フェリックスの弟ウーゴが16歳でベンフィカとプロ契約! 「すごく嬉しい」
2020.07.24 11:00 Fri
ベンフィカが23日、U-16ポルトガル代表MFウーゴ・フェリックス(16)とのプロ契約締結を発表した。
ウーゴは昨夏にベンフィカからアトレティコ・マドリーに移籍したポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの弟。2015年から兄フェリックスと同じくベンフィカの下部組織に所属している。
今季はベンフィカのU-16チームでトップのリーグ戦13ゴールを記録。ポルトガルの世代別代表にも定期的に選ばれており、U-16の一員として5試合1得点をマークしている。
今後にさらなる期待か集まるウーゴは自身のツイッター(@HFelix18)を通じて、「ベンフィカとプロ契約を結べてすごく嬉しい」と喜びの心境を綴っている。
ウーゴは昨夏にベンフィカからアトレティコ・マドリーに移籍したポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの弟。2015年から兄フェリックスと同じくベンフィカの下部組織に所属している。
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そう、ソシエダのスローインからボールを奪ったムニンがドリブルで上がり、デ・フルートスに送ると、彼がエリア内からシュート。見事にGKレミロを破ってくれたから、驚かせてくれるじゃないですか。更に39分にも敵のスローインを再び自陣で取り戻したラージョは、パテ・シスからのスルーパスでカメージョが敵エリアに突進。どうやら2ゴール挙げたオリンピック決勝フランス戦で1対1の極意を掴んだか、この時もしっかりラミロを破り、ダメ推しの2点目を入れてくれたとなれば、長かったロスタイム最後の8分にスビメンディに1点返されたって、全然、大丈夫ですって(最終結果1-2)。 負傷でRdT(ラウール・デ・トマス)とアルバロ・ガルシアを欠いていたイニゴ・ペレス監督にとって、まさに天からの配剤のような勝利となったんですが、ラージョは2節もアウェイゲームが続き、土曜にはコリセウムで早くも弟分ダービーに挑むことに。まあ、こちらはカメージョがゴールを取り戻したため、あまり心配はしていないんですが、困ってしまうのは未だにFWを補強していないヘタフェの方かと。ええ、この火曜には遅ればせながら、アレックス・ソラ(ソシエダから移籍)、ペテル(同RMカスティージャ、昨季はバレンシアでプレー)、GKレタチュク(同バニク・オストラバ)の集団プレゼンを行い、同時にCBベロカル(同エイバル)の入団も決まったんですけどね。 もしかしたら、昨季後半をヒザの半月板損傷で棒に振ったボルハ・マジョラルがそろそろ出られるかもしれないんですが、未だに移籍の可能性も否定できず。いくらアスレティク戦はMFウチェ(RFEF1部/実質3部のセウタから移籍)をCFに起用し、ベリンガム作戦が成功したとはいえ、2匹目のドジョウとはそうそういかないでしょうし、とにかく本職のCFを早く獲って、ファンを安心させてあげてほしいですよね。 一方、日曜の遅い時間帯、午後9時半からのキックオフとなったマドリーのマジョルカ戦はというと、うーん、問題なくUEFAスーパーカップの試合を見れたため、安心して、昔、行きつけだったバル(スペインの喫茶店兼バー)をリピートした私だったんですけどね。それが何故か、スペインではリーガはモビスターとDAZNの2局が分担して中継しているんですが、実はそのお店では後者のチャンネルが映らないことが、キックオフ後に発覚。大慌てで去年の夏、試合を見ていた別のバルに移動する破目に。おかげで前半13分、ビニシウスのtaconazo(タコナソ/ヒールキック)から、ロドリゴが決めたマドリーの先制点を見逃してしまうことになったんですが、こういうのって、8月のマドリッド、あるあるですからね。 ただ、アタランタ戦でも神連携を披露していたビニシウス、エムバペ、ロドリゴ、ベリンガムの前線カルテットだったんですが、この日は後が続かなかったんですよ。といっても、マジョルカがそう簡単に点を取れる訳もなく、いえ、前半41分には浅野拓磨選手(ボーフムから移籍)のシュートをGKクルトワがこぼしたものの、目の前にいたムリキの蹴ったボールは身体で防ぐなんてことはあったんですけどね。