“奇跡”の立役者・オリジがCLバルサ戦HTを振り返る「過去でも未来でもなく、あの瞬間を生きていた」

2020.04.30 22:20 Thu
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Getty Images
リバプールのベルギー代表FWディヴォク・オリジが昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグでのバルセロナ相手に見せた逆転劇のチームの雰囲気について語った。

リバプールは、2018-19シーズンのCL準決勝でバルセロナと対戦。カンプノウでの1stレグでは3-0と大敗を喫しており、決勝進出のためには世界屈指の強豪であるバルセロナ相手に、2ndレグで4点差以上での勝利が必要となっていた。

さらにはブラジル代表FWロベルト・フィルミノとエジプト代表FWモハメド・サラーというチームに欠かせない存在となっていた2人の負傷欠場が決まっており、逆転突破は絶望的な状況とみられていた。

しかし、アンフィールドの観衆を見方に付けたリバプールは圧巻のパフォーマンスを見せ、なんとバルセロナ相手に4-0で勝利。奇跡的な大逆転劇を達成し、アンフィールドに新たな歴史を刻んだ。

この試合で2得点を決め、“アンフィールドの奇跡"の立役者の1人となったオリジが、クラブとのインタビューの中でこの試合を回顧。1-0で折り返したハーフタイムにユルゲン・クロップ監督の様子を明かした。

「ハーフタイムに監督は戦略的な調整を何個かして、僕たちを正しい方向に押してくれたと思う。僕らは前に進むしかなかった」

「いくつか小さな修正が必要だったかもしれないけど、全体的に僕らは良い試合をしていた。そんな時、監督は何かを変える必要があまりないんだ」

「監督は言葉を通して、エネルギー、“燃料"を僕らにくれた。だからピッチに戻る時僕らは『(逆転は)可能だ。前に進むしかない』と言ったんだ」

「ロッカールーム全体の雰囲気もそうだった。最初に感じことは『みんな良いぞ。ここまでは上手くいっている。でも同時にまだ道のりは長い。だから勇敢であり続けなくてなならない』という雰囲気だった」

また、ロッカーの雰囲気については、選手たちが完全に集中しきっていたと語った。

「あの時、僕らがやること全てはエネルギーに溢れていたけど、同時にしっかりコントロールされていたと感じたよ。メンタルの面も良い状態だった」

「あまり先のことを考えていなかったし、過去にも囚われていなかった。僕らはただあの瞬間を生きていたし、それを感じることができた」

「他のことを遮断できたことは大きかった。あの試合はプレッシャーのかかる試合で、多くのものがあの試合の結果にかかっていた。スタジアムの中がエネルギーに溢れていたけど、あのハーフタイム中、僕らは選手として感情的にも精神的にも成熟したスタンスをとることができた」

見事にバルセロナを下したリバプールは、決勝では同じプレミアリーグのライバルであるトッテナムと対戦し、優勝を果たしている。
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