ユナイテッドが“試合終了後”の劇的PK弾で今季初勝利! 内容は劣勢も勝負強さ発揮《プレミアリーグ》

2020.09.26 22:44 Sat
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
プレミアリーグ第3節、ブライトンvsマンチェスター・ユナイテッドが26日に行われ、アウェイのユナイテッドが3-2で勝利した。

今季の初陣となったクリスタル・パレス戦で新戦力ファン・デ・ベークにデビューゴールが生まれたものの、ホームで1-3の完敗となったユナイテッド。ミッドウィークのEFLカップで格下ルートン・タウンを退け、公式戦初勝利を手にした中、ブライトンとのアウェイゲームで今季プレミア初勝利を目指した。

ルートン戦からはマグワイア、ワン=ビサカ、マティッチを除く先発8人を入れ替え、ポグバやブルーノ・フェルナンデス、マルシャルなど、昨季終盤戦のベストメンバーがスタメンに名を連ねた。

試合は立ち上がりからハイプレスを仕掛けるブライトンがサイドを起点にユナイテッドを押し込む入りに。9分にはボックス手前左でアルザテからパスを受けたトロサールが強烈な左足のシュートを放つが、これは左ポストを叩く。

一方、守勢の入りとなったユナイテッドも15分を過ぎて徐々に押し返していく。17分には相手のビルドアップのミスを突きボックス左に侵入したグリーンウッドがファーストシュート。その直後にもB・フェルナンデスが際どいクロスで相手ゴールを脅かす。

その後は再びブライトンペースが続く中、32分にはユナイテッドがグリーンウッドのシュートで先にゴールネットを揺らすが、ここはラストパスを出したラッシュフォードがオフサイドを取られ、ゴールは認められず。すると、40分にはボックス右に抜け出したランプティをB・フェルナンデスが後方から倒してPKを献上。これをキッカーのモペイにパネンカで決められ、先制を許した。

しかし、すぐさま反撃に転じたアウェイチームは43分、ショーの果敢な仕掛けから相手陣内左サイド深くでFKを獲得。キッカーのB・フェルナンデスがファーへ鋭いボールを入れると、大外でフリーのマティッチがワンタッチで折り返したボールがマグワイアと競ったDFダンクのオウンゴールを誘い、前半のうちに試合を振り出しに戻した。

迎えた後半、立ち上がりにコノリーのPK、グリーンウッドのゴールがそれぞれVARで取り消されるオープンな入りを見せた中、ユナイテッドが個の力で逆転に成功する。55分、自陣からのロングカウンターでB・フェルナンデスの絶妙なミドルスルーパスに反応したラッシュフォードが左サイドを独走し、そのままボックス内に切り込む。戻ったDFに囲まれたものの、細かい切り返しとフェイントで守備網をかいくぐって放った右足のシュートがDFにディフレクトしてゴールネットを揺らした。

これで一気にユナイテッドペースに傾くかに思われたが、ブライトンは前半同様簡単に流れを渡さない。60分にはボックス付近での細かい崩しからボックス左のマーチが左足のシュートを放つが、これは惜しくも右ポストの内側を叩く。

その後もブライトンの攻勢が続く中、トロサールらの決定機においてポストやクロスバーが最後の砦としてユナイテッドを助ける。この劣勢を受けて、スールシャール監督はグリーンウッドに代えてバイリー、マルシャルに代えてファン・デ・ベークをピッチに送り込み、割り切って守備を固める逃げ切り態勢に入る。

だが、試合終了間際の95分には相手のパワープレーに屈し、ウェブスターからの右クロスをファーでフリーのマーチに頭で叩き込まれて土壇場で追いつかれる。

これで万事休すと思われたユナイテッドだったが、最後の最後に勝負強さを発揮する。後半ラストプレーとなった左CKの場面でマグワイアの枠を捉えたヘディングシュートはDFのゴールカバーに遭い、主審はタイムアップのホイッスルを吹いた。

だが、ユナイテッド陣営が執拗に相手のハンドをアピールすると、VARのレビューの結果、モペイのハンドでのPKが与えられる。これを名手B・フェルナンデスがきっちり決め、“試合終了後”の劇的勝ち越しゴールで苦しみながらも今季リーグ初勝利を手にした。

