Jリーグ、再開日程の議論は政府専門家会議、政府見解の出る22日以降に
2020.05.11 18:45 Mon
Jリーグは11日、2020年度 第5回合同実行委員会を実施。委員会後、村井満チェアマンがメディア向けのブリーフィングおを実施した。
村井満チェアマンは、再開に向けた具体的な議論を進める基準について質問され「政府の専門家会議の見解、政府見解を1つのベースにしながら判断することになる」と返答。21日に予定されている政府専門家会議、22日に予定されている第8回新型コロナウイルス対策連絡会議が1つのポイントだとした。
また、「非常事態宣言に関しても次のステップが見られると思うので、練習の再開などを検討できる可能性はある」とし、政府の見解を待っての判断となるとのこと。その他、「再開に向けての1つの大きなパラメータは、新規の感染者数、ベッドの占拠率。医療現場の逼迫度合いも関わってくる」とし、再開に向けた道のりはまだまだ険しいとの見解を示した。
試合日程プロジェクトのリーダーを務めるJリーグの黒田卓志氏は「関係各位の意見もそうだが、できるだけ医学的、運動生理学的なエビデンスも必要。そのあたりを配慮して決めていく。海外で色々な学術に基づいて判断したケースもあるので、そのあたりを含めて専門家と議論していく」とコメントし、あらゆるデータを吟味すると語った。
PR
今回の実行委員会では、午前中に行われた日本野球機構(NPB)との第7回新型コロナウイルス対策連絡会議の内容を、Jリーグ各クラブに共有したとのことだ。専門家からの提言を基に、再開に向けたプロトコルを詰めていくと発表したJリーグ。再開日程について議論は行われることはなかったとしている。また、「非常事態宣言に関しても次のステップが見られると思うので、練習の再開などを検討できる可能性はある」とし、政府の見解を待っての判断となるとのこと。その他、「再開に向けての1つの大きなパラメータは、新規の感染者数、ベッドの占拠率。医療現場の逼迫度合いも関わってくる」とし、再開に向けた道のりはまだまだ険しいとの見解を示した。
また、リーグ再開となった場合に設ける期間についても「ある程度期間を設けて再開を宣言するというのが通常。クラブごとに選手のコンディションなどもバラバラなので、一様には言えない」とし、明確な設定を行える段階ではないと村井チェアマンは強調。
試合日程プロジェクトのリーダーを務めるJリーグの黒田卓志氏は「関係各位の意見もそうだが、できるだけ医学的、運動生理学的なエビデンスも必要。そのあたりを配慮して決めていく。海外で色々な学術に基づいて判断したケースもあるので、そのあたりを含めて専門家と議論していく」とコメントし、あらゆるデータを吟味すると語った。
PR
J1の関連記事
|