0-1のまま、ハーフタイムが訪れ、後半のピッチに出る前にはマドリーのアタッカーたちが相談している光景もTVカメラにキャッチされていたんですが…。 まさか、再開7分にはダニ・ロドリゲスの蹴ったCKを大型FWムリキにヘッドされ、同点ゴールを決められてしまうとは、あまりにお約束が過ぎるじゃないですか。それからマジョルカはがんがん、ムリキ目掛けてクロスを入れる作戦を開始して、うーん、「前の3人がプレーを終わらせないといけない。後ろに向かって走るのは…とても辛いから」という、ベリンガムの台詞が何より如実に事態を物語っていたんですかね。そう、この3トップは頭がゴールを入れることに特化しているのか、守備のためにほとんど下がることはなし。おかげで相手も簡単にクロスを上げられたという面もあったかと。 ただ、それも持ち前の終盤の根性を発揮して、勝ち越し点を奪っていれば、そんなに批判はされなかったかと思いますが、エムバペのシュートはGKグレイフが身体を投げ出してセーブ。ビニシウスなど、1人でマッフェオとのドゥエルに夢中になっている始末では…。18分にチュアメニをモドリッチに代えただけだったアンチェロッティ監督がようやく次に動いたのは、すでに43分になってから。ええ、ビニシウス、ベリンガム、カルバハルを諦め、ブライム、ギュレル、ルーカス・バスケスを入れたんですが、この猛暑の中、プレシーズン練習開始が1週間前と準備期間が少なかった選手たちを中3日でそこまで引っ張るのも、如何なものだったかと。 おかげでメンディなど、ロスタイム5分にはムリキの太ももを蹴って、レッドカードで一発退場という災難に遭っただけでなく、試合も1-1の引分けで終了。まあ、2度の絶好機にサンチェスのシュートが外れて、マジョルカに逆転されなかっただけでもマシと言えますけどね。まさかのリーガデビュー戦の躓きには、アンチェロッティ監督も「Somos un equipo muy ofensivo y el equilibrio defensivo es una parte fundamental/ソモス・ウン・エキポ・ムイ・オフェンシーボ・イ・エル・エキリブリオ・デフェンシーボ・エス・ウナ・パルテ・フンダメンタル(ウチはとても攻撃的なチームだが、守備でバランスを保つのは基本だ)」と猛反省することに。 実際、ある時間帯など、前線カルテットが全員左サイドに集中するなど、極端な偏りも見られたんですが、まあ、これにはベリンガム以外は皆、そちらが元々の主戦場だったというせいというのもあるんでしょうけどね。何にしても次節、日曜午後5時にサンティアゴ・ベルナベウに昇格組のバジャドリーを迎えるホーム開幕戦では選手たちも気合を入れ直して、昨季2冠を達成した強いマドリーを見せることができればいいんですが…それにしたって、暖房はあったものの、ベルナベウにエアコンがあるのかどうか、屋根を閉じた状態で蒸し風呂状態にならないのか、今から私は心配です。 そして1節最後の月曜午後9時半にラ・セラミカで公式戦のスタートを切ったアトレティコはというと。こちらもキックオフ前には夏の大会で活躍した選手たちのお披露目があり、ユーロ優勝のアジョセ(ベティスから移籍)、更にパリ五輪も梯子したバエナ、ユーロU19優勝のカンテラーノ、更にはモロッコ代表で五輪銅メダルをもらったイリアス・アコマシュらがファンの拍手を浴びていたんですが、そこにアトレティコのル・ノルマン(レアル・ソシエダから移籍)とバリオスも呼んで、黄色のプラスティック製サッカーシュース型記念品を贈呈していたのは、ビジャレアルのイキな計らいだったかと。 そのうちの1人、バエナが同じくダブル参加だったフェルミン(バルサ)とは違い、バケーションも取らずに先発に入っていたのは驚きだったんですが、序盤のアトレティコは積極的に敵ゴールに接近。ジョレンテの2度のエリア内へのクロスから、サムエル・リノがヘッドをレガネスから出世移籍をしたGKディエゴ・コンデにparadon(パラドン/スーパーセーブ)され、レイニウドはvolea(ボレア/ボレーシュート)でゴールにしたものの、オフサイドで認められなかったなんてことがあったんですが、まさか前半18分、お馴染みの悪夢が展開されるとは! 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11日、タッサ・ダ・リーガ決勝が行われ、スポルティングCPとのリスボン・ダービーを制したベンフィカが2015-16シーズン以来、最多8度目の優勝を成し遂げた。