【ラ・リーガ・シーズンプレビュー】継続路線の王者マドリーが大本命! 大混乱バルサは劇薬クーマンが吉と出るか凶と出るか
2020.09.12 15:00 Sat
2020-21シーズンのラ・リーガが9月12日(土)に開幕を迎える。昨シーズンは新型コロナウイルスによる異例の長期中断を経て、再開後に独走したレアル・マドリーが3年ぶりの覇権奪還。迎えた新シーズンも昨季王者がタイトルレースをけん引する見込みだ。
◆継続路線で連覇に向け揺らぎなし~レアル・マドリー~

優勝候補の筆頭は連覇を狙う王者マドリーだ。昨季は序盤戦こそ主力のコンディション不良によって出遅れたものの、主将DFセルヒオ・ラモス、エースFWベンゼマ、守護神クルトワの圧巻の勝負強さ、序盤、中盤を支えた若手の台頭、終盤のベテランの復活とチームとしての総合力が光り、3シーズンぶりにリーグ優勝を果たした。
連覇を狙う新シーズンに向けては、積極補強を図った前年と異なり、ここまで主力クラスの新戦力補強がゼロ。コロナ禍で緊縮財政を強いられていることは間違いないが、ペレス会長、ジダン監督らの現有戦力への信頼、自信の表れとも取れる。
昨季、ほぼフル稼働だったMFカゼミロ、セルヒオ・ラモス、ベンゼマの代役不在は懸念材料も、DFミリトン、DFメンディ、MFバルベルデ、FWロドリゴ、FWヴィニシウスら若手の台頭により、各ポジションで質の高いターンオーバーが可能だ。これに適材適所の用兵が光るフランス人指揮官の采配が加われば、今季も安定した戦いが期待できる。
ライバルチームが昨季同様の勝ち点ペースを継続する場合、連覇の可能性は非常に高いと言えるが、前述の替えの利かない主力の長期離脱や有事に備え、来月初旬の移籍市場閉幕までに数人の新戦力の獲得は必要か。そのためには、MFベイルやFWヨビッチら一部余剰人員の整理を進めていきたい。また、昨季の目玉補強ながら期待外れに終わったMFアザールに関しては、再びウエイトオーバーでのシーズンインという報道も出ており、“第二のベイル”化が懸念されるところだ。

2年ぶりの覇権奪還を目指すバルセロナだが、新シーズンに向けては前途多難な状況だ。バルベルデ、セティエンの2人の指揮官の下で戦った昨季は12シーズンぶりの無冠となる、近年で最悪のシーズンとなった。シーズンを通じた負傷者の多さに加え、チャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン戦での屈辱的な大敗で露呈したように絶対的エースFWメッシへの依存が顕著な現スタイルの限界は明白だ。
そういった状況を踏まえ、クラブは新指揮官にクラブレジェンドであり、オランダ代表復権の礎を築いたクーマン新監督を招へい。だが、過去にバレンシアやエバートンなどで選手サイドと確執を繰り返した“劇薬”は就任直後にFWスアレスやMFラキティッチら一部主力に構想外を、メッシに対して特権はく奪を言い渡し物議を醸した。これにより、以前からバルトメウ会長以下クラブ首脳に不信感を募らせていたエースは今夏の退団希望を明言。最終的に超高額の契約解除金、メッシのクラブ愛を利用したクラブのゴネ得で事態は収拾されたものの、内部崩壊寸前と言わざるを得ない。
ほぼぶっつけ本番でのシーズンインということもあり、クーマン監督の起用法、スアレスやMFビダルらの去就、MFピャニッチら新戦力の扱いなど、未知数な部分が多いが、エースのモチベーションの問題を含め、現時点では昨季以上に厳しいシーズンを送る可能性も否定できない。
◆継続路線も副官ブルゴス退団の影響は?~アトレティコ・マドリー~

昨季3位のアトレティコは王者マドリー同様にここまで継続路線を築く。FWグリーズマンやDFゴディンら黄金時代の主力が去り、新星FWフェリックスら多くの新戦力を迎え入れ、心機一転を図った昨季はシーズン後半に盛り返して最低限の3位フィニッシュを成し遂げたが、得点力不足や勝負弱さを感じさせる1年となった。
新シーズンに向けては懸念されたMFサウールやGKオブラク、DFヒメネスなど主力の流出阻止に成功しているが、深刻な財政難によって、ここまでの目立った補強はMFカラスコを完全移籍で買い取ったのみだ。もちろん、加入2年目のフェリックスやMFマルコス・ジョレンテに大きな伸びしろが期待できるが、盤石のマドリーに比べると、やや停滞感が漂う継続路線と言えるだろう。そのため、要改善の攻撃に関しては新たなアタッカーの獲得が急務と言える。
