負傷もイブラのドッピエッタでナポリとの上位対決を制したミランが首位キープ!《セリエA》
2020.11.23 06:50 Mon
セリエA第8節、ナポリvsミランが22日に行われ、1-3でミランが勝利した。
前節ボローニャ戦を1-0というスコア以上の内容で勝利した3位ナポリ(勝ち点14)と、首位ミラン(勝ち点17)による上位対決。勝利すればミランに勝ち点で並ぶナポリは、代表戦でオシムヘンが肩を負傷し欠場となった中、最前線にはメルテンスが構えた。
一方、前節ヴェローナ相手に苦戦を強いられたミランは、2-2のドローに持ち込んで首位をキープ。コロナ陽性となったピオリ監督が指揮を執れない中、コーチのボネーラが代行を務めて首位死守に挑んだ。
序盤はミランが押し込む展開で推移する。まずは9分、イブラヒモビッチの浮き球パスからレビッチがボレーシュートに持ち込めば、1分後にはチャルハノールが際どいミドルシュートを放った。
そして20分、勢いそのままミランが押し切る。左サイドからのテオ・エルナンデスのアーリークロスにイブラヒモビッチがヘッドで合わせると、シュートが枠の右に決まった。
前半半ば以降も追うナポリが攻勢に出ると、35分にはポリターノが、40分にはロサーノがそれぞれミドルシュートでゴールに迫るも枠を捉えきれず、ミランの1点リードで前半を終えた。
迎えた後半、ミランが最初のチャンスでリードを広げる。カウンターの流れからチャルハノールのスルーパスを受けたレビッチがボックス左に侵入。クロスを上げ、ファーサイドのイブラヒモビッチが押し込んだ。
2点を追う展開となったナポリはロサーノに代えてジエリンスキをトップ下に投入、ポリターノが右に回った。
すると63分、バカヨコがケシエからボールを奪取してショートカウンターに転じると、ジエリンスキ、マリオ・ルイと繫いで最後はメルテンスがロマニョーリをかわしてシュートを決めた。
しかし65分、ナポリは退場者を出してしまう。テオ・エルナンデスの突破を後方から止めにかかったバカヨコに2枚目のイエローカードが提示された。
79分に左足太ももを痛めたイブラヒモビッチが負傷交代となったミランは、10人のナポリに対して終盤にかけては守勢に回るも、試合終了間際にハウゲのセリエA初ゴールが生まれて3-1で勝利。
ナポリとの上位対決を制し、首位キープに成功している。
前節ボローニャ戦を1-0というスコア以上の内容で勝利した3位ナポリ(勝ち点14)と、首位ミラン(勝ち点17)による上位対決。勝利すればミランに勝ち点で並ぶナポリは、代表戦でオシムヘンが肩を負傷し欠場となった中、最前線にはメルテンスが構えた。
一方、前節ヴェローナ相手に苦戦を強いられたミランは、2-2のドローに持ち込んで首位をキープ。コロナ陽性となったピオリ監督が指揮を執れない中、コーチのボネーラが代行を務めて首位死守に挑んだ。
そして20分、勢いそのままミランが押し切る。左サイドからのテオ・エルナンデスのアーリークロスにイブラヒモビッチがヘッドで合わせると、シュートが枠の右に決まった。
まずい入りとなったナポリの反撃は27分。ボックス左からメルテンスの放ったコントロールシュートが枠の右隅を捉えたが、GKドンナルンマの好守に阻まれた。さらに直後のCKの流れからディ・ロレンツォの放ったシュートがバーに直撃した。
前半半ば以降も追うナポリが攻勢に出ると、35分にはポリターノが、40分にはロサーノがそれぞれミドルシュートでゴールに迫るも枠を捉えきれず、ミランの1点リードで前半を終えた。
迎えた後半、ミランが最初のチャンスでリードを広げる。カウンターの流れからチャルハノールのスルーパスを受けたレビッチがボックス左に侵入。クロスを上げ、ファーサイドのイブラヒモビッチが押し込んだ。
2点を追う展開となったナポリはロサーノに代えてジエリンスキをトップ下に投入、ポリターノが右に回った。
すると63分、バカヨコがケシエからボールを奪取してショートカウンターに転じると、ジエリンスキ、マリオ・ルイと繫いで最後はメルテンスがロマニョーリをかわしてシュートを決めた。
しかし65分、ナポリは退場者を出してしまう。テオ・エルナンデスの突破を後方から止めにかかったバカヨコに2枚目のイエローカードが提示された。
79分に左足太ももを痛めたイブラヒモビッチが負傷交代となったミランは、10人のナポリに対して終盤にかけては守勢に回るも、試合終了間際にハウゲのセリエA初ゴールが生まれて3-1で勝利。
ナポリとの上位対決を制し、首位キープに成功している。
ミランの関連記事
セリエAの関連記事
|
|
ミランの人気記事ランキング
1
シティとミランが対戦、遺恨を残したペップから声をかけられたイブラヒモビッチは...