なお、スポルティングのMF守田英正は負傷欠場となった。 現在、プリメイラ・リーガでもポルトと三つ巴の激しいタイトルレースを繰り広げているリスボンの両雄。先月末に行われたリーグ戦での前回対戦ではスポルティングが1-0で勝利を収めていたなか、タイトルを懸けた約2週間ぶりの再戦も同じく拮抗した戦いとなった。 試合は前半半ば過ぎの29分にボックス左でMFアンヘル・ディ・マリアからパスを受けたFWアンドレアス・シェルデルップが鋭いカットインからの右足コントロールシュートをゴール右隅に突き刺し、ベンフィカが先制に成功。 だが、スポルティングも前半終了間際の43分にエースFWヴィクトル・ギョケレシュがPKを決めて同点に追いついた。 その後も一進一退の攻防が続いた試合は90分、延長戦でも決着が付かず。タイトルの行方はPK戦に委ねられることに。 そのPK戦では互いに6人目まで全員が成功したなか、先行のベンフィカはMF フロレンティーノ・ルイスが決めたのに対して、後攻のスポルティングの7人目となったFWフランシスコ・トリンコンのシュートはGKアナトリー・トルビンが見事にストップ。 この結果、白熱のリスボン・ダービーを制したベンフィカが最多8度目のリーグカップ制覇を成し遂げた。 スポルティングCP 1-1(PK6:7) ベンフィカ 【スポルティング】 ヴィクトル・ギョケレシュ(前43[PK]) 【ベンフィカ】 アンドレアス・シェルデルップ(前29) 2025.01.12 15:31 Sun2
上田不在のフェイエノールトが打ち合いを制して2勝目を飾る! チェイス・アンリ欠場のシュツットガルトは最下位ヤング・ボーイズに5発圧勝【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節のフェイエノールトvsスパルタ・プラハが11日に行われ、4-2で勝利した。フェイエノールトの上田綺世はケガのため欠場している。 前節、マンチェスター・シティと打ち合いの末に勝ち点1を獲得したフェイエノールトは、スパルタ・プラハをホームに迎えた一戦でも早い時間にスコアを動かす。 8分、ハジ・ムサの右CKをニアでラフマニがクリアを試みるも、これがフリックする形となりボックス中央のトラウナーがヘディングシュート。DFヴィティックにディフレクトしたボールがゴールに吸い込まれた。 幸先良く先制したフェイエノールトは、10分にも中盤でのボール奪取からショートカウンターを仕掛けると、ドリブルで中央を持ち上がったパイシャオンがゴール右隅にミドルシュートを流し込み、追加点。 さらに31分には、ボックス右横でボールを受けたハジ・ムサがカットインから左足一閃。狙いすましたコントロールショットはゴール左に吸い込まれた。 3点をリードしたフェイエノールトは、43分にロングスローの流れからラフマニに1点を返されたが、63分にハジ・ムサの右クロスが相手DFのクリアミスを誘うと、こぼれ球をゴール前のサンティアゴ・ヒメネスが左足でゴールに押し込んだ。 その後は膠着状態が続くと、79分にDFベーレンのオウンゴールで失点したフェイエノールトだが、そのまま4-2で勝利し、3試合ぶりCL2勝目を飾った。 チェイス・アンリの所属するシュツットガルトは、ホームでヤング・ボーイズと対戦し5-1で勝利した。なお、チェイス・アンリはベンチ入りも出場機会はなかった。 前節、ツルヴェナ・ズヴェズダ相手の大敗を喫するも、以降の公式戦は3戦無敗と好調を維持するシュツットガルト。この試合では開始早々の6分にラコミのゴールで失点を許したが、25分にスティラーのゴールで試合を振り出しに戻す。 1-1のイーブンで折り返した後半、シュツットガルトは早い時間にスコアを動かす。53分、ボックス右深くから侵入した32のマイナスの折り返しをミロがゴール右隅に流し込んだ。 勝ち越しに成功したシュツットガルトは、61分にヒューリッヒ、66分にヴァグノマン、76分にカイテルがゴールネットを揺らし、5-1で大勝。今大会3勝目を飾った。 また、ベンフィカvsボローニャは、開始早々の3分にベンフィカのパヴリディスがゴールネットを揺らしたが、VARの末にオフサイドでゴールが取り消されると、その後は互いに譲らず0-0でタイムアップを迎えた。 