バルセロナ、1試合限定“フェ”変更のヘタフェに競り負けて今季初黒星…マドリーにお付き合いの形で次節クラシコへ《ラ・リーガ》
2020.10.18 06:08 Sun
ラ・リーガ第6節、ヘタフェvsバルセロナが17日に行われ、ホームのヘタフェが1-0で勝利した。
前節、セビージャとドローに終わり、開幕からの連勝がストップしたバルセロナ。次節にレアル・マドリーとのエル・クラシコを控える中、インターナショナルマッチウィーク明け初戦は同勝ち点で並ぶヘタフェとのアウェイゲームとなった。
ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)初戦のフェレンツヴァーロシュ戦を控える中、クーマン監督は、負傷のジョルディ・アルバに代えて移籍後初先発のデスト、コウチーニョとアンス・ファティに代えて同じく初先発のペドリ、デンベレを起用するなど若干のローテーションを採用した。
なお、ホームのヘタフェはコロナ禍において「信仰心」を失ってほしくないという考えから、この一戦限定でクラブ名を“フェ(Fe:信仰の意)”に変更するキャンペーンを実施した。
この試合、メッシを右サイド、グリーズマンを最前線に置いたバルセロナは、ボール保持を全く意識しない堅守速攻が売りのホームチームを相手にボールを握って押し込む形を取る。ただ、なかなかフィニッシュまで持ち込むことができず、18分には相手のカウンターからボックス右に抜け出したマクシモビッチに最初の枠内シュートを許す。
前半半ばを過ぎると、球際でのバトルを特長とするヘタフェのファウルが目立ち、カードが飛び交う荒れ模様の展開に。それでも、攻勢を強めるバルセロナは30分、ペドリの短いスルーパスに抜け出したグリーズマンにボックス内で絶好機が訪れる。だが、利き足とは逆の右足で放ったシュートは枠を大きく外した。その後、前半終盤にはボックス手前で得たFKの場面でメッシが直接狙うも、ここはGKソリアに難なくセーブされ、前半はゴールレスで終了した。
後半に入って攻撃のギアを上げたいバルセロナだったが、やや不運な形から先制点を奪われる。56分、相手セットプレーの流れでルーズボールに反応したジェネをデ・ヨングがアフター気味に倒してしまい、痛恨のPK献上。これをキッカーのマタに決められた。
この失点を受けて、クーマン監督はデンベレ、ペドリに代えて温存していたコウチーニョ、アンス・ファティを同時投入。そのアンス・ファティは投入直後から左サイドで積極的に仕掛け、69分にはボックス手前から右足を振り抜くが、これは惜しくも枠の右に外れた。
完全に専守防衛のヘタフェの堅い守備を前になかなか攻撃の形を作れないバルセロナは、80分にグリーズマン、デ・ヨングを下げてトリンコン、ブラースヴァイトを投入。リスクを冒して攻めに出るが、84分には相手のカウンターに晒されてボックス内に侵入したクチョ・エルナンデスに決定的なシュートを許す。だが、ここはGKネトが見事な反応で何とか触りボールはクロスバーを叩いた。
さらに、89分にもクチョ・エルナンデスに独走を許して絶体絶命のピンチを迎えたバルセロナだが、ここも相手のシュートミスに救われる。6分が加えられた後半アディショナルタイムにはメッシのシュート、相手のクリアミスでゴールに迫ったものの、最後まで同点に追いつくことはできなかった。そして、数時間前に行われた試合でカディスに敗れたマドリーにお付き合いする形で今季初黒星を喫したバルセロナは、リーグ2戦未勝利でクラシコに臨むことになった。
前節、セビージャとドローに終わり、開幕からの連勝がストップしたバルセロナ。次節にレアル・マドリーとのエル・クラシコを控える中、インターナショナルマッチウィーク明け初戦は同勝ち点で並ぶヘタフェとのアウェイゲームとなった。
ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)初戦のフェレンツヴァーロシュ戦を控える中、クーマン監督は、負傷のジョルディ・アルバに代えて移籍後初先発のデスト、コウチーニョとアンス・ファティに代えて同じく初先発のペドリ、デンベレを起用するなど若干のローテーションを採用した。
この試合、メッシを右サイド、グリーズマンを最前線に置いたバルセロナは、ボール保持を全く意識しない堅守速攻が売りのホームチームを相手にボールを握って押し込む形を取る。ただ、なかなかフィニッシュまで持ち込むことができず、18分には相手のカウンターからボックス右に抜け出したマクシモビッチに最初の枠内シュートを許す。
しかし、直後の20分にはトップ下に入ったペドリの中央での仕掛けから左サイドのデストを経由したボールがメッシに入り、ボックス手前右から左足を振り抜くが、これは惜しくも左ポストを叩いた。
前半半ばを過ぎると、球際でのバトルを特長とするヘタフェのファウルが目立ち、カードが飛び交う荒れ模様の展開に。それでも、攻勢を強めるバルセロナは30分、ペドリの短いスルーパスに抜け出したグリーズマンにボックス内で絶好機が訪れる。だが、利き足とは逆の右足で放ったシュートは枠を大きく外した。その後、前半終盤にはボックス手前で得たFKの場面でメッシが直接狙うも、ここはGKソリアに難なくセーブされ、前半はゴールレスで終了した。
後半に入って攻撃のギアを上げたいバルセロナだったが、やや不運な形から先制点を奪われる。56分、相手セットプレーの流れでルーズボールに反応したジェネをデ・ヨングがアフター気味に倒してしまい、痛恨のPK献上。これをキッカーのマタに決められた。
この失点を受けて、クーマン監督はデンベレ、ペドリに代えて温存していたコウチーニョ、アンス・ファティを同時投入。そのアンス・ファティは投入直後から左サイドで積極的に仕掛け、69分にはボックス手前から右足を振り抜くが、これは惜しくも枠の右に外れた。
完全に専守防衛のヘタフェの堅い守備を前になかなか攻撃の形を作れないバルセロナは、80分にグリーズマン、デ・ヨングを下げてトリンコン、ブラースヴァイトを投入。リスクを冒して攻めに出るが、84分には相手のカウンターに晒されてボックス内に侵入したクチョ・エルナンデスに決定的なシュートを許す。だが、ここはGKネトが見事な反応で何とか触りボールはクロスバーを叩いた。
さらに、89分にもクチョ・エルナンデスに独走を許して絶体絶命のピンチを迎えたバルセロナだが、ここも相手のシュートミスに救われる。6分が加えられた後半アディショナルタイムにはメッシのシュート、相手のクリアミスでゴールに迫ったものの、最後まで同点に追いつくことはできなかった。そして、数時間前に行われた試合でカディスに敗れたマドリーにお付き合いする形で今季初黒星を喫したバルセロナは、リーグ2戦未勝利でクラシコに臨むことになった。
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