Jリーグ再開日程は29日に議論…事前の調整期間は「最低4〜5週間」
2020.05.22 19:30 Fri
Jリーグは22日、「第7回臨時実行委員会」を実施。村井満チェアマンがWEBで記者会見を行った。
無観客での試合開催について各クラブの反応は「各クラブも地域の皆様の感情や色々な状況の中で検討を重ねていると思いますが、今日のところは無観客に異論はなかったと認識している」とし、それぞれのクラブも考慮していることだと語った。
また、再開に向けてPCR検査を行う必要があるとの専門家の見解があった中、村井チェアマンは「陰性を証明する具体的な形というのがどういったものなのか。選手が安心して練習、試合に臨めるということ。その一助になるならなるべく導入したい」としたものの「一方で、国民にも足りていない中で、優先されるべきではないというのはあります」とし、難しい問題であるとの見解を示した。
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同日には、NPB・Jリーグ「新型コロナウイルス対策連絡会議」が開催され、Jリーグ全クラブと内容を共有。競技日程や新型コロナウイルス感染対策プロトコル、財務面の共有などを行った。Jリーグの再開日程に関して村井チェアマンは、「今日の専門家の答申を受けて、29日を目処に、再開の方向で議論しようと申し合わせました」とし、来週中にも方向性を決めるとコメント。また「最低4〜5週間は選手に練習する時間を確保しようと申し合わせている」とし、各クラブが共通して行える練習期間を設けてからのリーグ戦再開となることを明かした。また、再開に向けてPCR検査を行う必要があるとの専門家の見解があった中、村井チェアマンは「陰性を証明する具体的な形というのがどういったものなのか。選手が安心して練習、試合に臨めるということ。その一助になるならなるべく導入したい」としたものの「一方で、国民にも足りていない中で、優先されるべきではないというのはあります」とし、難しい問題であるとの見解を示した。
加えて「具体的にどういう形でそれが実践できるのか、どれぐらいのインターバルで行えるのかが論点となる」とし、「検査をしているチームとしていないチームが対戦するのであれば、リーグが全体的に均一の条件にすることが望ましい」と、リーグとしてもどのような検査体制を構築できるかを検討するとした。
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