アリソン復帰のリバプール、フィルミノ初弾とジョタのゴールでブレイズに逆転勝利! 南野は終盤に途中出場《プレミアリーグ》
2020.10.25 06:05 Sun
プレミアリーグ第6節、リバプールvsシェフィールド・ユナイテッドが24日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが2-1で逆転勝利した。なお、リバプールのFW南野拓実は84分から途中出場した。
前節、エバートンとのマージーサイド・ダービーを2-2のドローで終えてリーグ戦2戦未勝利となったリバプールだが、直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではアヤックスに1-0で競り勝って公式戦4戦ぶりの白星を手にした。
リーグ3戦ぶりの白星を目指すこの一戦では先発3人を変更。負傷明けのGKアリソンが復帰し、ミルナーとカーティス・ジョーンズに代わってヘンダーソンとジョタを起用。最前線にサラー、2列目に右からジョタ、フィルミノ、マネを並べる[4-2-3-1]の布陣に変更した。
試合は開始2分にロバートソンの長いグラウンダーの縦パスに抜け出したマネが飛び出したGKを外して無人のゴールへシュートを蹴り込む決定機が訪れるが、ここはDFイーガンのゴールカバーに遭う。さらに、直後の3分にはハーフウェイライン付近で得たFKの場面でキッカーのアレクサンダー=アーノルドがGKの前よりのポジションを見て意表を突くロングシュートでゴールに迫る。
開始5分までに2度の決定機を作り出す力強い入りを見せたホームチームだが、やや不運な形から先制を許す。10分、自陣ボックス付近でクリアが相手に当たってこぼれたところに慌てて反応したDFファビーニョがマクバーニーと交錯。当初はファウルがボックスの外と判定されたが、VARのレビューの結果、判定がPKに変更される。これをキッカーのベルゲに決められた。
その後も圧倒的にボールを保持するものの、決定機まで持ち込めない停滞した状況が続くが、ここ最近批判に晒されている背番号9が結果で反論して見せる。41分、相手を押し込んだ状態で右サイドのヘンダーソンが鋭いクロスをゴール前に入れると、ファーでフリーのマネがヘディングシュート。これはGKラムズデールの好守に阻まれたが、こぼれ球をフィルミノが押し込んだ。
フィルミノの今季初ゴールによって前半のうちに追いついたリバプールだったが、後半立ち上がりの47分にはバルドックに際どいシュートを浴びるなど、ややバタついた入りとなる。
それでも、徐々に落ち着きを取り戻して相手を自陣深くに押し込むと、62分にはアレクサンダー=アーノルドの右からの斜めのパスに反応したサラーが見事なファーストタッチからボレーでゴールネットを揺らす。だが、VARの結果、わずかにオフサイドラインを越えておりゴールは認められない。
前半に続きVARの判定に悩まされるリバプールだったが、直後に正真正銘の逆転ゴールを挙げる。64分、波状攻撃から左サイド深くでボールを持ったマネが相手DFを抜き切らないタイミングで左足のクロスを入れると、これをDF2枚の間にポジションを取ったジョタが頭で合わせた。
この試合初めてリードを手にしたリバプールだが、失点後も士気を落とさずにハードに戦うアウェイチームを前に依然として苦しめられる。81分にはカウンターからサラーに3点目のチャンスが訪れるが、ゴール至近距離からのシュートは右ポストを叩いた。
苦しい状況を受けて、クロップ監督は殊勲のフィルミノ、ジョタを下げて84分に南野とミルナーを同時投入。より守備的な布陣で逃げ切りを図ると、試合終盤にかけてもバークらに際どいシュートを許したものの、守護神アリソンらを中心に何とかリードを守り切った。そして、ホームでブレイズを退けたリバプールは、リーグ3戦ぶりの白星を手にした。
前節、エバートンとのマージーサイド・ダービーを2-2のドローで終えてリーグ戦2戦未勝利となったリバプールだが、直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではアヤックスに1-0で競り勝って公式戦4戦ぶりの白星を手にした。
リーグ3戦ぶりの白星を目指すこの一戦では先発3人を変更。負傷明けのGKアリソンが復帰し、ミルナーとカーティス・ジョーンズに代わってヘンダーソンとジョタを起用。最前線にサラー、2列目に右からジョタ、フィルミノ、マネを並べる[4-2-3-1]の布陣に変更した。
開始5分までに2度の決定機を作り出す力強い入りを見せたホームチームだが、やや不運な形から先制を許す。10分、自陣ボックス付近でクリアが相手に当たってこぼれたところに慌てて反応したDFファビーニョがマクバーニーと交錯。当初はファウルがボックスの外と判定されたが、VARのレビューの結果、判定がPKに変更される。これをキッカーのベルゲに決められた。