フェイエノールト 4-2 スパルタ・プラハ 【フェイエノールト】 ゲルノト・トラウナー(前8) イゴール・パイシャオン(前10) アニス・ハジ・ムサ(前31) サンティアゴ・ヒメネス(後18) 【スパルタ・プラハ】 アルビオン・ラフマニ(前43) OG(後34) シュツットガルト 5-1 ヤング・ボーイズ 【シュツットガルト】 アンジェロ・スティラー(前25) エンツォ・ミロ(後8) クリス・ヒューリッヒ(後16) ヨシュア・ヴァグノマン(後21) ヤニク・カイテル(後31) 【ヤング・ボーイズ】 ウカシュ・ラコミ(前6) ベンフィカ 0-0 ボローニャ 2024.12.12 07:14 Thu3
36歳ディ・マリアがわずか18分でハットトリック! 圧巻のオーバーヘッド弾を披露したりと独壇場に
ベンフィカの元アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが大暴れだ。 ディ・マリアは23日に行われたタッサ・デ・ポルトガル4回戦のエストレラ戦に先発。ベンフィカが7-0で圧倒した試合だったが、大勝に導いたのは間違いなく36歳MFだった。 まずは2分、ボックス右からファーに左足コントロールショットで先制弾。その3分後にボックス内で相手のクリアを左足で浮かせると、左足オーバーヘッドで叩き込み、2点目を決める。 最後は18分にボックス右で外への切り返しから右足一閃でハットトリック。ベンフィカの1点目から3点目をすべてディ・マリアが決めてみせ、まさに独壇場と化した。 ポルトガル『O Jogo』によると、ディ・マリアは「信じられないような試合だった。FCポルト戦と同じことができるというのを示す必要があったんだ」と語ったという。 今夏にアルゼンチン代表から身を引いたが、クラブキャリアに一点集中の今季もここまで公式戦15試合で8得点3アシスト。来年2月に37歳となるが、まだまだ健在だ。 <span class="paragraph-title">【動画】36歳ディ・マリアのオーバーヘッドが炸裂!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="pt" dir="ltr">Di María está mais que inspirado, está inspiradíssimo <a href="https://twitter.com/hashtag/sporttvportugal?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#sporttvportugal</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/TA%C3%87AnaSPORTTV?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#TAÇAnaSPORTTV</a><a href="https://twitter.com/hashtag/Ta%C3%A7adePortugal?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#TaçadePortugal</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/SLBenfica?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#SLBenfica</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/Estrelaamadora?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Estrelaamadora</a> <a href="https://t.co/K5A3oeYz1v">pic.twitter.com/K5A3oeYz1v</a></p>— sport tv (@sporttvportugal) <a href="https://twitter.com/sporttvportugal/status/1860431000196567433?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.24 15:59 Sun4