ズラタン・イブラヒモビッチ氏が、ジョゼップ・グアルディオラ監督に対して気まずそうな態度をとった。ドイツ『ビルト』が伝える。 イブラヒモビッチとペップ・グアルディオラ。 両者は2009-10シーズン、バルセロナのトップチームで共闘することになり、当時インテルからサミュエル・エトー氏との実質トレードで加入したイブラ氏は、ペップ・バルサ2年目の最前線でスタメン起用され始めた。 しかし、序盤戦のゴール量産から次第にコンディションを落とし、グアルディオラ監督はイブラ氏のベンチスタートを増やすことに。 結局、加入から1年でミランにレンタル放出され、さらにその1年後に完全移籍移行。 現在に至る「ミランの王・イブラヒモビッチ」が生まれることとなったが、イブラ氏はグアルディオラ監督に対する恨み辛みを、のちに余すことなく、何度も口にしている。 「グアルディオラは幼稚なコーチ…話しかけられることなどないし、見ようともしない…俺を見るなり逃げ失せるような男だ…」 時は流れて2024年夏、7月28日。 イブラ氏がシニアアドバイザーを務めるミランと、グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティが、米国でのプレシーズンマッチにて対戦。ミランが3-2と勝利した。 グアルディオラ監督から立ち寄る形で試合前に顔を合わせた両者。イブラ氏が作った笑顔はどう見てもよそよそしく、握手とハグもそこそこに、ペップの話しかけにも目線を合わせるのがしんどかったような印象が。 おそらくグアルディオラ監督のほうは、過去の確執をそこまで気にするタイプではないが、イブラ氏の「気まずい…」という表情は本当に印象的。 1年限りとなったバルセロナでの共闘から14年、イブラ氏は当時のグアルディオラ監督の年齢(38〜39歳)を超え、今や自身もチームを監督する側の立場。TVカメラも近づいてきたなか、大人の対応をした格好か。 <span class="paragraph-title">【動画】ペップに声をかけられ、この上なく気まずそうなイブラヒモビッチ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="in" dir="ltr">Ibrahimovic tampak menghindari kontak mata dan Guardiola pun coba bersikap 'senormal' mungkin. Para fans sepakbola menilai, Zlatan Ibrahimovic tampak masih tidak menyukai Pep Guardiola <br><br>Ibrahimovic pernah terang-terangan menulis Guardiola sebagai pelatih yang tidak punya… <a href="https://t.co/skUHPxR4Wv">pic.twitter.com/skUHPxR4Wv</a></p>— detiksport (@detiksport) <a href="https://twitter.com/detiksport/status/1819330955708190859?ref_src=twsrc%5Etfw">August 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.02 20:35 Fri2
マルディーニ氏の27歳長男が現役引退へ...ミランやセリエAでのプレー叶わずもセカンドキャリアは…
ミランのレジェンド、パオロ・マルディーニ氏の長男が現役引退を決断したようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ミランのクラブ史における最大のバンディエラと言っても過言ではないマルディーニ氏。クラブキャリア全てをミランに捧げ、史上最高の左サイドバックとも称された男は、今夏まで古巣でテクニカル・ディレクター(SD)を務めていた。 そんなマルディーニ氏には2人の息子がおり、どちらも父に続いてサッカー選手に。次男はミランからエンポリへ武者修行中の元U-20イタリア代表FWダニエル・マルディーニで、長男が現在無所属のDFクリスティアン・マルディーニ(27)だ。 まだ21歳の次男ダニエルが偉大な父に追いつけ追い越せと言わんばかりに逞しくセリエAで奮闘する一方、長男クリスティアンはミランの下部組織を退団後、セリエCやセリエDでのキャリアが中心となり、一時はマルタでのプレーも経験した。 現在に至るまでセリエAへのステップアップが叶っていないなか、昨シーズンはセリエCのレッコに所属も1年で契約が切れて現在は無所属。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、クリスティアンは現役引退を決断したという。 セカンドキャリアは代理人業。イタリアの著名なエージェントであり、イタリア代表のMFサンドロ・トナーリ(ニューカッスル)やMFダビデ・フラッテージ(インテル)、MFブライアン・クリスタンテ(ローマ)、また弟ダニエルなども顧客に持つジュゼッペ・リソ氏の下で働き始めるとのことだ。 祖父のチェーザレ・マルディーニ氏、そして父であるパオロ・マルディーニ氏...先代2人のように偉大なキャリアを築けなかったクリスティアン・マルディーニだが、いつの日かカルチョに大きな影響力を持つ大物代理人となる日が来るかもしれない。 2023.09.13 15:01 Wed3
「ここにメッシはいない」発言のイングランド代表DF、フェリックスとの会話を説明
