パナマ代表監督にトーマス・クリスチャンセン氏が就任
2020.07.23 18:21 Thu
パナマサッカー協会(FEPAFUT)は23日、代表監督にトーマス・クリスチャンセン氏(47)が就任したことを発表した。
2006年の引退後、しばらく期間を空けて2014年にキプロスのAEKラルナカで監督キャリアをスタート。2016年に就任した同国のAPOELでは優勝にも導いている。
近年では、リーズ・ユナイテッドやベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズを率いたが、今年5月からフリーの状態が続いていた。
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デンマーク生まれのクリスチャンセン氏は、選手としてはバルセロナの下部組織出身で、当時のトップチームはヨハン・クライフ監督の下で同じデンマーク人のミカエル・ラウドルップが活躍していた。その背景もあり、現役時代はスペイン代表として2試合の出場記録を持ち、1ゴールも記録している。晩年にはボーフムやハノーファーなどドイツに活躍の場を移し、ボーフムではブンデスリーガ得点王に輝く活躍を披露している。近年では、リーズ・ユナイテッドやベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズを率いたが、今年5月からフリーの状態が続いていた。
パナマ代表ではアメリコ・ガジェゴ監督が解任されており、クリスチャンセン新監督は2022年のカタール・ワールドカップ出場を視野に、チームを指揮していくことになる。
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