すぐさま反撃に転じるリバプールだが、[5-3-2]の堅固な守備ブロックを敷くアウェイチームの堅守に手を焼く。逆に、悪い失い方からロングカウンターに晒されると、21分にはボックス内でフリーにしたマクバーニーに左足を振り抜かれるが、ここはシュートミスに救われる。さらに、24分には右ウイングバックのバルドックからのクロスを、ボックス左に走り込んだ左ウイングバックのオズボーンにダイレクトボレーで合わせられるが、ここはGKアリソンのファインセーブで凌いだ。
その後も圧倒的にボールを保持するものの、決定機まで持ち込めない停滞した状況が続くが、ここ最近批判に晒されている背番号9が結果で反論して見せる。41分、相手を押し込んだ状態で右サイドのヘンダーソンが鋭いクロスをゴール前に入れると、ファーでフリーのマネがヘディングシュート。これはGKラムズデールの好守に阻まれたが、こぼれ球をフィルミノが押し込んだ。
フィルミノの今季初ゴールによって前半のうちに追いついたリバプールだったが、後半立ち上がりの47分にはバルドックに際どいシュートを浴びるなど、ややバタついた入りとなる。
それでも、徐々に落ち着きを取り戻して相手を自陣深くに押し込むと、62分にはアレクサンダー=アーノルドの右からの斜めのパスに反応したサラーが見事なファーストタッチからボレーでゴールネットを揺らす。だが、VARの結果、わずかにオフサイドラインを越えておりゴールは認められない。
前半に続きVARの判定に悩まされるリバプールだったが、直後に正真正銘の逆転ゴールを挙げる。64分、波状攻撃から左サイド深くでボールを持ったマネが相手DFを抜き切らないタイミングで左足のクロスを入れると、これをDF2枚の間にポジションを取ったジョタが頭で合わせた。
この試合初めてリードを手にしたリバプールだが、失点後も士気を落とさずにハードに戦うアウェイチームを前に依然として苦しめられる。81分にはカウンターからサラーに3点目のチャンスが訪れるが、ゴール至近距離からのシュートは右ポストを叩いた。
苦しい状況を受けて、クロップ監督は殊勲のフィルミノ、ジョタを下げて84分に南野とミルナーを同時投入。より守備的な布陣で逃げ切りを図ると、試合終盤にかけてもバークらに際どいシュートを許したものの、守護神アリソンらを中心に何とかリードを守り切った。そして、ホームでブレイズを退けたリバプールは、リーグ3戦ぶりの白星を手にした。
リバプールの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
リバプールの人気記事ランキング
1
シャビ・アロンソ監督がフリーになる可能性!? レバークーゼンCEOが認める…レアル含めた4クラブのオファーは受けられる状況に
レバークーゼンの最高経営責任者(CEO)であるフェルナンド・カロ氏が、去就が注目されているシャビ・アロンソ監督()の去就について中有もく発言をした。スペイン『アス』が伝えた。 アロンソ監督は、2021年10月からレバークーゼンを指揮。2023-24シーズンは史上初のブンデスリーガ無敗優勝を果たし、DFBポカールも優勝。ヨーロッパリーグ(EL)では決勝まで進んだがアタランタに敗れ、無敗での3冠という偉業は逃したものの、チームを大きく飛躍させた。 今シーズンもブンデスリーガで優勝を争っていた中、ザンクト・パウリ戦で1-1のドローに終わり、首位のバイエルンとの勝ち点差は「5」に広がることとなった。 アロンソ監督には、かつて所属したレアル・マドリーが関心を強めているとされており、カルロ・アンチェロッティ監督がチャンピオンズリーグ(CL)での失敗により早期退任する可能性もあるとされ、その後任候補に挙がっていると見られている。 そんな中、カロ会長はローレウス賞の授賞式に出席。その際に、アロンソ監督の去就について注目発言をした。 レバークーゼンとアロンソ監督はすでに合意に至っているとし、アロンソ監督が現役時代に在籍したレアル・ソシエダ、リバプール、マドリー、バイエルンからオファーが来た場合は、フリーで手放すことになると明かした。 クラブは監督に対して3、4週間の猶予を与えているとのこと。ブンデスリーガのシーズンが終了する頃には、どうなるのかがハッキリするという。 2025.04.21 23:35 Mon2
「どうなるか分からない」去就が騒がしいアレクサンダー=アーノルド、残留決めたファン・ダイクは「最高の状態である必要がある」と信頼を寄せる
リバプールのキャプテンでもあるオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクが、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドについて語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 リバプールは20日、プレミアリーグ第33節でレスター・シティと対戦。なかなかゴールが入らない展開となったが、76分に途中出場のトレント・アレクサンダー=アーノルドがゴールを記録し、0-1で勝利を収めた。 これによりリーグ優勝へ王手をかけたリバプール。試合を決めたアレクサンダー=アーノルドは今シーズン終了後にレアル・マドリー行きが噂されている。 