ユナイテッドが宿敵リーズに今季最多6発で圧勝! マクトミネイがPL史上初の開始3分で2ゴール《プレミアリーグ》
2020.12.21 03:30 Mon
プレミアリーグ第14節、マンチェスター・ユナイテッドvsリーズ・ユナイテッドが20日にオールド・トラフォードで行われ、ホームのユナイテッドが6-2で圧勝した。
久々にプレミアの舞台で実現したライバル対決は予想外の立ち上がりとなる。開始2分、ユナイテッドが相手陣内左サイドでショー、ラッシュフォードの連携でボールを奪ってショートカウンターを発動。ボックス手前中央でボールを受けたブルーノ・フェルナンデスから横パスを受けたマクトミネイが右足を振り抜くと、右足アウトにかかった鋭いシュートがゴール右下隅に決まる。
さらに、この電光石火の先制点からわずか1分後には相手陣内左サイドで得たスローインから左のハーフスペースでボールを持ったマルシャルの絶妙なスルーパスに抜け出したマクトミネイが冷静に右足のシュートを流し込み、プレミアリーグ史上初となる試合開始3分でのマルチゴールを挙げた。
緩い入りから連続失点を喫したリーズはこれでさすがに目が覚めたか、ここから反撃に転じる。8分には得意のショートカウンターからゴール前にバンフォードが抜け出してGKと一対一になるが、右足のシュートはわずかに枠の右。さらに、19分にはロドリゴのシュートのこぼれ球に反応したバンフォードがゴールネットを揺らすが、ここはオフサイドの判定でゴールは認められず。
効率の良い攻めで瞬く間に3点のリードを手にしたホームチームは以降、右サイドのラフィーニャを起点にリスクを冒した攻めを見せる相手に押し込まれるが、最後のところできっちり身体を張ってゴールを許さない。すると、36分にはB・フェルナンデスの左CKをニアのマルシャルが頭でフリックしたボールにファーで反応したフリーのリンデロフが冷静にワンタッチで流し込み、4点目まで奪って見せる。
その後、前半終了間際の42分にはラフィーニャの左CKを中央のクーパーに頭で合わせられて1点を返されたが、ほぼ完ぺきな内容で前半を4-1のスコアで終えた。
迎えた後半、流れを変えたいビエルサ監督はフィリップス、クリッヒの中盤2枚を下げてストルイクとシャックルトンをハーフタイム明けに投入。この交代でダラスをアンカー、ストルイクをインサイドハーフ、シャックルトンを右サイドバックに配置。立ち上がりから攻勢を仕掛ける中、50分にはロドリゴのクロスに反応したラフィーニャが決定的なシュートを枠に飛ばすが、ここはGKデ・ヘアの好守に遭う。
後半も同じ11人で臨んだユナイテッドは自陣でブロックを作って相手の攻勢を受け止めつつ、D・ジェームズやマルシャルら快足アタッカーのスプリント能力を生かしたロングカウンターで虎視眈々と5点目を狙う。
すると66分、マクトミネイが豪快なドリブル突破から一度左に流れてボールをキープし、絶妙な斜めのグラウンダーパスを供給。これを見事なファーストタッチからボックス左に運んだD・ジェームズが相手GKの股間を抜く左足シュートを流し込み、今季初ゴールを奪取。
さらに、ユナイテッドは70分にもマルシャルがボックス内で倒されて得たPKをB・フェルナンデスがきっちり決めて6点目まで奪い切る。そして、今後の連戦を睨んで殊勲のB・フェルナンデス、ラッシュフォーヂに代えてファン・デ・ベーク、カバーニを同時投入した。
敵地とはいえ屈辱的な6失点となったリーズだが、その闘志までは失われず。73分にはボックス手前のダラスが見事なミドルシュートをゴール右隅に突き刺して1点を返した。
後半終盤にかけてもオープンな攻防が続く中、互いにゴールが入ってもおかしくない決定機が何度も訪れる。その流れの中でユナイテッドは交代枠3枚をすでに切った中、内転筋を痛めたマクトミネイが自らピッチを去るアクシデントに見舞われたが、このまま6-2のスコアを維持したまま試合をクローズ。リーズに今季最多6ゴールを奪う圧勝を飾ったユナイテッドが2連勝で順位を3位に上げている。