南野拓実不出場のモナコがCL初黒星…ディ・マリア圧巻2アシストのベンフィカに逆転負け【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第5節、モナコvsベンフィカが27日にスタッド・ルイ・ドゥで行われ、アウェイのベンフィカが2-3で逆転勝利した。なお、モナコのFW南野拓実はベンチ入りも出場機会はなかった。 ここまで3勝1分けの無敗で3位に躍進するモナコは、19位に沈むポルトガル屈指の名門ベンフィカとのホームゲームに臨んだ。直近のスタッド・ブレストを3-2で競り勝ったチームでは日本代表帰りで温存された南野のスタメン復帰が予想されたものの、この試合ではベンチスタートとなった。 比較的オープンな入りとなった試合はベンフィカのアンヘル・ディ・マリアのファーストシュートを皮切りに、モナコもベン・セギル、ザカリアと際どいシュートを放っていく。 ゴールを匂わせる展開通り、試合は早い時間帯に動く。13分、自陣左サイドでのコンビネーションプレーで見事にプレス回避したモナコは右で大きな展開を受けたヴァンデウソンがボックス内に持ち込んで右足シュート。これはGKトルビンにはじかれるが、ファーへのこぼれをゴロビンが丁寧に折り返すと、最後はベン・セギルが右足ワンタッチで押し込んだ。 早々にビハインドを背負ったベンフィカも、失点後は素早いリアクション。右サイドのディ・マリア、バーのコンビを軸に幾つか良い崩しを見せるが、最前線のパヴリディスへのラストパスが合わない。 前半半ばから終盤にかけてはベンフィカペースで試合が進む。遅攻の局面では苦戦が続くが、37分には相手の軽率なバックパスをかっさらったディ・マリアにGKと一対一のビッグチャンスが舞い込む。しかし、ここはGKマイェッキのビッグセーブに遭う。以降もアクトゥルコールらに決定機が訪れたものの、モナコの守備陣が耐え切って前半を終えた。 後半は開始直後にモナコがエンボロの右ポスト直撃のシュートでゴールに迫ったが、先にゴールをこじ開けたのはベンフィカだった。48分、DFカイオ・エンヒキの不用意なGKへのヘディングでのバックパスを狙っていたパヴリディスがGKをかわして無人のゴールへシュートを流し込んだ。 1-1の振り出しに戻った試合はよりオープンな展開に。その流れでアクリウシュ、バーと互いにゴールネットを揺らしたが、いずれも際どいオフサイド判定でノーゴール。 この直後にはモナコにアクシデントが発生。前半1枚カードをもらっていたシンゴが2枚目のカードをもらって57分に退場となった。 この退場をきっかけに両ベンチが積極的に動きを見せると、モナコの交代策が嵌る。退場直前に2枚替えで投入していた左サイドバックのマウィサが左のポケットに抜け出して鋭角なグラウンダーのマイナスパスを供給。これを同じく途中出場のマガサがペナルティアーク付近から抑えの利いた右足ダイレクトシュートでゴール左隅へ突き刺した。 数的不利を撥ね返して勝ち越しに成功したモナコ。ここからは堅守速攻の形で逃げ切りを意識するが、カウンターチャンスではしっかりと人数をかけて3点目を目指していく。そのため、ベンフィカも攻撃に全振りという形には持ち込めず。 その後、試合終盤までは冷静にゲームを進めたモナコだったが、ベンフィカの千両役者が土壇場で試合を動かした。 84分、カウンターから左サイドのスペースでボールを持ったディ・マリアが高精度のアーリークロスをゴール前のスペースへ送り込むと、これを途中出場のカブラウがDFと交錯しながらもダイビングヘッドで押し込む。 これで同点に追いついたポルトガルの雄は直後の88分、ボックス手前右から再びディ・マリアが上げた高精度のクロスを、今度はアムドゥニが頭で合わせて試合を引っくり返す逆転ゴールとした。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ベンフィカが敵地で劇的逆転勝利を収めた。一方、敗れたモナコは今季CL初黒星となった。 モナコ 2-3 ベンフィカ 【モナコ】 エリーズ・ベン・セギル(前13) スングトゥ・マガサ(後22) 【ベンフィカ】 ヴァンゲリス・パヴリディス(後3) アルトゥール・カブラウ(後39) ゼキ・アムドゥニ(後43) 2024.11.28 07:20 Thu5