フラメンゴ、65歳ジェズス監督の新型コロナ陽性を報告…クラブも活動停止に
2020.03.17 13:15 Tue
フラメンゴのジョルジェ・ジェズス監督が新型コロナウイルス(COVID-19)に感染した。中国での流行を発端に世界的な感染拡大が続く新型コロナウイルス。各国が対策を講じ続けているが、一向に終息が見通せず、フットボール界も延期が相次いでいる。これを受け、南米サッカー連盟(CONMEBOL)も今月のカタール・ワールドカップ(W杯)予選中止に動き、ブラジルサッカー連盟(CBF)も主催大会の無期限中断を決めた。
そのなか、フラメンゴは16日午後、チーム関係者全員を対象にした検査が終了。ジェズス監督から決定的でないものの、微量の陽性反応が検出され、さらなる結果待ちだという。そのジェズス監督は現在、チームの医療部門に管理され、健康状態に問題ない模様。チームは内部からの感染者発覚を受け、下部組織を含めて1週間の活動停止に入るようだ。
ジェズス監督は自身のインスタグラム(jorgejesus)を通じて「私の検査結果が陽性だったのは事実だ。体調はこの1カ月、1〜4年前とまったく変わらず、健常者のように感じており、症状もないが、結果は陽性で、隔離されることになる」と報告。ファンを含む周囲の人々に感謝の言葉を続け、早期の回復にも意欲を示している。
ポルトガル人指導者である65歳のジェズス監督はベンフィカや、スポルティング・リスボンなどの母国クラブを率い、アル・ヒラルの監督を経て、2019年夏からフランメゴを指揮。コパ・リベルタドーレスやブラジル全国選手権を制して、同年末のクラブ・ワールドカップでも準優勝という成績を収めている。
そのなか、フラメンゴは16日午後、チーム関係者全員を対象にした検査が終了。ジェズス監督から決定的でないものの、微量の陽性反応が検出され、さらなる結果待ちだという。そのジェズス監督は現在、チームの医療部門に管理され、健康状態に問題ない模様。チームは内部からの感染者発覚を受け、下部組織を含めて1週間の活動停止に入るようだ。
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