マインツで内紛…サライの構想外受け、選手たちが練習をボイコット
2020.09.24 20:36 Thu
マインツでクラブと選手間での内紛が起きているようだ。ドイツ『キッカー』が伝えている。
マインツは、今週に入ってハンガリー代表FWアダム・サライ(32)に対して、突然構想外を言い渡した。スポーツ・ディレクターを務めるルーヴェン・シュレーダー氏は移籍先を探すように求めると共に、個別練習は許可したものの、全体練習を外れるよう指示した。
今回の決断に関して、クラブサイドはあくまで“スポーツ面”を理由に挙げているが、一部ではアヒム・バイエルロルツァー監督との確執や、コロナ禍で未払いの給与の支払いに関する問題を指摘する説も出ている。
そういった中、クラブのサライに対する冷遇に憤った選手たちは、サライを支持する目的で23日午後に行われる予定だったトレーニングセッションでボイコットを敢行。
これを受けてクラブは、「水曜日(23日)の午後に行われたトップチームのトレーニングセッションは、予定通りに進まなかった。その原因は、午後にトップチームと一緒にトレーニングをしないように通告されたアダム・サライに関するチーム内の感情的な議論にあった」と、公式声明を通じて選手のボイコットを認めた。
マインツは、今週に入ってハンガリー代表FWアダム・サライ(32)に対して、突然構想外を言い渡した。スポーツ・ディレクターを務めるルーヴェン・シュレーダー氏は移籍先を探すように求めると共に、個別練習は許可したものの、全体練習を外れるよう指示した。
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これを受けてクラブは、「水曜日(23日)の午後に行われたトップチームのトレーニングセッションは、予定通りに進まなかった。その原因は、午後にトップチームと一緒にトレーニングをしないように通告されたアダム・サライに関するチーム内の感情的な議論にあった」と、公式声明を通じて選手のボイコットを認めた。
なお、今回の内紛に関する詳細は、24日に行われるブンデスリーガ第2節、シュツットガルト戦に向けた公式会見の場で説明されるとのことだ。
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