クラブをクビになったA・ソングが怒りのコメント…法的手続きも辞さない構え
2020.03.29 21:41 Sun
スイス・スーパーリーグに所属するシオンから解雇処分を言い渡された元カメルーン代表DFアレクサンドル・ソングが訴訟を起こすことを明らかにした。フランス『RMC SPORT』が伝えている。
事の発端は18日。新型コロナウイルスの影響で財政難に陥っていたシオンのクリスチャン・コンスタンティン会長は、所属選手全員に対して“技術的失業”として給与の上限を約1万2000フラン(約134万円)に設定した契約を新たに結ぶように通達したことだった。
選手たちの多くが返答を保留または拒否していたが、その中で契約が今年6月末までとなっていた9選手を突然解雇。その1人がかつてアーセナルやバルセロナでもプレーしたソングだった。
同選手は『RMC SPORT』のインタビューでその経緯を説明。会長からの通達は「何の説明もなかった」という。
「僕たちは20日に親善試合を行う予定だった。そして週明けに会長と会うことになっていたんだ」
確かにソングの言葉だけを聞くとクラブの横暴にも思える。試合が出来ないことで財政面でダメージを受けているのはどのクラブも同じ。だが、ほとんどのクラブは選手との合意のうえで減俸に踏み切っており、一方的に給与を減らされるとなれば納得いかないのは当然だ。
ソングは自分たちにプロフェッショナルとして違反行為はないとして訴訟を起こす構えであることを明かした。
「僕はサッカー選手だ。それは僕の仕事じゃない。書面を確認する人は他にいる。さすがにサインできなかったよ。なんの説明もなかったんだからね」
「今日、全てのクラブが話し合いをしている。なのに僕らのキャプテンですら何も知らなかったんだ。皆でサインしないことを決めた。話し合いがしたかったんだ」
「僕はプロフェッショナルとして不正行為は行っていない。すべてのクラブが選手たちとの話し合いの末で解決策を見つけているというのに、僕たちには何が起こったのかわからなかった。誰も理解できなかった」
解雇された選手の中には、ソングとアーセナル時代にも同僚だったDFヨハン・ジュルーや、かつて柏レイソルや徳島ヴォルティスでもプレーしたFWセイドゥ・ドゥンビアも含まれており、彼らは現在、スイスの選手団体(SAFP)指導の下、裁判の手続きを進めているという。
「僕たちはクラブがこの虐待的な解雇を直ちに撤回し、可能な代替案について議論を始められることを期待している」
事の発端は18日。新型コロナウイルスの影響で財政難に陥っていたシオンのクリスチャン・コンスタンティン会長は、所属選手全員に対して“技術的失業”として給与の上限を約1万2000フラン(約134万円)に設定した契約を新たに結ぶように通達したことだった。
選手たちの多くが返答を保留または拒否していたが、その中で契約が今年6月末までとなっていた9選手を突然解雇。その1人がかつてアーセナルやバルセロナでもプレーしたソングだった。
「僕たちは20日に親善試合を行う予定だった。そして週明けに会長と会うことになっていたんだ」
「すると19日に突然『WhatsApp』にメッセージが届いて給与のことを告げられた。説明もないのに翌日までに返答しなければならなかったんだ」
確かにソングの言葉だけを聞くとクラブの横暴にも思える。試合が出来ないことで財政面でダメージを受けているのはどのクラブも同じ。だが、ほとんどのクラブは選手との合意のうえで減俸に踏み切っており、一方的に給与を減らされるとなれば納得いかないのは当然だ。
ソングは自分たちにプロフェッショナルとして違反行為はないとして訴訟を起こす構えであることを明かした。
「僕はサッカー選手だ。それは僕の仕事じゃない。書面を確認する人は他にいる。さすがにサインできなかったよ。なんの説明もなかったんだからね」
「今日、全てのクラブが話し合いをしている。なのに僕らのキャプテンですら何も知らなかったんだ。皆でサインしないことを決めた。話し合いがしたかったんだ」
「僕はプロフェッショナルとして不正行為は行っていない。すべてのクラブが選手たちとの話し合いの末で解決策を見つけているというのに、僕たちには何が起こったのかわからなかった。誰も理解できなかった」
解雇された選手の中には、ソングとアーセナル時代にも同僚だったDFヨハン・ジュルーや、かつて柏レイソルや徳島ヴォルティスでもプレーしたFWセイドゥ・ドゥンビアも含まれており、彼らは現在、スイスの選手団体(SAFP)指導の下、裁判の手続きを進めているという。
「僕たちはクラブがこの虐待的な解雇を直ちに撤回し、可能な代替案について議論を始められることを期待している」
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