自身は2年間の契約延長を果たしたばかりのファン・ダイクは、去就がどうなってもリバプールにとっては重要な存在であることには変わりないとした。 「これは大きな瞬間だ。彼の周りには多くの騒音がある。もちろん、誰もがそれが彼のせいなのか、それとも今の人生の一部なのかを議論するだろう」 「彼が残留するにせよ退団するにせよ、日曜日に彼がチームに決定機を与えてくれたことを当然のことと考えるべきではない」 「僕たちは相手が人間であることを忘れているようだ。彼はここ数カ月、様々な局面を経験しており、彼のこれまでの姿については誰もが意見を持っているだろう。しかし、僕たち選手は試合に勝ちたいと考えているし、彼はシーズンを通して重要な存在だった」 「まだ試合は残っている。トレント・アレクサンダー=アーノルドが最高の状態である必要がある。今後何が起こるかは、どうなるか分からない。それが人生であり、サッカーだ。どうなるか見てみよう」 <span class="paragraph-title">【動画】レスターが必死で守る中、アレクサンダー=アーノルドが強引にねじ込む!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Ah2dfJdt5Yg";var video_start = 128;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.21 23:10 Mon3
エースに続いてキャプテンも!ファン・ダイクがリバプールと2年間の契約延長にサイン「とても嬉しく、とても誇りに思う」
リバプールは17日、キャプテンを務めるオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイク(33)との契約延長を発表した。新たに2年契約し、2027年夏までの契約となる。 ファン・ダイクは、フローニンヘン、セルティック、サウサンプトンでプレーし、2018年1月にリバプールに加入。ディフェンスリーダーとしてチームを牽引し、現在はキャプテンも務めている。 これまで公式戦314試合に出場し27ゴール13アシストを記録。プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、FAカップ、EFLカップと獲得できるタイトルを全て手にしている。 今シーズンもチームの主軸としてプレーする中、シーズン終了後に契約満了を迎える予定だったが、ついに契約にサイン。エジプト代表FWモハメド・サラーに続いて、主軸の残留となった。 ファン・ダイクはクラブを通じて「とても嬉しく、とても誇りに思う」とコメント。「このことについて話しているだけでも、もちろん色々な感情がよぎる」と語り、喜びを語った。 「誇らしい気持ちだ。喜びでいっぱいだ。本当に信じられない気持ちだ。これまでのキャリアの道のりを、このクラブでさらに2年間続けられるなんて、本当に素晴らしい。本当に嬉しい」 <span class="paragraph-title">【動画】思い出と共に…リバプールがファン・ダイクとの契約延長を発表!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">The show goes on. <a href="https://t.co/kpuiXOt7GZ">pic.twitter.com/kpuiXOt7GZ</a></p>— Liverpool FC (@LFC) <a href="https://twitter.com/LFC/status/1912809008223641802?ref_src=twsrc%5Etfw">April 17, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.17 19:23 Thu4
ユナイテッドの守護神問題、フランクフルトの22歳GKを狙う? 移籍金は最低97億円か
守護神の問題が注目されているマンチェスター・ユナイテッドだが、ドイツから新たな守護神を迎えるかもしれない。 ユナイテッドは正守護神と務めるカメルーン代表GKアンドレ・オナナのミスが目立ち、批判の対象に。ルベン・アモリム監督は擁護したが、目に余るプレーがあるのも事実だ。 そんな中、ドイツ『ビルト』によれば、フランクフルトのブラジル人GKカウア・サントス(22)の獲得に関心を寄せているとのこと。正守護神GKケビン・トラップの負傷離脱の穴をしっかりと埋め、高いパフォーマンスを見せている。 198cmの恵まれたサイズを活かした迫力あるセーブは注目の的に。ユナイテッド、トッテナム・ホットスパー、そしてリバプールもカウア・サントスに関心を寄せているという。 フランクルとは2024年10月に先手を打ち、2030年までの契約延長を締結。サラリーも150万ユーロ(約2億4300万円)までに増額させており、移籍金は最低でも6000万ユーロ(約97億1500万円)以上に設定しているようだ。 2025.04.18 17:05 Fri5