コメント
関連ニュース
thumb

スールシャールはこれ以上の戦力を望まず「クオリティの高いプレーヤーが揃っている」、 問題は人員整理

マンチェスター・ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督は今冬、これ以上の新加入選手には期待していないようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 名将サー・アレックス・ファーガソン氏が率いて以来のプレミアリーグ首位浮上を果たし、8年ぶりのリーグ制覇へ突き進んでいるユナイテッド。しかし、今冬の移籍市場で大幅な戦力アップには乗り出しておらず、昨年10月に獲得合意していたFWアマド・ディアロ・トラオレ(18)を迎え入れたものの、その青田買いのみとなっている。 スールシャール監督はFAカップとヨーロッパリーグ(EL)も勝ち上がっており、3冠の可能性を残す状況だが、タイトルを後押しする戦力確保を否定。好調をキープする現状のスカッドに満足感を示している。 「私はそうは思わない。誰かが加入してきたら驚きだ」 「チームは強いし、クオリティの高いプレーヤーが揃っている。時には選手を放出しなければならないこともある。何か驚くようなことがない限り、加入があるとは思わない」 ユナイテッドは今冬、DFティモシー・フォス=メンサー(23)をレバークーゼンへ売却し、FWオディオン・イガロ(31)が1月末でレンタル期間満了を迎える。2月1日にまでの今冬の移籍期間で指揮官から構想外となっているMFジェシー・リンガード(28)やGKセルヒオ・ロメロ(33)、DFマルコス・ロホ(30)などの去就が注目ポイントになりそうだ。 2021.01.27 21:45 Wed
twitterfacebook
thumb

好調ユナイテッドをけん引するスールシャール、チームの成長に手応え「すべてのチームに勝つことができる」

マンチェスター・ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督がチームの成長を実感している。クラブ公式サイトが伝えた。 好調を維持するユナイテッドは24日に行われたFAカップ4回戦でリバプールを3-2で下し、士気もますます上昇。プレミアリーグでは昨シーズン同様にスタートダッシュに失敗も早期立て直しに成功し、現在は4連勝を含む13試合無敗中で2位に位置して首位を争っている。 27日に行われる第20節シェフィールド・ユナイテッド戦前の記者会見に出席したスールシャール監督は、「このような試合は非常に重要」だとコメント。さらに、優勝候補に挙げられるビッグクラブとの激闘に手応えを感じている。 「リバプールとの2試合(第19節0-0△、FAカップ4回戦3-2○)、マンチェスター・シティ(第12節0-0△、EFLカップ準決勝0-2●)との2試合で自分たちの形でプレーすれば戦えることを示してきたと思う」 「我々は何年にもわたって1試合の中でシステムを変化させ微調整することで何試合か勝利を収めてきた。それができた上で競争力を感じられるような順位で戦いたいと思っていた。それができているね」 「リバプールには勝ってシティには負けたが、このような厳しいゲームではどちらも簡単に逆の結果になっていた可能性がある。しかし、このようなゲームで自分たちのペースでプレーした結果、チャンスが作れている。そして、すべてのチームに勝つことができると感じている。これは我々にとって大きな前進だ」 「過去のシーズンを振り返ってみると、以前はシティ相手にも結果を残している。リバプール戦でも良いパフォーマンスを見せていたが、昨年は0-2で我々が敗れた。それが、我々が昨季彼ら相手に喫した唯一の黒星だ」 2021.01.27 15:25 Wed
twitterfacebook
thumb

WBAに5発圧勝のシティが7連勝で今季初の首位浮上《プレミアリーグ》

マンチェスター・シティは26日、プレミアリーグ第20節でWBAとのアウェイ戦に臨み、5-0で圧勝した。 前節アストン・ビラ戦を勝利して6連勝とし、首位マンチェスター・ユナイテッドを2ポイント差で追う2位シティ(勝ち点38/1試合未消化)は、3日前に行われたFAカップではチェルトナムに3-1と勝利した。そのチェルトナム戦のスタメンから9選手を変更。フォーデンとマフレズのみ引き続きスタメンとなった。 19位WBA(勝ち点11)に対し、3トップに右からマフレズ、スターリング、フォーデンと並べたシティは開始3分、フォーデンのシュートが右ポストに直撃する決定機を早速演出。 すると6分にあっさり先制する。カンセロのロングフィードを受けたペナルティアーク中央のギュンドアンがコントロールシュートをゴール左に蹴り込んだ。 さらに20分、ベルナルド・シウバの折り返しを受けたボックス手前右のカンセロが左足でのループシュートを決めると、一度はベルナルド・シウバがオフサイド判定となったものの、VARの末にオンサイドとなりゴールが認められた。 やや幸運な形で追加点を奪ったシティは、30分に敵陣ボックス内でボールを奪ったギュンドアンがこの試合2点目を決めて3-0。さらに追加タイム2分にはマフレズのゴールも決まって前半で4-0とし、勝負を決定付けた。 迎えた後半、51分にロドリのミドルシュートがバーを掠めた余裕のシティは、フォーデンとギュンドアンを下げる。そして58分にはマフレズのアシストからスターリングにもゴールが生まれて5-0とした。 その後は流し気味にプレーしたシティが5-0のまま圧勝。明日試合を控えるユナイテッドをかわして今季初の首位浮上としている。 2021.01.27 07:14 Wed
twitterfacebook
thumb

