控えGKストラーリが好セーブ連発で、守護神ブッフォン不在の穴を埋める大車輪の活躍を見せる!【アンビリーバブル・セーブス】
2020.08.14 19:00 Fri
たった1つのミスが失点に直結するゴールキーパー(GK)というポジション。当然ながらGKがゴールを決めることはほとんどなく、ストライカーやドリブラーに比べて目立ちにくい部分もある。しかし、裏を返せばセーブひとつでチームを救うこともできる、勝敗のカギを握るポジションとも言える。今回の企画『Unbelievable Saves』(信じられないセーブ)では、各クラブの守護神たちが見せた驚きのセーブを紹介していく。
今回は、イタリア人GKマルコ・ストラーリがユベントスで見せたセーブだ。
1994年にラディスポリでプロデビューを飾ったストラーリは、セリエBクラブを含めアンコーナ、メッシーナなど、国内の様々クラブで経験を積んだGKだ。レギュラーに定着しかけたタイミングでケガに苦しんだこともあり、キャリアを通して控えGKに回ることが多かったストラーリだが、試合に出場した際は、素晴らしい活躍を見せた。
チャンピオンズリーグ(CL)の日程との兼ね合いで、この試合では、大幅にメンバーを変更して臨んだユベントス。ストラーリは、ブッフォンの代わりにゴールマウスを守った。
早々にインテルに先制を許したユベントスだったが、その後ストラーリが鬼人の如き活躍を見せる。まずは24分、前線へのロングフィードのこぼれ球をボックス内で拾ったFWロドリゴ・パラシオが近距離からシュート。しかし、これを驚異的な反応でストラーリがストップし、ピンチを凌ぐ。
さらに2-1とユベントスが逆転して迎えた84分、ボックス内左でボールを受けたパラシオが上手くDFと入れ替わり、シュートチャンスを得ると、右足で低めを狙ったシュートを放つ。ストラーリはこれを素早い反応でセーブすると、そのこぼれ球を詰めてきたFWマウロ・イカルディの右足のシュートも素早く体勢を立て直してセーブ。驚異のダブルセーブを決め相手の反撃の芽を摘んだ。
ブッフォンの不在を感じさせないストラーリの大車輪の活躍によってリードを守ったユベントスが、敵地で2-1と勝利している。
◆ストラーリが見せたブッフォン不在を感じさせないセーブショー
1994年にラディスポリでプロデビューを飾ったストラーリは、セリエBクラブを含めアンコーナ、メッシーナなど、国内の様々クラブで経験を積んだGKだ。レギュラーに定着しかけたタイミングでケガに苦しんだこともあり、キャリアを通して控えGKに回ることが多かったストラーリだが、試合に出場した際は、素晴らしい活躍を見せた。
そんなストラーリは、2010年から2015年まで所属したユベントスでも、絶対的守護神ジャンルイジ・ブッフォンの控えとしてプレーしていたが、ブッフォンの代わりに出場した、2015年5月16日のセリエA第36節、インテル戦では大車輪の活躍を見せている。
チャンピオンズリーグ(CL)の日程との兼ね合いで、この試合では、大幅にメンバーを変更して臨んだユベントス。ストラーリは、ブッフォンの代わりにゴールマウスを守った。
早々にインテルに先制を許したユベントスだったが、その後ストラーリが鬼人の如き活躍を見せる。まずは24分、前線へのロングフィードのこぼれ球をボックス内で拾ったFWロドリゴ・パラシオが近距離からシュート。しかし、これを驚異的な反応でストラーリがストップし、ピンチを凌ぐ。
さらに2-1とユベントスが逆転して迎えた84分、ボックス内左でボールを受けたパラシオが上手くDFと入れ替わり、シュートチャンスを得ると、右足で低めを狙ったシュートを放つ。ストラーリはこれを素早い反応でセーブすると、そのこぼれ球を詰めてきたFWマウロ・イカルディの右足のシュートも素早く体勢を立て直してセーブ。驚異のダブルセーブを決め相手の反撃の芽を摘んだ。
ブッフォンの不在を感じさせないストラーリの大車輪の活躍によってリードを守ったユベントスが、敵地で2-1と勝利している。
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