今年考えるべきはACL出場権争い? いやいやもっと違うのがあるでしょ?! の巻/倉井史也のJリーグ

2020.10.31 11:15 Sat
©︎J.LEAGUE
今年のACLがドタバタになったもんだから、例年のACL出場圏内争い!! みたいなのが、だんだん「ACLに出ることになったら、どんだけ戦力いるんだよ」的な心配に変わっている気がする今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

でもね、今年はACL出場権よりも、もっと重要なことがあるんですよ。それは天皇杯出場権争い!! だって今年、J1リーグのチームの中で天皇杯に出られるのは、トップ2チームだけ!!(Jリーグ全体でもJ2・J3の首位チームを合わせた4チームのみ) 2位までのチームが27日の準決勝、そして勝てば1月1日の決勝に進出できるんです。

しかも今年の天皇杯は第100回!! こりゃいつまでも記録に残るじゃありませんか。「第100回を迎えた天皇杯は、新型コロナウイルスの影響で変則開催となり、J1リーグのチームは2チームだけが参加。そして見事に-●●●●が歴史に名を刻んだ」っていう文章が目に浮かびません?
まぁ現時点で勝点65と2位チームに勝点17の差を付けてる川崎の優勝は決まりとして、こうなったら問題は2位争いですよ。現在は24試合消化したG大阪と25試合消化したC大阪が勝点48で並んでるんですけど、これは大阪熱い!! でもじゃあ、この2チームってこれまでどれくらい競ってたか、ちょっと考えてみましょうか。年間順位って考えるようになったのはJ2スタートを受けた1999年からなので、

1999年 C大阪(J1-6位)G大阪(J1-11位)
2000年 C大阪(J1-5位)G大阪(J1-6位)
2001年 G大阪(J1-7位)C大阪(J1-16位)
2002年 G大阪(J1-3位)C大阪(J2-2位)
2003年 C大阪(J1-9位)G大阪(J1-10位)
2004年 G大阪(J1-3位)C大阪(J1-15位)
2005年 G大阪(J1-1位)C大阪(J1-5位)
2006年 G大阪(J1-3位)C大阪(J1-17位)
2007年 G大阪(J1-3位)C大阪(J2-5位)
2008年 G大阪(J1-8位)C大阪(J2-4位)
2009年 G大阪(J1-3位)C大阪(J2-2位)
2010年 G大阪(J1-2位)C大阪(J1-3位)
2011年 G大阪(J1-3位)C大阪(J1-12位)
2012年 C大阪(J1-14位)G大阪(J1-17位)
2013年 C大阪(J1-4位)G大阪(J2-1位)
2014年 G大阪(J1-1位)C大阪(J1-17位)
2015年 G大阪(J1-2位)C大阪(J2-4位)
2016年 G大阪(J1-4位)C大阪(J2-4位)
2017年 C大阪(J1-3位)G大阪(J1-10位)
2018年 C大阪(J1-7位)G大阪(J1-9位)
2019年 C大阪(J1-5位)G大阪(J1-7位)
こうしてみると通算ではG大阪有利だけど、最近の成績ではC大阪が上。こういう激しい争いを制して天皇杯に進出すると、その勢いってありますからね。さて、今年はどうなりますやら〜!!

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