【準々決勝まとめ】ベスト4に昨季4強の3校が!準決勝&決勝は無観客開催に《高校サッカー選手権》

5日、第99回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝が行われた。

前回大会準優勝の青森山田高校(青森)は、史上初のベスト入りを果たした堀越高校(東京A)と対戦。立ち上がりから攻め立てると、セットプレーのこぼれだまをDFタビナス・ポール・ビスマルクが押し込み先制。さらにCKからのクロスをDF秋元琉星がヘディングでたたき込みリードを広げる。

その後もFW名須川真光が前半で2ゴールを奪う活躍を見せると、後半はPKの失敗などもありながら0-4で逃げ切りベスト4入りを果たした。
また、昨年もベスト4入りを果たしていた矢板中央高校(栃木)は優勝した2013年以来7大会ぶりのベスト4入りを目指す富山第一高校(富山)と対戦し2-0で勝利。またしても完封勝利を飾り、2大会連続のベスト4入りを果たした。

同じく昨年のベスト4である帝京長岡高校(新潟)は市立船橋高校(千葉)と対戦し、1-2で勝利。こちらも2大会連続でベスト4に進出した。また、Jリーグに4選手が内定している昌平高校(埼玉)と優勝した2009年以来11大会ぶりのベスト4入りを目指す山梨学院大学附属高校(山梨)のゲームは、山梨学院が昌平の猛攻を凌ぎ切り、1-0で勝利を収めた。

なお、準決勝は9日に埼玉スタジアム2002で開催。しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、決勝と準決勝は学校関係者などの観戦も禁じられる無観客試合となることが決定している。

◆準々決勝結果
山梨学院(山梨) 1-0 昌平(埼玉)
矢板中央(栃木) 2-0 富山第一(富山)
市立船橋(千葉) 1-2 帝京長岡(新潟)
堀越(東京A) 0-4 青森山田(青森)

◆準決勝対戦カード
▽1月9日(土)
《12:05》
山梨学院(山梨) vs 帝京長岡(新潟)

《14:20》
矢板中央(栃木) vs 青森山田(青森)