあるが、ルーキーイヤーからトップレベルを体感できたのは今後にとっても大きい。
また、即戦力の働きでいうと、トゥールーズから電撃加入の昌子は古傷と付き合いながらのシーズンとなり、18試合の出場に。新シーズンは持ち前の積極的な意見交換によるチーム内の議論活性化だけでなく、プレーでも牽引する働きが求められる。
そして、小野は昨年9月に右ヒザ前十字じん帯損傷でシーズン終了となり、J1リーグ11試合1得点という不本意な結果に。チームが4バックにシフトした秋以降、サイドハーフのポジションが生まれただけに、そこでのプレーが見たかったところだ。
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