また、チームのオーガナイズの部分で大きな懸念材料となっているのが、長年シメオネ監督の相棒を務めてきた副官ブルゴスの退団だ。これまで熱くなりやすい闘将の手綱をうまく握ってコントロールしつつ、戦術・人心掌握の部分でも多大な貢献を果たした名脇役は監督として独り立ちするために昨季限りでクラブを離れた。後任候補として元主将のガビがコーチングスタッフに入閣したが、経験不足は否めない。
◆3強に食い込むのは?~セビージャ、ビジャレアル、レアル・ソシエダ~

今季も飛び抜けた戦力、実績を持つ前述の3強が優勝争いをリードしていくが、その争いに絡むことが期待されているのは、セビージャ、ビジャレアル、レアル・ソシエダの3チームだ。
昨季、ロペテギ監督の下でラ・リーガ4位フィニッシュに加え、ヨーロッパリーグ(EL)制覇を成し遂げる充実の1年を過ごしたセビージャ。新シーズンに向けては重鎮MFバネガ、DFレギロンと躍進を支えた2選手がチームを離れたものの、MFラキティッチの帰還、リーグ屈指の若手MFオスカル・ロドリゲスをすでに確保し、主力の流出阻止にも成功している。また、敏腕SDモンチ氏が昨季同様に市場閉幕までに“掘り出し物”の獲得に動くはずだ。そのため、バルセロナやアトレティコの状態次第では王者と優勝を争う可能性は十分にありそうだ。
MF久保建英の加入で日本でも俄然注目が集まるビジャレアルは、昨季5位躍進の立役者となったカジェハ監督に代わって、今季から百戦錬磨のスペイン人指揮官、エメリ監督を招へい。さらに、MFカソルラとMFブルーノという重鎮が旅立った中、久保やバレンシアから主将MFパレホ、MFコクランと実力者を迎え入れ、ELとの二足の草鞋に耐えうるスカッドを構築している。
また、昨季はリーグ再開後の失速により、CL出場権獲得を逃がすも、魅力的なアタッキングフットボールで前半戦の主役となったソシエダでは、マドリーにレンタルバックしたMFウーデゴールの後釜に、マンチェスター・シティで多くのタイトル獲得に貢献したMFダビド・シルバを獲得。FWオヤルサバル、FWイサク、MFメリノといった若手逸材との融合に大きな期待感が高まる。
その他では智将マヌエル・ペジェグリーニ監督を招へいし、GKブラーボやDFモントーヤらを迎え入れた新生ベティス、エースFWロドリゴやパレホ、FWフェラン・トーレスら主力の大量流出が続き、ハビ・グラシア監督の立て直しの手腕が求められる混迷のバレンシアにも注目したい。
◆久保に更なる飛躍の予感、岡崎がプリメーラ初参戦~日本人選手~

開幕時点で今季のプリメーラでプレーする日本人選手は、ビジャレアルのMF久保建英と、エイバルのMF乾貴士、ウエスカのFW岡崎慎司の3選手だ。
その3人の中でも、とりわけ注目を集めるのが久保だ。昨夏、マドリーに加入した久保は昇格組のマジョルカに即レンタル。チームは19位で降格の憂き目に遭うも、久保自身は35試合に出場し4ゴール5アシストとプリメーラデビューシーズンで確かな存在感を示した。特に、リーグ再開後は持ち味のテクニック、戦術眼に強さとスピードが加わり、切れ味鋭い仕掛け、視野の広さとキック精度を生かした高精度のチャンスメークで、異次元のパフォーマンスを披露。
その活躍により、今夏には国内外の約30クラブがレンタル先として名乗りを挙げた中、昨季5位のビジャレアルを新天地に選択した。プレシーズンでは[4-2-3-1]のトップ下、右ウイングを主戦場に好パフォーマンスを披露しており、マジョルカ時代に比べて周囲のレベルが大きく上がった中で更なる飛躍の予感が漂う。
また、プリメーラ初挑戦となる岡崎のパフォーマンスにも大きな注目が集まる。シュツットガルト、マインツ、レスター・シティ、マラガ(加入も選手登録許可されず)を経て、昨夏にセグンダのウエスカに加入した34歳のベテランFWは、リーグ戦37試合に出場しチーム最多の12ゴールを挙げる、さすがの活躍でウエスカのセグンダ優勝に大きく貢献。自らの力で夢のプリメーラへの道を切り開いた。全体のレベルが大きく上がるプリメーラでの戦いは厳しいものになると思われるが、持ち味の泥臭さと確かな得点感覚でチームを残留に導く働きを期待したい。
