村井チェアマンがファンの重要性を力説…無観客試合には否定的
2020.03.09 20:25 Mon
JリーグとNPB(日本野球機構)は9日、第2回「新型コロナウイルス対策連絡会議」を実施した。
中国で流行り、日本を含めて世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス。2月24日に日本政府が「この1〜2週間が瀬戸際」と発表したことから、Jリーグは25日に今月15日までに開催予定だった全公式戦94試合の延期を発表した。
その選択の1つとしてセリエAやプロ野球のオープン戦と同様に無観客試合の可能性もあるなか、村井チェアマンは「観戦者の声援や支援が後ろ盾になっているという実感している」とファン・サポータの重要性を説いた。
──無観客試合についてどのような認識でいるのか
「おそらくサッカーと野球の競技の特殊性があると思います。サッカーの場合は人が足を使って競技をするので、ミスが起こりやすいです。結果、1試合の得点が他の競技に比べてすごく少ないのがサッカーの特徴です」
「例えば、コンマ1cmフォワードが先に触ればシュートになりますし、コンマ1秒でも先にディフェンダーの足が伸びればシュートブロックにもなります。そう意味ではギリギリの中で競技をしているサッカーにおいて、観戦者の声援や支援が後ろ盾になっているという実感しています。なので、ギリギリできる範囲が延期という形になりましたが、今日の会議で無観客を含めて延期すべきという助言を理解しています」
「今日いただいた助言をベースにしながら、我々サッカー界のファン・サポーターとのコミュニケーションをクラブを通じて、しっかりとやっていく中でしっかりと答えを見つけていきたいと思います」
なお、今月18日に再開予定だった明治安田生命J]リーグは再延期が決まり、4月開催を目指す方針が明らかにされている。
中国で流行り、日本を含めて世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス。2月24日に日本政府が「この1〜2週間が瀬戸際」と発表したことから、Jリーグは25日に今月15日までに開催予定だった全公式戦94試合の延期を発表した。
その選択の1つとしてセリエAやプロ野球のオープン戦と同様に無観客試合の可能性もあるなか、村井チェアマンは「観戦者の声援や支援が後ろ盾になっているという実感している」とファン・サポータの重要性を説いた。
「おそらくサッカーと野球の競技の特殊性があると思います。サッカーの場合は人が足を使って競技をするので、ミスが起こりやすいです。結果、1試合の得点が他の競技に比べてすごく少ないのがサッカーの特徴です」
「例えば、コンマ1cmフォワードが先に触ればシュートになりますし、コンマ1秒でも先にディフェンダーの足が伸びればシュートブロックにもなります。そう意味ではギリギリの中で競技をしているサッカーにおいて、観戦者の声援や支援が後ろ盾になっているという実感しています。なので、ギリギリできる範囲が延期という形になりましたが、今日の会議で無観客を含めて延期すべきという助言を理解しています」
「なるべく無観客ではなく、日程調整の中で進めたいと考えています。新型コロナウイルスの特措法が13日にも法案化されると聞いています。こういう意味では、緊急事態宣言が発令されたエリアでは競技そのものが禁止になる可能性もあるので、お客様を入れた試合ができなくなるかもしれないです。そうした場合は状況に応じて柔軟に判断をしていかないといけないこともあるかもしれません」
「今日いただいた助言をベースにしながら、我々サッカー界のファン・サポーターとのコミュニケーションをクラブを通じて、しっかりとやっていく中でしっかりと答えを見つけていきたいと思います」
なお、今月18日に再開予定だった明治安田生命J]リーグは再延期が決まり、4月開催を目指す方針が明らかにされている。
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