30秒で天国から地獄へ…!試合終了間際、決死の攻撃参加から劇的ゴールを決めたGKを悲劇が襲う!

2020.11.05 13:30 Thu
Getty Images
勝負は最後まで分からないというよく言うが、そんな言葉を象徴するような出来事がスペインで起きた。スペイン6部にあたるバレンシア地域リーグのビナロスFCは1日、ACDペニスコラと対戦。試合はペニスコラが0-1と1点をリードしたまま終盤に入る。すると、後半アディショナルタイム、ビナロスのGKカルロス・アグアジョ・トーレスが決死の攻撃参加。ペナルティーアーク付近で味方のクロスのこぼれ球を拾うと、豪快なミドルシュートを放つ。低めの鋭い弾道のシュートはカーブしながらゴール右下に決まり、土壇場で劇的な同点弾を決めてみせた。
◆GKが決めたゴールと言えばこれ!

これには味方も大盛り上がりで、チームメイト全員と喜びを分かち合ったGKは、興奮冷めやらぬまま自陣のゴールに走って帰っていく。自陣ボックス内に帰ってきたタイミングで少し安心したのか、一瞬ボールに背を向けてゴールへ歩いていると、GKの隙を見た相手選手がキックオフ直後にロングシュート。虚を突かれたGKは必死に後ろ走りでゴールラインへ戻り、ジャンプしながら必死に手を伸ばすも、シュートはGKの頭上を越えてゴールインしてしまった。

これには歓喜の声を上げていた実況者も言葉を失い、GKも地面に倒れたまましばらく動けない様子となってしまった。この悲劇はSNSで拡散されており、イギリス『ガーディアン』やアメリカ『ESPN』など、大手メディアでも取り上げられている。

GKながら劇的なスーパーゴールを決めたところまでは良かったが、一瞬の油断が招いてしまったこの悲劇。まさに30秒の間に天国と地獄を味わうこととなってしまった。
◆劇的AT同点弾を決めた30秒後に失点…!
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