【セリエA第13節プレビュー】日曜にサッスオーロvsミラン、アタランタvsローマの好カード!

2020.12.19 18:00 Sat
Getty Images
ミッドウィークに行われた前節ではインテルがナポリに1-0と競り勝ってジェノアに引き分けた首位ミランに1ポイント差に迫った。ユベントスvsアタランタはC・ロナウドのPK失敗もあって1-1の引き分けに終わっている。迎える第13節では日曜にサッスオーロvsミラン、アタランタvsローマ、ラツィオvsナポリの好カード3試合が組まれている。

まずは23:00キックオフのサッスオーロvsミラン。今季ここまでヴェローナと共にサプライズチームとなっている6位サッスオーロ(勝ち点23)。前節フィオレンティーナ戦では不調の相手に互角の展開とされた中、引き分けに終わったがミランとは5ポイント差。古巣対戦となるはずだったMFロカテッリを出場停止で欠くのは痛恨だが、ここで勝利すればまだまだ上位争いに食い込めるためチームの奮起に期待したい。

一方のミラン(勝ち点28)は前節ジェノア戦を2度追い付く形で引き分けた。FWイブラヒモビッチ不在が響く形でここ2試合格下相手にドローとなっているが、サッスオーロ戦では大黒柱のイブラヒモビッチが復帰予定だが、躍進しているサッスオーロを叩いて再び上昇気流に乗るとともに首位キープとなるか。
続いて26:00キックオフのアタランタvsローマ。8位アタランタ(勝ち点18)は前節ユベントス戦では監督との確執が報じられたMFアレハンドロ・ゴメスが途中出場した中、1-1の引き分けに持ち込んだ。移籍が濃厚とみられながらも主将が試合に出場し、一先ず安堵となった中、同じく上位を窺がうローマを下すことができるか。

対する4位ローマ(勝ち点24)は前節、早い時間に10人となった不調のトリノを相手に3-1と完勝した。好調のMFムヒタリアンやMFヴェレトゥ、MFペッレグリーニが揃って2戦連発弾を挙げるなど、攻守に充実の内容が続く中、難敵アタランタを下してミランを追走したい。
そして28:45キックオフのラツィオvsナポリ。9位ラツィオ(勝ち点18)は前節、兄フィリッポ率いるベネヴェント相手に1-1の引き分けに持ち込まれ、ここ2試合勝利から見放されている。リーグ戦ではなかなか浮上のキッカケを掴めずにいるが、ナポリ相手に勝利となるか。

対する5位ナポリ(勝ち点23)は前節インテル戦を互角以上の展開で進めながらもPK被弾とFWインシーニェの退場が響いて0-1と惜敗してしまった。悔しい敗戦となって連勝が3で止まった中、FWメルテンスも負傷して主力2枚を欠く中、ラツィオ撃破となるか。

そのナポリに競り勝ってミランに1ポイント差とした2位インテル(勝ち点27)は、16位スペツィア(勝ち点11)とのホーム戦に臨む。粘り強い戦いでナポリを下して5連勝としたインテルは、サッスオーロ戦に臨むミランが今節も勝ち点3を逃す可能性があるだけにここで一気に首位奪還としたい。

そしてC・ロナウドのPK失敗や相手GKゴッリーニの好守もあってアタランタに引き分けた3位ユベントス(勝ち点24)は、14位パルマ(勝ち点12)とのアウェイ戦に臨む。アタランタ戦は悪くない内容だったが、引き分けが多くなっているだけに、ここはきっちりと勝利しておきたい。

DF冨安が左サイドバックでフル出場したものの、スペツィアに2失点を喫してドローに終わった13位ボローニャ(勝ち点13)は、19位トリノ(勝ち点6)とのアウェイ戦に臨む。ローマ戦の大敗に続き、格下相手に2失点とまずい試合が続いているが、不振に陥っているトリノを下す開幕からフル出場を続ける冨安としてはFWベロッティ擁するトリノ相手に今季2試合目のクリーンシートを目指したい。

最後に前節ヴェローナ戦でDF吉田が先発を外れた中、7試合ぶりの勝利を飾った11位サンプドリア(勝ち点14)は最下位クロトーネ(勝ち点6)とのホーム戦で連勝を目指す。

◆セリエA第13節
▽12/19(土)
《23:00》
フィオレンティーナvsヴェローナ
《26:00》
サンプドリアvsクロトーネ
《28:45》
パルマvsユベントス

▽12/20(日)
《20:30》
トリノvsボローニャ
《23:00》
ベネヴェントvsジェノア
インテルvsスペツィア
サッスオーロvsミラン
カリアリvsウディネーゼ
《26:00》
アタランタvsローマ
《28:45》
ラツィオvsナポリ

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