韓国で活躍する日本人MF西翼がハーフウェイラインから見せた絶妙ピンポイント浮き球スルーパス【ベスト・アシスト】
2020.11.06 16:00 Fri
サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。今回は韓国のKリーグ1の大邱FCでプレーする日本人MF西翼が記録したアシストだ。
大学卒業後、Jリーグでのプレーを経ずに海外挑戦しポーランドに渡った西は、同国のクラブを渡り歩いた後、スロバキアのクラブを経由し、2018年夏に韓国の大邱に加入している。
日本での知名度はそこまで高くないが、フィジカルとテクニックを併せ持つ実力者の西は、2020年7月5日に行われた、Kリーグ1第10節の光州FC戦でも素晴らしいアシストを決めている。
1-1の同点で迎えた50分、ハーフウェイライン付近で西がボールを持つと、前線を確認してからふわりとしたロングパスを送る。これに反応したFWデヤン・ダミヤノビッチが裏に抜け出し、ボックス右でボールに追いつくと、コースを消しに来たGKの股を抜くシュートを冷静に沈め、見事な勝ち越しゴールを挙げた。
◆Kリーグ1挑戦中の西が決めた絶妙フライスルーパス
大学卒業後、Jリーグでのプレーを経ずに海外挑戦しポーランドに渡った西は、同国のクラブを渡り歩いた後、スロバキアのクラブを経由し、2018年夏に韓国の大邱に加入している。
1-1の同点で迎えた50分、ハーフウェイライン付近で西がボールを持つと、前線を確認してからふわりとしたロングパスを送る。これに反応したFWデヤン・ダミヤノビッチが裏に抜け出し、ボックス右でボールに追いつくと、コースを消しに来たGKの股を抜くシュートを冷静に沈め、見事な勝ち越しゴールを挙げた。
その後オープンな展開になった試合は、両チームに得点の生まれる打ち合いになったが、4-2と大邱が競り勝っている。
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