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1試合未消化ながら6位に位置するユナイテッド(勝ち点23)がホームに13位のリーズ(勝ち点17)を迎えたローズ・ダービー。前節、最下位のシェフィールド・ユナイテッドに競り勝ってアウェイ10連勝を達成したスールシャール率いるチームは、ここまでわずか1勝と苦戦が続くオールド・トラフォードでの一戦に向け先発5人を変更。GKをデ・ヘアに戻したほか、テレス、ポグバ、マティッチ、グリーンウッドに代えてショー、フレッジ、マクトミネイ、ダニエル・ジェームズを起用した。さらに、この電光石火の先制点からわずか1分後には相手陣内左サイドで得たスローインから左のハーフスペースでボールを持ったマルシャルの絶妙なスルーパスに抜け出したマクトミネイが冷静に右足のシュートを流し込み、プレミアリーグ史上初となる試合開始3分でのマルチゴールを挙げた。
緩い入りから連続失点を喫したリーズはこれでさすがに目が覚めたか、ここから反撃に転じる。8分には得意のショートカウンターからゴール前にバンフォードが抜け出してGKと一対一になるが、右足のシュートはわずかに枠の右。さらに、19分にはロドリゴのシュートのこぼれ球に反応したバンフォードがゴールネットを揺らすが、ここはオフサイドの判定でゴールは認められず。
ひとまず相手の反撃を凌いだユナイテッドは20分、今度はハーフウェイライン付近でD・ジェームズが横パスを引っかけてカウンターを発動。B・フェルナンデスの絶妙な落としを受けた中央のフレッジがそのままボックス手前まで運んでマルシャルにラストパス。これはDFに引っかけられるも、ボックス右でこぼれに反応したB・フェルナンデスの鋭いグラウンダーシュートがゴール左隅に決まる。
効率の良い攻めで瞬く間に3点のリードを手にしたホームチームは以降、右サイドのラフィーニャを起点にリスクを冒した攻めを見せる相手に押し込まれるが、最後のところできっちり身体を張ってゴールを許さない。すると、36分にはB・フェルナンデスの左CKをニアのマルシャルが頭でフリックしたボールにファーで反応したフリーのリンデロフが冷静にワンタッチで流し込み、4点目まで奪って見せる。
その後、前半終了間際の42分にはラフィーニャの左CKを中央のクーパーに頭で合わせられて1点を返されたが、ほぼ完ぺきな内容で前半を4-1のスコアで終えた。
迎えた後半、流れを変えたいビエルサ監督はフィリップス、クリッヒの中盤2枚を下げてストルイクとシャックルトンをハーフタイム明けに投入。この交代でダラスをアンカー、ストルイクをインサイドハーフ、シャックルトンを右サイドバックに配置。立ち上がりから攻勢を仕掛ける中、50分にはロドリゴのクロスに反応したラフィーニャが決定的なシュートを枠に飛ばすが、ここはGKデ・ヘアの好守に遭う。
後半も同じ11人で臨んだユナイテッドは自陣でブロックを作って相手の攻勢を受け止めつつ、D・ジェームズやマルシャルら快足アタッカーのスプリント能力を生かしたロングカウンターで虎視眈々と5点目を狙う。
すると66分、マクトミネイが豪快なドリブル突破から一度左に流れてボールをキープし、絶妙な斜めのグラウンダーパスを供給。これを見事なファーストタッチからボックス左に運んだD・ジェームズが相手GKの股間を抜く左足シュートを流し込み、今季初ゴールを奪取。
さらに、ユナイテッドは70分にもマルシャルがボックス内で倒されて得たPKをB・フェルナンデスがきっちり決めて6点目まで奪い切る。そして、今後の連戦を睨んで殊勲のB・フェルナンデス、ラッシュフォーヂに代えてファン・デ・ベーク、カバーニを同時投入した。
敵地とはいえ屈辱的な6失点となったリーズだが、その闘志までは失われず。73分にはボックス手前のダラスが見事なミドルシュートをゴール右隅に突き刺して1点を返した。
後半終盤にかけてもオープンな攻防が続く中、互いにゴールが入ってもおかしくない決定機が何度も訪れる。その流れの中でユナイテッドは交代枠3枚をすでに切った中、内転筋を痛めたマクトミネイが自らピッチを去るアクシデントに見舞われたが、このまま6-2のスコアを維持したまま試合をクローズ。リーズに今季最多6ゴールを奪う圧勝を飾ったユナイテッドが2連勝で順位を3位に上げている。
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