Jリーグは10月にも入場者上限をさらに緩和へ、「マスク着用」が新型コロナウイルス感染予防のカギに
2020.09.21 11:37 Mon
Jリーグと日本野球機構(NPB)は21日、「第16回 新型コロナウイルス対策連絡会議」を実施した。
一方で、「今後の感染の推移を見極めていくとまだまだ予断を許さない状況もあるように思います。今回の緩和は、スポーツ界、野球やサッカーへの期待値への裏返しだと思います。経済活動と感染予防の期待が込められた50%への緩和だと思います」とし、規制が緩和しても観客などでのクラスターが発生しないため、感染予防を徹底することが重要であるとの見解を示した。
また、NPBの斉藤惇コミッショナーは「国内は下降が止まり、横ばい状況になりつつある。世界を見ると、特にヨーロッパを中心に急速に患者数が拡大している。かなり厳しい規制が施行されています」とまだまだ予断を許さない状況であるとコメント。「皆さんの支援、努力で50%まで入場させていただくことにになったので、気を緩めることなく、どちらかというと気を引き締めなければいけないと思う」と、村井チェアマン同様にこのタイミングで気を緩めてはいけないと語った。
座長を務める賀来満夫氏(東北医科薬科大学医学部・感染症学教室特任教授)はアメリカの専門チームとも話をしたとし「アメリカのチームと話をしたが、ワクチンが登場しても完全に新型コロナウイルスをコントロールするのは時間がかかる。来年に差し掛かることになる」とワクチンができてもまだまだ収まる可能性は低いとコメント。「観客を増やすというこの時期にこそ、プロ野球、Jリーグが無事に試合を進めるためにも、応援のスタイル、観客への呼びかけを是非行ってもらいたい」と語り、「気を引き締めながら、感染対策を守りながら、試合を安全に進めていただきたいと申し上げた」とよりリーグと観客が協力し合うことが大事であるとした。
政府の分科会のメンバーでもある舘田一博氏(東邦大学医学部微生物・感染症学講座教授)は「分科会でも大規模イベントの規制緩和は認められているが、リスクを考えて注意しなければ進めなければいけないという意見も出た」とし、「緩みがちになりやすい時期だからこそ、プロ野球とJリーグはコミッショナーとチェアマンを中心に、感染予防へのしっかりとメッセージを出してほしい」と、呼びかけを強めてもらいたいとの意向を示した。
いずれの意見もマスク着用が大きな感染予防になるというものであり、村井チェアマンは「マスクは飛沫を飛ばす、吸引しないということだけでなく、鼻とか口の粘膜へ触れさせないということにも繋がる。マスクをすることは自分を守るということにも繋がる」とマスク着用の重要性を語り、感染拡大の予防だけでなく、自身を守るためにも、スタジアムを訪れる際にはマスクの着用が重要になりそうだ。
賀来氏もマスク着用については複数人がすることが重要であるとコメント。「1人だけがマスクをつけただけでは感染リスクは下げられないが2人ともマスクをする、ユニバーサルマスキングだと感染リスクが明らかに下がる」とし、院内感染のデータからも接触する複数人がマスクを着用することが重要であるとコメント。「ソーシャル・ディスタンスを1m以上離れられなくても、マスクをしっかりつけることでリスクが減らせることがわかった」とし、様々なデータからもマスク着用がいかに重要か結果が出ているとコメントした。
また、現在は2万人か収容人数の30%を上限としているが、その緩和をさらに行う考えもあるとのこと。村井チェアマンは「9月24日に実行委員会が行いますが、30%から1席を空ける50%に変更することを9月末か10月頭から変更する協議を行う予定です」と、観客数の上限を緩和する方針であるとコメント。一方アウェイサポーターに関しては、「その状況で複数試合を行った踏まえ、状況を見てからビジター、アウェイの入場の判断を各クラブが決めることを原案としている」とし、さらに感染リスクがないことがわかればアウェイ観戦も可能になると語った。
