矢板中央が2年連続準決勝へ! 堅守も冴えて富山第一に2-0勝利《高校サッカー選手権》

2021.01.05 14:25 Tue
©超ワールドサッカー
5日、第99回全国高校サッカー選手権大会・準々決勝が行われた。

駒沢陸上競技場の第1試合では矢板中央高校(栃木)vs富山第一高校(富山)がベスト4を懸けて激突。立ち上がりは互いにロングボールを多用しながら収まりどころを探る。先にチャンスを演出したのは富山第一。13分、ボックス左角付近からFW吉倉昇空⑩が強烈なシュートを放ったが、GK藤井陽登①の正面に飛ぶ。これを機に富山第一がリズム良くパスを繋げて、攻勢を強める。

堅守を武器に2試合連続PK勝ちで4大会連続のベスト8入りを果たした矢板中央は富山第一の攻撃を耐え凌いでセットプレーで迫る。22分、右サイドからのロングスローのこぼれ球にボックス右でDF新倉礼偉③がシュート。ゴール上部に飛んだが、GK平地巧汰①に掻き出された。
31分には富山第一が見事なサイドチャンジから詰め寄る。右サイドのMF松井元冴⑪が上げたクロスにFW吉倉昇空⑩が飛び込んだが、合わせることができず。矢板中央GK藤井陽登①の安定したハイボール処理も冴え渡り、ゴールを割れない。

矢板中央は流れの中から攻撃の形を作れないまま試合を折り返したが、49分に先制に成功する。前半終了間際から途中出場のMF小川心⑧が裏へのロングボールに反応して抜け出すと、左足コントロールショットでゴールネットを揺らした。
勢いを増す矢板中央は65分、ロングスローからの波状攻撃で追加点。ゴール前で混戦になると、そのこぼれ球をDF新倉礼偉③が右足で蹴り込み、富山第一を突き放した。

守りでも富山第一の攻撃を自慢の堅守で抑え込んだ矢板中央が2-0で勝利。埼玉スタジアム2002が舞台となる準決勝に2年連続で勝ち上がった。

矢板中央高校(栃木) 2-0 富山第一高校(富山)
【矢板中央】
小川心(後9)
新倉礼偉(後25)

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