ニースの逸材CBマラン・サールが今夏の退団明言! 「契約延長はしない」
2020.05.01 18:07 Fri
ニースに所属するU-21フランス代表DFマラン・サール(21)が今シーズン限りでの退団を明言した。同選手がフランス『テレフット』で語った。
ニースとの現行契約が今シーズン終了までとなっていたなか、今回の打ち切りによってサールの同クラブでのキャリアは終焉を迎えることに。そして、同選手自身も生まれ育ったクラブからの退団を明言した。(インタビューは打ち切り発表以前)
「ニースと契約を延長しないことを決めたよ。シーズンの終わり方を見てから、今後のことを決めたいと思う。とにかく、ニースで今シーズンを完了させ、その後に何が起こるかを見守るつもりさ」
「正直なところ、現時点で明確な希望はないんだ。だけど、ヨーロッパには幾つか魅力的なリーグがあるね」
「例えば、ドイツだね。今も発展を続けているし、多くの若手にチャンスが与えられている。フィジカル面で際立っているし、魅力的なフットボールをしているチームがあるね」
「個人的にそういった特徴を好んでいるし、よく試合を観ているんだ。ドイツにはフランスの世代別代表のチームメートがたくさんいるし、彼らの多くは良い活躍を見せている。だから、自分も同じような経験をしたいと感じているところもあるんだ」
「スペインも好きなリーグの1つだよ。もちろん、フランス国内にも素晴らしいチームがある。ただ、現時点で結論を急ぐつもりはないよ」
「最優先はクラブのプロジェクトと自分自身のプレータイムだ。それが新天地を決断するうえで重視しているところだね。仮に、その条件に合うクラブがフランス国内だったとしても、全く問題はないよ」
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2016年夏に智将ルシアン・ファブレ監督(現ドルトムント)の下、17歳でトップチームデビューを飾ったサール。左サイドバックでもプレー可能なスピードと、高精度の左足のキックを武器に、すぐさまセンターバックの主力に定着。4月30日に打ち切りが発表された今シーズンのリーグ・アンでは19試合に出場していた。「ニースと契約を延長しないことを決めたよ。シーズンの終わり方を見てから、今後のことを決めたいと思う。とにかく、ニースで今シーズンを完了させ、その後に何が起こるかを見守るつもりさ」
また、ナポリやRBライプツィヒ、チェルシー、アーセナル、パリ・サンジェルマンなどのビッグクラブ行きの可能性が噂されるサールは、希望する新天地に関しても言及。同胞が活躍するドイツやスペイン行きに関心があることを明かしている。
「正直なところ、現時点で明確な希望はないんだ。だけど、ヨーロッパには幾つか魅力的なリーグがあるね」
「例えば、ドイツだね。今も発展を続けているし、多くの若手にチャンスが与えられている。フィジカル面で際立っているし、魅力的なフットボールをしているチームがあるね」
「個人的にそういった特徴を好んでいるし、よく試合を観ているんだ。ドイツにはフランスの世代別代表のチームメートがたくさんいるし、彼らの多くは良い活躍を見せている。だから、自分も同じような経験をしたいと感じているところもあるんだ」
「スペインも好きなリーグの1つだよ。もちろん、フランス国内にも素晴らしいチームがある。ただ、現時点で結論を急ぐつもりはないよ」
「最優先はクラブのプロジェクトと自分自身のプレータイムだ。それが新天地を決断するうえで重視しているところだね。仮に、その条件に合うクラブがフランス国内だったとしても、全く問題はないよ」
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