ラ・リーガ会長が早期再開に自信「他の国を見て培ったノウハウがある」

2020.03.17 12:02 Tue
Getty Images
ラ・リーガのハビエル・テバス会長が、中断中のリーグ戦の早期再開に自信を見せた。スペイン『マルカ』が16日に伝えている。世界中で感染拡大が続く新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、欧州主要リーグ全てが一時中断。再開時期をめぐって様々な議論がなされている。

一方で、新型コロナウイルスの発生元である中国では、2月22日に開幕予定であった中国スーパー・リーグの延期が決定されてから約1カ月が経とうとしているが、中国国内での事態の収束の予兆を受け、今週末からのスポーツイベントの再開が報道されている。
また、中国スーパーリーグについても4月18日の再開に向けて中国サッカー協会が動いているようだ。

そんな中、今後2節の延期が決定されたラ・リーガのハビエル・テバス会長が、スペイン『クアトロ』の取材に応じ、中断期間の終了時期についてコメント。再開の日程の決定は、UEFAの判断を仰ぐと述べた。
「我々はシーズンを完了させるために、中断の期限について調整中だ」

「いくつか仮説がある。4月、5月、それ以降になることも否定できない」

「我々はUEFAの判断を待つ」

しかし、かねてよりリーグ戦の完了に固い意思を示していたテバス会長は、UEFAの判断を待つとしつつも、ラ・リーガの中断期間は、中国スーパーリーグよりも短いものになるとし、リーグ戦の早期再開に自信を見せた。

「我々は、今週末からスポーツイベントの再開が予定されている中国のような国々の対応を見て培ったノウハウがある」

「時間はかかるが、スペインでは良い対処法がとられており、中断期間は中国よりも短くなると強く思っている」

「(リーグ戦が8月に終わることは)オプションの1つだ。オプションは複数ある」

「我々はリーグ戦を完了させるために動いており、リーグ戦を完了させられると確信している」

「リーグ戦を終了させるための時間は長くあるが、我々はUEFAの判断を待つしかない。なぜなら我々は、スペインだけでなく、チャンピオンズリーグ(CL)やその他のリーグを含んだフットボール界の業界全体の収益構造を守らなければならないからだ」

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