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今回の対策連絡会議では、19日から適用された大規模イベントの入場者数規制緩和について議題に上がり、改めて観客数が増えることでの感染リスク対策などについて意見交換がなされた。Jリーグの村井満チェアマンは「9月19日から大規模イベントの緩和が行われています。5000名基準から50%へと緩和を進めているが、今のところ大きな集団感染が起こっている状況ではありません」と語り、スタートして数日だが、今のところは感染拡大の報告などがないとコメントした。また、NPBの斉藤惇コミッショナーは「国内は下降が止まり、横ばい状況になりつつある。世界を見ると、特にヨーロッパを中心に急速に患者数が拡大している。かなり厳しい規制が施行されています」とまだまだ予断を許さない状況であるとコメント。「皆さんの支援、努力で50%まで入場させていただくことにになったので、気を緩めることなく、どちらかというと気を引き締めなければいけないと思う」と、村井チェアマン同様にこのタイミングで気を緩めてはいけないと語った。
さらに、感染予防対策の1つとしてマスク着用を強く訴え、「観客の皆さん、応援の仕方に関わりますが、2万人近いお客さんが集まるので、マスクの着用を気をつけてほしい。入場者の方に関しては、マスクを義務付けるぐらいをしなくてはいけないとも思う」と、感染予防対策をより強くお願いすることになることを示唆した。
座長を務める賀来満夫氏(東北医科薬科大学医学部・感染症学教室特任教授)はアメリカの専門チームとも話をしたとし「アメリカのチームと話をしたが、ワクチンが登場しても完全に新型コロナウイルスをコントロールするのは時間がかかる。来年に差し掛かることになる」とワクチンができてもまだまだ収まる可能性は低いとコメント。「観客を増やすというこの時期にこそ、プロ野球、Jリーグが無事に試合を進めるためにも、応援のスタイル、観客への呼びかけを是非行ってもらいたい」と語り、「気を引き締めながら、感染対策を守りながら、試合を安全に進めていただきたいと申し上げた」とよりリーグと観客が協力し合うことが大事であるとした。
政府の分科会のメンバーでもある舘田一博氏(東邦大学医学部微生物・感染症学講座教授)は「分科会でも大規模イベントの規制緩和は認められているが、リスクを考えて注意しなければ進めなければいけないという意見も出た」とし、「緩みがちになりやすい時期だからこそ、プロ野球とJリーグはコミッショナーとチェアマンを中心に、感染予防へのしっかりとメッセージを出してほしい」と、呼びかけを強めてもらいたいとの意向を示した。
いずれの意見もマスク着用が大きな感染予防になるというものであり、村井チェアマンは「マスクは飛沫を飛ばす、吸引しないということだけでなく、鼻とか口の粘膜へ触れさせないということにも繋がる。マスクをすることは自分を守るということにも繋がる」とマスク着用の重要性を語り、感染拡大の予防だけでなく、自身を守るためにも、スタジアムを訪れる際にはマスクの着用が重要になりそうだ。
賀来氏もマスク着用については複数人がすることが重要であるとコメント。「1人だけがマスクをつけただけでは感染リスクは下げられないが2人ともマスクをする、ユニバーサルマスキングだと感染リスクが明らかに下がる」とし、院内感染のデータからも接触する複数人がマスクを着用することが重要であるとコメント。「ソーシャル・ディスタンスを1m以上離れられなくても、マスクをしっかりつけることでリスクが減らせることがわかった」とし、様々なデータからもマスク着用がいかに重要か結果が出ているとコメントした。
また、現在は2万人か収容人数の30%を上限としているが、その緩和をさらに行う考えもあるとのこと。村井チェアマンは「9月24日に実行委員会が行いますが、30%から1席を空ける50%に変更することを9月末か10月頭から変更する協議を行う予定です」と、観客数の上限を緩和する方針であるとコメント。一方アウェイサポーターに関しては、「その状況で複数試合を行った踏まえ、状況を見てからビジター、アウェイの入場の判断を各クラブが決めることを原案としている」とし、さらに感染リスクがないことがわかればアウェイ観戦も可能になると語った。
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