昨季赤字のアーセナル、欧州カップ戦出場を逃した場合は厳しい現実が待っている?

2020.03.03 16:53 Tue
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Getty Images
アーセナルのミケル・アルテタ監督がチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃した場合、クラブの状況が非常に難しくなるとコメントした。イギリス『インディペンデント』が伝えている。

現在プレミアリーグ10位に沈むアーセナル。ヨーロッパリーグ(EL)は、ラウンド32でオリンピアコス相手に敗退していた。

3日に行われたFAカップ5回戦のポーツマス戦に勝利(2-0○)したことで、FAカップ優勝によるEL出場権獲得に望みは繋いだものの、来シーズンの欧州カップ戦出場への道のりは簡単ではない。リーグ戦も10位ながら、上位陣の躓きが目立ち、数字上は4位も目指せないことはないが、CL出場となればより難易度は上がる。

アルテタ監督は、CL出場権を獲得することが、新たな選手の補強のみならず、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンやフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットなど、チームの中心選手の残留にも有利に働くことは「考えるなくても分かると」語り、今シーズン終了時のシナリオに合わせてクラブが決断しなればならないとした。

「世界中全ての選手がCLに参加したいと考えている。このオプションがあることについて交渉の場で話すと、選手はそのクラブに参加し、契約を更新する。また、誰かを説得するために、よりオープンな方法で競争に参加することができる」

「難しいことだが、それが我々の置かれている状況だ。他のトップ4のクラブが見せているほどパフォーマンスは良くないから、現在の位置にいる。それが現実であり、その現実と向き合わなければならない。そこで、最良の決断を下そうとする」

また、アーセナルは2018-19シーズンの決済が、2002年以来となる赤字だったことを発表しており、来シーズンの欧州カップ戦出場がなくなれば、経済面でも大打撃となることが予想される。アルテタ監督は、クラブの財政状況についても語った。

「3シーズンにわたってCL出場を逃したことにより、クラブに与えた損害は非常に大きなものとなっている」

「このクラブの収益構造はCL出場を前提に設計されているので、財政的な影響はとても大きい。1、2年なら現状を保つことはできるが、その後は決断を下さなくてはならない」

「いずれにせよ、CL、またはELに出られるのか、それとも届かないのか。シナリオに応じて決断を下さなくてはならない。我々は自分たちが何をしたいかという明確なプランを立て、自分たちの状況に応じて行動しなればならない」
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