堅守披露の山梨学院が11年ぶりベスト4! プロ内定4選手擁する昌平は猛攻も2年連続のベスト8敗退《高校サッカー》
2021.01.05 14:05 Tue
第99回全国高校サッカー選手権大会準々決勝の山梨学院高校(山梨)vs昌平高校(埼玉)が5日にフクダ電子アリーナで行われ、1-0で勝利した山梨学院が準決勝に駒を進めた。
1回戦の米子北高校戦(鳥取)と2回戦の鹿島学園高校を1-0で勝利し、3回戦でPK戦の末に藤枝明誠高校(静岡県)を撃破して2010年大会以来のベスト8進出を果たした山梨学院。一方、プロ内定4選手を擁する昌平は一回戦の高川学園戦(山口県)でPK戦による辛勝だったものの、2回戦では京都橘高校(京都)、3回戦では創成館高校(長崎県)に快勝を収めて、前回大会に続いてベスト8入りを果たした。
ベスト4進出を懸けた一戦は7分に敵陣左サイドでFKを獲得した山梨学院が先にチャンスを迎える。FW野田武瑠⑩がロングボールを供給すると、ファーサイドのDF一瀬大寿③が折り返す。これにゴール前のFW久保壮輝⑳がヘディングで合わせて、山梨学院が先制に成功した。
その後、MF小川優介⑦やMF柴圭汰⑥を中心にボールを動かす昌平が主導権を握るものの、相手の堅い守備を崩せず、シュートシーンを作らせてもらえない。それに対して、山梨学院は手数の少ない攻撃で昌平ゴールに迫る。そのなかで33分、ボックス手前中央からMF新井爽太⑧のパスを受けたMF石川隼大⑭に決定機が巡ってくるものの、ボックス左から放ったシュートで仕留め切れなかった。
山梨学院が1点リードで試合を折り返すと、1点ビハインドの昌平は攻撃の圧を強めていく。サイドを使いながら多彩な攻撃で山梨学院を揺さぶるも、ボックス内で決定的なプレーができない。54分にはボックス中央手前でFKを獲得。しかし、FW小見洋太⑪が放ったシュートは大きく枠を外れてしまう。
その後も猛攻に遭う山梨学院だが、昌平攻撃陣をシャットアウト。今大会3試合目の"ウノゼロ"勝利で11年ぶりのベスト4進出を果たした。
山梨学院高校(山梨) 1-0 昌平高校(埼玉)
【山梨学院】
久保壮輝(前7)
1回戦の米子北高校戦(鳥取)と2回戦の鹿島学園高校を1-0で勝利し、3回戦でPK戦の末に藤枝明誠高校(静岡県)を撃破して2010年大会以来のベスト8進出を果たした山梨学院。一方、プロ内定4選手を擁する昌平は一回戦の高川学園戦(山口県)でPK戦による辛勝だったものの、2回戦では京都橘高校(京都)、3回戦では創成館高校(長崎県)に快勝を収めて、前回大会に続いてベスト8入りを果たした。
ベスト4進出を懸けた一戦は7分に敵陣左サイドでFKを獲得した山梨学院が先にチャンスを迎える。FW野田武瑠⑩がロングボールを供給すると、ファーサイドのDF一瀬大寿③が折り返す。これにゴール前のFW久保壮輝⑳がヘディングで合わせて、山梨学院が先制に成功した。
山梨学院が1点リードで試合を折り返すと、1点ビハインドの昌平は攻撃の圧を強めていく。サイドを使いながら多彩な攻撃で山梨学院を揺さぶるも、ボックス内で決定的なプレーができない。54分にはボックス中央手前でFKを獲得。しかし、FW小見洋太⑪が放ったシュートは大きく枠を外れてしまう。
昌平はさらに70分、途中出場のMF篠田大輝⑨が個人技から右サイドを打開してから中に折り返すと、ニアサイドのFW小見洋太⑪がフリック。ゴール前のMF須藤直輝⑩にボールが渡ると、タイミングを外してから右足シュートを打つが、GK熊倉匠①の正面に飛んでしまい、この日最大の決定機を決め切れない。
その後も猛攻に遭う山梨学院だが、昌平攻撃陣をシャットアウト。今大会3試合目の"ウノゼロ"勝利で11年ぶりのベスト4進出を果たした。
山梨学院高校(山梨) 1-0 昌平高校(埼玉)
【山梨学院】
久保壮輝(前7)
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