ブンデスリーガが先陣を切って再開…各国でスポーツ活動の制限が緩和の流れ

2020.05.20 22:00 Wed
Getty Images
16日にドイツのブンデスリーガが他国の先陣を切って再開された。

世界的に流行する新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で3月途中からヨーロッパのフットボール界ではほぼすべてのリーグが中断さていた。それでも、ロックダウン(都市封鎖)を含めた各国政府の措置が功を奏し、徐々に感染拡大が収まっていったことで、現在では段階的に制限が解除されている。

16日に再開されたブンデスリーガに加え、デンマーク・スーペルリーガが28日、ポルトガル・プリメイラリーガは6月4日、トルコのスュペル・リグが6月12日、ロシア・プレミアリーグが6月21日にそれぞれ再開することが決定しており、ヨーロッパを中心にリーグ再開の動きが目立っている。
この流れはサッカー界に限った話ではなく、ツアーが7月まで中止されることが決まっているテニス界でも各国でローカル大会が開催されている。

3日にはドイツ、8〜9日にはアメリカでエキシビション大会が行われ、オーストリアやチェコでも同様の大会が計画されている。また、18日にはアメリカのカリフォルニア州、テキサス州、ニューヨーク州の知事が、無観客を条件にスポーツの試合開催に向けてゴーサインを出した。
ニューヨーク州の新型コロナウイルス感染者数は全米で最多だが、15日から部分的に経済活動を再開しており、制限緩和の方向で進んでいる。

日本でも、14日には47都道府県のうち39県で新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が解除。さらに、21日には残りの8都道府県のうち、大阪府、京都府、兵庫県の関西の2府1県の宣言解除がなされる見込みだ。

Jリーグの村井満チェアマンは先月、「緊急事態宣言下では無観客試合を含めて試合再開は難しいと認識している」と発言しており、緊急事態宣言の解除がリーグ再開の大きな目安となることは間違い無いだろう。その方針は変わらず、19日の会見でも政府見解、そして専門家の見解を受けて方針を決めると話していた。

活動再開後、試合に向けたコンディション作りのための練習期間も必要となるが、その時は確実に近づいているのかもしれない。
《超ワールドサッカー編集部》

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