共に心機一転のシーズンに臨む久保、岡崎と異なり、エイバル復帰2年目の乾は、背番号を「14」に変更した以外、落ち着いた形でのシーズンインとなる。昨季は29試合2ゴール4アシストと数字上での貢献は限定的だっただけに、MFオレジャナが旅立って再構築を図るアタッキングユニットの中でより数字にこだわったプレーが求められるところだ。
◆継続路線で連覇に向け揺らぎなし~レアル・マドリー~

Getty Images
優勝候補の筆頭は連覇を狙う王者マドリーだ。昨季は序盤戦こそ主力のコンディション不良によって出遅れたものの、主将DFセルヒオ・ラモス、エースFWベンゼマ、守護神クルトワの圧巻の勝負強さ、序盤、中盤を支えた若手の台頭、終盤のベテランの復活とチームとしての総合力が光り、3シーズンぶりにリーグ優勝を果たした。
連覇を狙う新シーズンに向けては、積極補強を図った前年と異なり、ここまで主力クラスの新戦力補強がゼロ。コロナ禍で緊縮財政を強いられていることは間違いないが、ペレス会長、ジダン監督らの現有戦力への信頼、自信の表れとも取れる。
ライバルチームが昨季同様の勝ち点ペースを継続する場合、連覇の可能性は非常に高いと言えるが、前述の替えの利かない主力の長期離脱や有事に備え、来月初旬の移籍市場閉幕までに数人の新戦力の獲得は必要か。そのためには、MFベイルやFWヨビッチら一部余剰人員の整理を進めていきたい。また、昨季の目玉補強ながら期待外れに終わったMFアザールに関しては、再びウエイトオーバーでのシーズンインという報道も出ており、“第二のベイル”化が懸念されるところだ。
◆劇薬クーマン招へいもメッシ退団希望など内部崩壊の危機~バルセロナ~

Getty Images
2年ぶりの覇権奪還を目指すバルセロナだが、新シーズンに向けては前途多難な状況だ。バルベルデ、セティエンの2人の指揮官の下で戦った昨季は12シーズンぶりの無冠となる、近年で最悪のシーズンとなった。シーズンを通じた負傷者の多さに加え、チャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン戦での屈辱的な大敗で露呈したように絶対的エースFWメッシへの依存が顕著な現スタイルの限界は明白だ。
そういった状況を踏まえ、クラブは新指揮官にクラブレジェンドであり、オランダ代表復権の礎を築いたクーマン新監督を招へい。だが、過去にバレンシアやエバートンなどで選手サイドと確執を繰り返した“劇薬”は就任直後にFWスアレスやMFラキティッチら一部主力に構想外を、メッシに対して特権はく奪を言い渡し物議を醸した。これにより、以前からバルトメウ会長以下クラブ首脳に不信感を募らせていたエースは今夏の退団希望を明言。最終的に超高額の契約解除金、メッシのクラブ愛を利用したクラブのゴネ得で事態は収拾されたものの、内部崩壊寸前と言わざるを得ない。
ほぼぶっつけ本番でのシーズンインということもあり、クーマン監督の起用法、スアレスやMFビダルらの去就、MFピャニッチら新戦力の扱いなど、未知数な部分が多いが、エースのモチベーションの問題を含め、現時点では昨季以上に厳しいシーズンを送る可能性も否定できない。
◆継続路線も副官ブルゴス退団の影響は?~アトレティコ・マドリー~

Getty Images
昨季3位のアトレティコは王者マドリー同様にここまで継続路線を築く。FWグリーズマンやDFゴディンら黄金時代の主力が去り、新星FWフェリックスら多くの新戦力を迎え入れ、心機一転を図った昨季はシーズン後半に盛り返して最低限の3位フィニッシュを成し遂げたが、得点力不足や勝負弱さを感じさせる1年となった。
新シーズンに向けては懸念されたMFサウールやGKオブラク、DFヒメネスなど主力の流出阻止に成功しているが、深刻な財政難によって、ここまでの目立った補強はMFカラスコを完全移籍で買い取ったのみだ。もちろん、加入2年目のフェリックスやMFマルコス・ジョレンテに大きな伸びしろが期待できるが、盤石のマドリーに比べると、やや停滞感が漂う継続路線と言えるだろう。そのため、要改善の攻撃に関しては新たなアタッカーの獲得が急務と言える。
