EL予選でコロナ禍の異例事案発生! チーム内クラスター受け、ライバルから異例の1試合限定レンタル
2020.08.21 22:06 Fri
新型コロナウイルス(COVID-19)による影響が続く中、ヨーロッパリーグ(EL)予選でコソボのプリシュティナが1試合限定レンタルという異例の措置に踏み切った。『ESPN』が伝えている。
プリシュティナは当初、17日にEL予選でジブラルタルのリンカーン・レッド・インプスとアウェイゲームを対戦する予定だった。しかし、チーム内に8名のコロナウイルス陽性者を出したことで、試合は急遽22日に延期となっていた。
ただ、今後の予選日程を考えると、これ以上の延期を行うことはできず、プリシュティナは22日に開催予定の試合もプレーできない場合、0-3の不戦敗を強いられる見込みだった。
そういった中、同クラブはコロナ禍で欧州サッカー連盟(UEFA)が新たに作成した特別ルールを利用して、同試合を成立させることを決断した。
UEFAは「COVID-19による予選とプレーオフに適用される特別規則」という新たなルールを作成しており、コロナウイルスの影響で出場可能な選手が13人未満となった場合、試合日程を変更できる。
そして、プリシュティナは何とかこの試合を成立させるため、国内のライバルクラブであるフェロニケル、ラピ、トレプカ89、フラムルタル、バルカンズ、ドレニツァ、ヴシュトリから1試合限定で選手をレンタルするという異例の措置に踏み切った。
なお、プリシュティナは『フェイスブック』のクラブ公式アカウントを通じて前述のクラブへの感謝を示すと共に、「UEFA加入以来、プリシュティナは国内のチームから非常に好意的な反応を得ています。それはヨーロッパでの成功は、コソボサッカー界のすべての人を助けるという共通認識によるものです」と、今回の助け合いの意義について言及している。
コソボサッカー協会によると、1試合限定レンタルとなる各選手はプリシュティナで検査結果を待っており、陰性が確認され次第、ジブラルタルに向かう予定だという。そして、22日の試合前にはジブラルタルで改めて検査を受けることになる。
なお、現在コソボサッカー界ではコロナウイルスが流行しており、CL予選に参戦していたドリタは北アイルランドのリンフィールドとの試合実施を断念し、0-3の不戦敗に。また、プリシュティナと共にEL予選に参戦しているジラーニは、サンマリノのトレ・ペンネ戦を21日に延期していた。
プリシュティナは当初、17日にEL予選でジブラルタルのリンカーン・レッド・インプスとアウェイゲームを対戦する予定だった。しかし、チーム内に8名のコロナウイルス陽性者を出したことで、試合は急遽22日に延期となっていた。
ただ、今後の予選日程を考えると、これ以上の延期を行うことはできず、プリシュティナは22日に開催予定の試合もプレーできない場合、0-3の不戦敗を強いられる見込みだった。
UEFAは「COVID-19による予選とプレーオフに適用される特別規則」という新たなルールを作成しており、コロナウイルスの影響で出場可能な選手が13人未満となった場合、試合日程を変更できる。
さらに、UEFAに登録されていない選手であっても、所属する国内協会に登録されている選手、コロナウイルスの検査で陰性が確認されているという2つの条件を満たしている場合、プレー可能との条項が盛り込まれている。
そして、プリシュティナは何とかこの試合を成立させるため、国内のライバルクラブであるフェロニケル、ラピ、トレプカ89、フラムルタル、バルカンズ、ドレニツァ、ヴシュトリから1試合限定で選手をレンタルするという異例の措置に踏み切った。
なお、プリシュティナは『フェイスブック』のクラブ公式アカウントを通じて前述のクラブへの感謝を示すと共に、「UEFA加入以来、プリシュティナは国内のチームから非常に好意的な反応を得ています。それはヨーロッパでの成功は、コソボサッカー界のすべての人を助けるという共通認識によるものです」と、今回の助け合いの意義について言及している。
コソボサッカー協会によると、1試合限定レンタルとなる各選手はプリシュティナで検査結果を待っており、陰性が確認され次第、ジブラルタルに向かう予定だという。そして、22日の試合前にはジブラルタルで改めて検査を受けることになる。
なお、現在コソボサッカー界ではコロナウイルスが流行しており、CL予選に参戦していたドリタは北アイルランドのリンフィールドとの試合実施を断念し、0-3の不戦敗に。また、プリシュティナと共にEL予選に参戦しているジラーニは、サンマリノのトレ・ペンネ戦を21日に延期していた。
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