ミランのイングランド代表DFカイル・ウォーカーが自身の発言について説明した。 マンチェスター・シティから今冬ミランへとレンタル移籍したウォーカー。ミランではここまで公式戦10試合に出場している。 そのウォーカーは、3月30日に行われたセリエA第30節のナポリ戦での発言が話題に。ハーフタイムにピッチを後にする際、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスに話しかけ、「ボールをパスしろ、ここにはメッシはいない」と言ったとされていた。 試合は後半に1点を返すも、2-1で敗れたミラン。ウォーカーはイギリス『BBC』の「The Kyle Walker Podcast」でこの発言について説明した。 「ジョアンに『君はメッシじゃないんだから、パスを出せ』と言ったわけではない。『プロセスを確立しよう』と言っただけだ」 「彼も僕の意見に同意し、もっとパスを回して、もう少しコントロールする必要があると言った」 「ジョアンにだけ言ったわけではない。そこにカメラがあることも知らなかった。それでも、僕は言ったことは何も変えなかっただろう」 もう少しパスを繋いで崩そうという話をするためにアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを引き合いに出したというウォーカー。メッシを含め、限られた数人だけだと強調した。 「僕が言ったのは、メッシのような人は誰もいないということだ」 「世界中のどのチームにも、その気になれば試合の流れをひっくり返すことができる特定の選手がいる。彼らを称賛する。キリアン・ムバッペ、ヴィニシウス・ジュニオール、モハメド・サラー、そして年初から絶好調のウスマーヌ・デンベレだ」 「それ以外は、チームゲームだと言ったんだ」 個人技でどうにかできることは考えず、多くのチームは連携連動で崩していくことが重要だというウォーカー。ミランで同僚でもあるポルトガル代表FWラファエル・レオンはその可能性はあるが、自身がマンチェスター・シティで学んできたことは、いかにプロセスを大事にするかだったとし、ナポリ攻略にはそれが重要だという話をしただけだと語った。 「ジョアンに言ったのは、(ラファエル・)レオンは素晴らしいということだ。ボールを渡せば、3人、4人、5人を抜き去り、ゴール前にボールを入れることができる選手の1人だ」 「ここ数年、(マンチェスター・)シティでの喜びのほとんどは、あるプロセスから生まれたものだった。全ては、ピッチ上の自分の位置を把握するプロセスだった。それはパスを通すということだった」 「メッシのような選手がいれば、4人の選手を相手にゴールを決めることができる。試合はずっと楽になる」 「ただ、ナポリのような強豪相手には、パスを回して相手を疲弊させるプロセスが必要だと感じている。そうすれば隙が生まれる。それがジョアンと話し合ったことだ」 2025.04.24 18:15 Thu4
ミランが苦しみながらもCLリーグフェーズ4連勝 解説担当の重鎮コスタクルタ「夜の終わりに満足できる結果を得た」
アレッサンドロ・コスタクルタ氏が11日、古巣ミランのツルヴェナ・ズヴェズダ戦をシンプルに総括した。 イタリアサッカー黄金期、ミラン黄金期を彩った重鎮中の重鎮、58歳のコスタクルタ氏。 氏はイタリア『スカイ』で11日のチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節、ミランvsツルヴェナ・ズヴェズダのTV中継を解説し、試合後に古巣の戦いぶりをシンプルに総括した。 「彼ら(ミラン)は大変苦しみ、困難に陥っていた。そのような姿を見るのは残念だね」 「しかしながら、誰もがこのような苦しみを味わえるわけではない。苦しみ抜いた夜のラストに、満足できる結果を得た」 「彼らが軌道に戻ったことを評価する。(リーグフェーズ)最後の2試合で6ポイントを獲得すれば、プレーオフ回避で上位8チーム(ノックアウトフェーズ進出)に入ることになるだろう」 ミランは前半終盤にラファエル・レオンが先制点も、後半半ばにミスから同点被弾。引き分け濃厚かと思われた87分、タミー・エイブラハムが勝ち越し点を決めて、2-1で競り勝った。 これにより、リーグフェーズを2連敗発進だったミランだが、レアル・マドリー撃破を含めて4連勝。現段階で36チーム中12位の「ノックアウトフェーズプレーオフ」圏内につけている。 <span class="paragraph-title">【結果一覧】CLリーグフェーズ第6節の18試合</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Best performance? <a href="https://twitter.com/hashtag/UCL?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#UCL</a> <a href="https://t.co/kPohFY4ViQ">pic.twitter.com/kPohFY4ViQ</a></p>— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) <a href="https://twitter.com/ChampionsLeague/status/1867144548650037665?ref_src=twsrc%5Etfw">December 12, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.12 19:35 Thu5