また、チームのオーガナイズの部分で大きな懸念材料となっているのが、長年シメオネ監督の相棒を務めてきた副官ブルゴスの退団だ。これまで熱くなりやすい闘将の手綱をうまく握ってコントロールしつつ、戦術・人心掌握の部分でも多大な貢献を果たした名脇役は監督として独り立ちするために昨季限りでクラブを離れた。後任候補として元主将のガビがコーチングスタッフに入閣したが、経験不足は否めない。
◆3強に食い込むのは?~セビージャ、ビジャレアル、レアル・ソシエダ~

Getty Images
今季も飛び抜けた戦力、実績を持つ前述の3強が優勝争いをリードしていくが、その争いに絡むことが期待されているのは、セビージャ、ビジャレアル、レアル・ソシエダの3チームだ。
昨季、ロペテギ監督の下でラ・リーガ4位フィニッシュに加え、ヨーロッパリーグ(EL)制覇を成し遂げる充実の1年を過ごしたセビージャ。新シーズンに向けては重鎮MFバネガ、DFレギロンと躍進を支えた2選手がチームを離れたものの、MFラキティッチの帰還、リーグ屈指の若手MFオスカル・ロドリゲスをすでに確保し、主力の流出阻止にも成功している。また、敏腕SDモンチ氏が昨季同様に市場閉幕までに“掘り出し物”の獲得に動くはずだ。そのため、バルセロナやアトレティコの状態次第では王者と優勝を争う可能性は十分にありそうだ。
MF久保建英の加入で日本でも俄然注目が集まるビジャレアルは、昨季5位躍進の立役者となったカジェハ監督に代わって、今季から百戦錬磨のスペイン人指揮官、エメリ監督を招へい。さらに、MFカソルラとMFブルーノという重鎮が旅立った中、久保やバレンシアから主将MFパレホ、MFコクランと実力者を迎え入れ、ELとの二足の草鞋に耐えうるスカッドを構築している。
また、昨季はリーグ再開後の失速により、CL出場権獲得を逃がすも、魅力的なアタッキングフットボールで前半戦の主役となったソシエダでは、マドリーにレンタルバックしたMFウーデゴールの後釜に、マンチェスター・シティで多くのタイトル獲得に貢献したMFダビド・シルバを獲得。FWオヤルサバル、FWイサク、MFメリノといった若手逸材との融合に大きな期待感が高まる。
その他では智将マヌエル・ペジェグリーニ監督を招へいし、GKブラーボやDFモントーヤらを迎え入れた新生ベティス、エースFWロドリゴやパレホ、FWフェラン・トーレスら主力の大量流出が続き、ハビ・グラシア監督の立て直しの手腕が求められる混迷のバレンシアにも注目したい。
◆久保に更なる飛躍の予感、岡崎がプリメーラ初参戦~日本人選手~

Getty Images
開幕時点で今季のプリメーラでプレーする日本人選手は、ビジャレアルのMF久保建英と、エイバルのMF乾貴士、ウエスカのFW岡崎慎司の3選手だ。
その3人の中でも、とりわけ注目を集めるのが久保だ。昨夏、マドリーに加入した久保は昇格組のマジョルカに即レンタル。チームは19位で降格の憂き目に遭うも、久保自身は35試合に出場し4ゴール5アシストとプリメーラデビューシーズンで確かな存在感を示した。特に、リーグ再開後は持ち味のテクニック、戦術眼に強さとスピードが加わり、切れ味鋭い仕掛け、視野の広さとキック精度を生かした高精度のチャンスメークで、異次元のパフォーマンスを披露。
その活躍により、今夏には国内外の約30クラブがレンタル先として名乗りを挙げた中、昨季5位のビジャレアルを新天地に選択した。プレシーズンでは[4-2-3-1]のトップ下、右ウイングを主戦場に好パフォーマンスを披露しており、マジョルカ時代に比べて周囲のレベルが大きく上がった中で更なる飛躍の予感が漂う。
また、プリメーラ初挑戦となる岡崎のパフォーマンスにも大きな注目が集まる。シュツットガルト、マインツ、レスター・シティ、マラガ(加入も選手登録許可されず)を経て、昨夏にセグンダのウエスカに加入した34歳のベテランFWは、リーグ戦37試合に出場しチーム最多の12ゴールを挙げる、さすがの活躍でウエスカのセグンダ優勝に大きく貢献。自らの力で夢のプリメーラへの道を切り開いた。全体のレベルが大きく上がるプリメーラでの戦いは厳しいものになると思われるが、持ち味の泥臭さと確かな得点感覚でチームを残留に導く働きを期待したい。
共に心機一転のシーズンに臨む久保、岡崎と異なり、エイバル復帰2年目の乾は、背番号を「14」に変更した以外、落ち着いた形でのシーズンインとなる。昨季は29試合2ゴール4アシストと数字上での貢献は限定的だっただけに、MFオレジャナが旅立って再構築を図るアタッキングユニットの中でより数字にこだわったプレーが求められるところだ。