疲労の蓄積を否定するB・フェルナンデス「まだ26歳で、疲れてなんていられない」

マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが、自身の疲労について否定している。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 2020年1月にユナイテッドへ加入したB・フェルナンデスは、瞬く間にチームにフィット。今シーズンは絶対的な主力として公式戦26試合に出場し、16ゴール10アシストをマークしている。 24日に行われたFAカップ4回戦のリバプールでも、MFドニー・ファン・デ・ベークに代わり66分に出場したB・フェルナンデスは、ライバルを破る決勝弾を記録した。 加入以降、目覚ましい活躍を続ける一方で、ここまでリーグ戦とチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ全試合に出場しているB・フェルナンデスには、休養が必要だという声も挙がっている。しかし、B・フェルナンデス本人は疲労の蓄積を否定。オーレ・グンナー・スールシャール監督の起用方法を尊重するとしつつ、なるべく多くの試合に出場したいと語った。 「疲れたかって? 僕はまだ26歳だよ。疲れているはずがない。もし今から疲れていたら、30歳や32歳になった時にプレーなんてできないさ。5試合に1試合だけプレーするとかになるかもね。だから、特に疲れてはいないよ」 「もちろん、監督はチームに何が必要か知っている。FAカップではドニー(・ファン・デ・べーク)を選び、チームにフレッシュさを与えたんだ。ドニーは本当に良いトレーニングを積んでおり、今後僕らにとってますます重要な存在になるはずだから、公平な判断だったと思うよ」 また、B・フェルナンデスは、ユナイテッドへはタイトルを勝ち取るためにやってきたことを強調。同時に、自身を支えるメンタリティについても明かしている。 「僕がここへやってきたのは、クラブにすべてを勝ち取る意欲があると知ったからだ。僕のメンタリティや、僕の人生とフットボールにおける自身のあり方は、勝つことにこそあるからね」 「チームメイトを信頼し、自分自身を信じなければならない。自分にできることがなくなるまでね。誰かが僕より先にトロフィーを手にする姿を見たら、信念を失ってしまうだろう」 「僕はいつもそうだった。負けず嫌いで、試合に負けるのが普通だなんて思っていない。友達や兄弟、近所の人と遊んでいた時も、負けるのが嫌で毎回勝ちたいと思っていた。このメンタリティは、僕のこれからの人生でもずっと変わらないはずさ」 2021.01.26 17:54 Tue
twitterfacebook
thumb

FA杯リバプール戦で途中交代のラッシュフォード、ヒザの検査へ

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードがヒザの検査を受けるようだ。クラブ公式サイトが伝えている。 今季もユナイテッドのエースとして輝き続けるラッシュフォードは24日に本拠地で行われたFAカップ4回戦のリバプール戦に先発。自身にとって、今季の公式戦31試合目となる一戦でシーズン15得点目を含む1得点1アシストの活躍を披露して、リバプール撃破に大きく貢献した。 とりわけ、カウンター時の旗手として大きな存在感を解き放ったラッシュフォードだが、86分に途中交代を告げられると、ベンチに戻らず、そのままドレッシングルームに。試合後のオーレ・グンナー・スールシャール監督によると、ヒザに違和感を覚えての交代だったという。 ノルウェー人指揮官は試合後、ラッシュフォードの次戦出場可否を問われると、ヒザの負傷と検査予定を明らかにした。 「そう願う。ヒザを痛めてしまったみたいだ。明日、検査で程度がわかるだろう」 FAカップで16強入りを果たしたユナイテッドはプレミアリーグでも首位に位置。27日に行われる次戦はプレミアリーグ第20節となり、最下位のシェフィールド・ユナイテッドをホームに迎え撃つ。 2021.01.26 14:25 Tue
twitterfacebook



NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly