G・ネビルがキャプテンになった理由は? ファーガソン監督のマネジメント能力が明らかに
2020.04.16 20:45 Thu
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表DFのギャリー・ネビル氏が現役時代の秘話や同僚について語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
ネビル氏は、自分がキャプテンに相応しくないと思い、ファーガソン監督の元へ相談に訪れていたと明かしている。
「シーズン前にサー・アレックスに会いに行った。素晴らしいパーソナリティと選手を持ったチームがあり、自分がキャプテンになる価値はないと感じた。彼は『君はその腕章を継続する。(ライアン・)ギグスとローテーションさせる』と言った」
「彼は『(クリスティアーノ・)ロナウドにそれを与えると、(ウェイン・)ルーニーがそれを取っ払う。それを(ネマニャ・)ヴィディッチに与えると、(リオ・)ファーディナンドがそれを取っ払うだろう』と言った」
「それは友情のためだった。私たちはドレッシングルームで警官のようにチームをまとめたが、それは価値がないと感じた」
「それは大きなショックで、ロイをコピーすることはできない。私は彼やブライアン・ロブソン、スティーブ・ブルースと一緒に仕事をしたが、彼らはスペシャルな個性を持っており、ドレッシングルームに影響力を持っていた」
「私はロイから引き継いで、ロイになることはできなかった。性格と影響力は同じではなかった。自分に正直になりたかったが、私は23歳からPFAの代表を務めていた」
「サー・アレックスはライアン・ギグスよりも先に私を選んだと思うが、サー・アレックスは選手を交代させるのが好きで、毎週プレーしていたので、彼はピッチの中にも外にもいた」
「5~6年の間、私はキャプテンだった。私とライアンと(ポール・)スコールズはキャプテンだった。私たちは協力してドレッシングルームの規律を保った」
「それはロイやロブソンとは違うアプローチの仕方だった。彼らは影響力を持っていた。ロイは私がこれまで見た中で最も影響力のある選手だった」
歴代のキャプテンと比較して、自分は物足りないと感じていたネビル氏だが、ギグス氏やスコールズ氏といった盟友の力を借りながらも見事に大役を遂行し、その後も数多くのタイトル獲得に貢献した。
それにしても、当時のユナイテッドのスター軍団ぶりとファーガソン氏のマネジメント能力には驚くばかりだ。
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ユナイテッドのユース出身のネビル氏はサー・アレックス・ファーガソン監督指揮下で、不動の右サイドバックとして長年活躍。2005-06シーズン途中には、当時クラブのキャプテンを務めていたロイ・キーン氏の電撃退団を受け、その座を引き継いだ。ネビル氏は、自分がキャプテンに相応しくないと思い、ファーガソン監督の元へ相談に訪れていたと明かしている。
「彼は『(クリスティアーノ・)ロナウドにそれを与えると、(ウェイン・)ルーニーがそれを取っ払う。それを(ネマニャ・)ヴィディッチに与えると、(リオ・)ファーディナンドがそれを取っ払うだろう』と言った」
「それは友情のためだった。私たちはドレッシングルームで警官のようにチームをまとめたが、それは価値がないと感じた」
「10年間、ロイ・キーンがキャプテンとして居たが、ロイはシーズンの途中で予期しないタイミングで去った」
「それは大きなショックで、ロイをコピーすることはできない。私は彼やブライアン・ロブソン、スティーブ・ブルースと一緒に仕事をしたが、彼らはスペシャルな個性を持っており、ドレッシングルームに影響力を持っていた」
「私はロイから引き継いで、ロイになることはできなかった。性格と影響力は同じではなかった。自分に正直になりたかったが、私は23歳からPFAの代表を務めていた」
「サー・アレックスはライアン・ギグスよりも先に私を選んだと思うが、サー・アレックスは選手を交代させるのが好きで、毎週プレーしていたので、彼はピッチの中にも外にもいた」
「5~6年の間、私はキャプテンだった。私とライアンと(ポール・)スコールズはキャプテンだった。私たちは協力してドレッシングルームの規律を保った」
「それはロイやロブソンとは違うアプローチの仕方だった。彼らは影響力を持っていた。ロイは私がこれまで見た中で最も影響力のある選手だった」
歴代のキャプテンと比較して、自分は物足りないと感じていたネビル氏だが、ギグス氏やスコールズ氏といった盟友の力を借りながらも見事に大役を遂行し、その後も数多くのタイトル獲得に貢献した。
それにしても、当時のユナイテッドのスター軍団ぶりとファーガソン氏のマネジメント能力には驚くばかりだ。
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