レアル・マドリーの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
|
レアル・マドリーの人気記事ランキング
1
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu2
ケガの原因は相手のタックル? アザール、23分に1回ファウルを受けていた
レアル・マドリーのベルギー代表FWエデン・アザールにまつわる驚きのデータが判明した。スペイン『マルカ』が伝えている。 2019年夏に夢だと公言していたマドリー移籍を実現させたアザール。しかし、開幕前のケガをきっかけに調子を崩すと、その後も戦線離脱が重なり、ここまで公式戦19試合に出場して1ゴールと期待外れな結果にとどまっている。 <div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJWNEUyaTFGZiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> しかし、アザールのケガの原因は自身だけではないのかもしれない。アザールは今シーズンここまでマドリーでラ・リーガ14試合に出場し1008分プレーしているが、その中で、44回ものファールを受けている。これは23分に1回はファウルを受けている計算だ。 その最たる例が、ラ・リーガではなかったものの、昨年のチャンピオンズリーグ(CL)グループステージのパリ・サンジェルマン(PSG)戦で代表のチームメイトであるDFトーマス・ムニエから受けたファールだろう。アザールはこのタックルで負傷し、右足の腓骨を骨折していた。 今月のエイバル戦でようやく完全復帰したアザールだが、その試合でもちょうどケガを負っていた足首を相手選手に蹴られて倒れるなど、再三のファウルに苦しんでいた。 これには、アザールのプレースタイルも関係しており、ボールと足をほとんど離さずにドリブルすることが可能なアザールのテクニックが、返って相手ディフェンダーからの被ファウル数を増やしてしまっているようだ。 また、アザールが得意とするプレーの1つである左サイドからのカットインは、分かっていても止められないプレーであり、ディフェンダーとしてはファウルでしか止められない場面もある。 前所属のチェルシーではケガも少なく、目立った長期離脱もなかっただけに、気になるところだ。 2020.06.30 21:00 Tue3
チチャリートがユナイテッドとレアルの違いを明かす「文化が違った」
“チチャリート”ことメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスが、マンチェスター・ユナイテッドとレアル・マドリーでプレーする上での相違点について語った。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。 <div id="cws_ad"><a href="https://web.ultra-soccer.jp/movie/view?movie_id=274&from=cws_news">【動画】ドイツのマエストロ!トニ・クロース、レアルでのベストプレー集</a></div> 2010年に母国のグアダラハラからユナイテッドへ移籍したチチャリート。ゴール前での抜群の得点能力を発揮し、ユナイテッドで過ごした5年間で公式戦157試合に出場し59ゴールを記録。2度のリーグタイトル獲得に貢献するなど、サポータの心を掴んでいだ。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJVVjRoeUpoVCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> しかし、ユナイテッドでのキャリアの終盤には徐々に出場機会を減らし、マドリーへレンタル移籍。マドリーでも、1シーズンで9ゴールを記録するに留まり、大きなインパクトを残せないまま、翌シーズン、レバークーゼンへ売却されていた。 ユナイテッドのレジェンドであるリオ・ファーディナンド氏のYouTubeに出演したチチャリートは、マンチェスターの街とマドリッドの街での生活について振り返り、マドリッドではより大きなプレッシャーを感じたと明かした。 「文化が大きく違ったと思う」 「どちらかのクラブが優れているとかそういうことではなくて、客観的な事実として、イングランドでの生活は、より落ち着いていて、より親密だ」 「スペインやポルトガルではもっとラテン的なんだ。文化の違いだ。よりオープンな環境で、多くのことに曝される」 「ユナイテッド時代は、外出中に、本当の意味でのこのクラブの大きさについて実感することはなかった。そんなに多くのファンと外で会わないし、マスコミも、ニュースの流出も少ない。だから、マンチェスターの街でたくさん外出しても大丈夫だった。リスペクトしてくれるんだ」 「スペインでも、リスペクトはしてくれるが、人々はより僕の母国の人たちに近くて、僕から何かを欲しがるし、写真を撮りたがるし、触ってこようとしてくる」 2020.06.01 12:30 Mon4
レアル退団の理由は「マドリーと競争したくなかった」…ベンゼマが引退後のプランも語る「フロレンティーノの近くに居たい」
レアル・マドリーのレジェンドでもあり、現在はサウジアラビアのアル・イテハドでプレーする元フランス代表FWカリム・ベンゼマが、サウジアラビアの日々などを語った。 リヨンで育ったベンゼマは2005年7月にファーストチームに昇格。2009年7月に21歳でマドリーに完全移籍した。 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)ら、数多くの世界的なスター選手たちとプレーしたベンゼマは、公式戦648試合で354ゴール165アシストを記録。ラ・リーガ、チャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイなど全てのタイトルを獲得したほか、バロンドールも受賞。2023年夏にサウジアラビアへと移籍した。 アル・イテハドではここまで公式戦51試合で31ゴール15アシストを記録。キャプテンとしてチームを牽引している中、『Los Amigos de Edu』という番組でエドゥ・アギーレ氏との対談に出演した。 現在サウジ・プロ・リーグでプレーするベンゼマ。サウジアラビアでの生活については「ここは気持ちが良いし、落ち着いている。マドリードとは同じではないが、ここでも常に勝たなければならない。毎年レベルが上がり、その資格が必要になる」とコメント。「僕がマドリードに来た時も、人々が僕を愛してくれていることにいつだって気がついていた。僕たちにはとても優秀なチームと監督がいる」と、アル・イテハドでの充実ぶりを語った。 サウジ・プロ・リーグは近年ヨーロッパから数多くの選手が加入しており、ワールドクラスの選手が集まるリーグとなっている。 また、サウジアラビア国民もサッカーに熱心であり、アジアの大会などが多く開催。そのため、マドリー時代と自身の生活は大きく変わっていないとした。 「僕の日常生活はマドリードと似ている。朝起きて、自宅のジムでトレーニングし、午後はチームと一緒にトレーニングしている」 「夜はディナーに出掛けたり、ビーチに行ったりすることもある。ただ、ここでも通りを歩くことはできない。人々はサッカーに夢中だ。僕は今でもマドリードにいた時と同じように、自分自身を大切にしている」 改めてマドリーを去った理由についても聞かれたベンゼマは、全てを成し遂げたからだと説明。また、ヨーロッパの他のクラブでマドリーと争いたくなかったと理由を語った。 「僕は全てを成し遂げた。少年としてスタートし、男として終えた。全てのタイトルとバロンドールを獲得したので、良い形で去りたかった」 「次の年にどのような成績を収めたかは誰にも分からない。僕にとって、レアル・マドリーは世界最高のクラブであり、PSGやシティなど、マドリーと張り合える他のチームで競争はしたくなかった」 多くの成功を手にしたベンゼマも37歳。キャリアの終わりに向かっている中、引退後についても語り、自身をマドリーにつ的たフロレンティーノ・ペレス会長の近くに居たいと語った。 「監督になることについてはよく分からない。選手になることよりも難しいと思う。サッカーの近くにいたい。引退したらフロレンティーノの近くに居たいね」 2025.03.03 18:30 Mon5
