スタリッジ、賭博関与により6月までプレー禁止

2020.03.03 03:30 Tue
Getty Images
独立規制委員会は2日、元イングランド代表FWダニエル・スタリッジ(30)に対し、賭博に関与したことにより6月17日までプレーを禁止する処分を下したことを発表した。また、罰金15万ポンド(約2070万円)も科している。
PR
2018年1月、スタリッジの兄であるレオン氏に自身の移籍に関する内部情報を明かし、同氏がその情報に基づいてブックメーカーでスタリッジの移籍に関する賭けを行っていたという嫌疑をかけられていた。

そして昨年7月、独立規制委員会はスタリッジに対して6週間のプレー禁止処分と7万5000ポンドの罰金を科していたが、処分が甘すぎるとしてFAが控訴していた。
その結果、新たな事実が見つかったことでFA の主張が通り、7月に独立規制委員会によって科された処分より重い今回の裁定が下された格好だ。

今回の件で無実を主張しているスタリッジは2日、トラブゾンスポルとの契約を解消していた。


PR
関連ニュース

レーティング:リバプール 4-2 トッテナム【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第36節、リバプールvsトッテナムが5日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが4-2で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽リバプール採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240506_0_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 1 アリソン 6.0 2失点共にノーチャンス。個人としては安定したシュートストップを含め攻守両面で卒なし DF 66 アレクサンダー=アーノルド 6.5 マイボール時は2点目の起点を担うなど多彩なキックとタイミングの良い攻撃参加で存在感。守備でもスペースケアの部分でよく粘った 78 クアンサー 6.0 前半は出色の出来。後半はリシャルリソンらの投入後に苦戦したが、要所を締める守備で逃げ切りに導く 4 ファン・ダイク 6.0 クアンサー同様にリシャルリソンに手を焼いたが、コンディションに不安を抱える中でさすがの安定感を示した 26 ロバートソン 7.0 試合の流れ的に重要な前半終盤のゴールを奪取。ゴール以外の部分でも効果的な攻撃参加、ソリッドな守備対応とディフェンスラインで最も輝いた (→ジョー・ゴメス 5.5) 投入後に自サイドを破られて失点。好守とPK献上という紙一重のプレーもあった。全体的にバタついた印象 MF 19 エリオット 7.5 サラーやガクポと同様に1ゴール1アシストも文句なしのMOTM (→ソボスライ -) 3 遠藤航 6.5 マイボール時に幾つかミスもあったが、長短交えたシンプルな繋ぎを見せた。守備ではソン・フンミンやベンタンクールに対して良い潰しを見せた (→バイチェティッチ 5.0) 長期離脱明けで今季リーグ戦初出場。試合勘の問題やプレーテンポへの順応に苦戦した 10 マク・アリスター 6.5 見事なパスで2点目の起点に。後半はコンビを組む選手の変更や疲労感によってややトーンダウンも、トータルでは上々の出来 FW 11 サラー 7.0 指揮官との衝突後最初の試合で1ゴール1アシスト。ほかにも決め切れるチャンスはあったが、攻撃の起点として機能した 18 ガクポ 7.0 1ゴール1アシスト。賢く前線を動き回りながら相手守備を揺さぶり、アタッキングサードでの判断、精度も高かった 7 ルイス・ディアス 6.0 前線で唯一ゴールもアシストも付かなかったが、攻守両面で精力的にプレーした (→ヌニェス 5.0) 動き出しの工夫のなさや判断、精度の部分で課題を残した 監督 クロップ 6.0 60分までは完璧な試合を見せた。選手交代後は相手に隙を与えて難しい試合にしてしまった ▽トッテナム採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240506_0_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 13 ヴィカーリオ 5.5 再三のビッグセーブで個人としては良い出来だったが、屈辱の4失点に DF 23 ペドロ・ポロ 5.0 ピンポイントクロスでのチャンスメークなど良いプレーもあったが、攻守両面でディアスとロバートソンのコンビに苦しめられた 17 ロメロ 6.0 前半に自陣で不用意なパスミスもあったが、試合を通しては攻守両面でハイパフォーマンスを披露 37 ファン・デ・フェン 5.5 通常の守備対応に加えてエメルソンのカバーとオーバータスク気味の試合に。ビルドアップでは苦戦 12 エメルソン 4.0 スパーズ通算100試合出場。慣れない左サイドバックで2試合連続厳しい出来に。ギリギリの良い守備対応もあったが、先制点と3失点目に関与 (→スキップ 5.5) ぶっつけ本番の左サイドバック起用で奮闘。ソン・フンミンのゴールの起点に MF 29 サール 5.0 チェルシー戦に比べて幾分かはましだったが、相手の中盤の圧力に屈してボールロストや細かいミスが散見 (→ロ・チェルソ 5.5) 攻撃を活性化させるプレーを見せた 8 ビスマ 5.5 チェルシー戦に比べてパフォーマンスを改善。ただ、試合全体を通しては元同僚マク・アリスターに対して物足りない出来に 30 ベンタンクール 4.5 攻守両面の際の部分でミスが目立った。遠藤やエリオットらにうまく対応されて攻撃の起点となれず (→リシャルリソン 7.0) 元トフィーズのエースストライカーとして意地の1ゴール1アシスト。個人で流れを引き寄せる素晴らしいパフォーマンスだった FW 21 クルゼフスキ 4.5 チェルシー戦とは異なり右サイドでのプレーとなったが、ボールキープなどで一定の存在感は示したが、攻撃面で低調な内容に (→マディソン 5.5) 中盤と前線の経由点の役割はこなしたが、細かいミスなどまだまだ本調子ではない 7 ソン・フンミン 5.5 プレミア300試合出場。意地の1ゴールなど後半の短い時間帯で輝きを放ったが、前半の低調な出来などキャプテンとしては承服しがたいパフォーマンスに 22 ブレナン・ジョンソン 5.5 リシャルリソンのゴールをアシスト。右では良さを出したが、前半は非常に厳しい出来だった 監督 ポステコグルー 5.0 後半に意地の2ゴールも前半の不出来という課題を払拭できずに4連敗…。スタメンの人選や配置を含め疑問が残る采配に ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! エリオット(リバプール) 1ゴール1アシストはサラー、ガクポと同じだったが、傑出したプレーの連続性に切り替えの精度、圧巻のゴラッソと最もインパクトを残した若手MFをMOTMに選出した。 リバプール 4-2 トッテナム 【リバプール】 サラー(前16) ロバートソン(前45) ガクポ(後5) エリオット(後14) 【トッテナム】 リシャルリソン(後27) ソン・フンミン(後32) 2024.05.06 03:00 Mon

久々攻撃躍動のリバプールが逆転優勝へわずかな望み繋ぐ3戦ぶり白星! スパーズは意地の2点も4連敗…【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第36節、リバプールvsトッテナムが5日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが4-2で勝利した。なお、リバプールのMF遠藤航は64分までプレーした。 共にシーズン最終盤を前に夢破れた感のある両雄がバウンスバックを図る強豪対決。 3位のリバプール(勝ち点75)はマージーサイド・ダービーでの0-2の敗戦に加え、前節はウェストハム相手に2-2のドロー。シーズン最終盤の重要な局面で痛恨の2戦未勝利となり、逆転優勝はほぼ絶望的だ。それでも、クロップ体制をより美しい形で締めくくりたいレッズは、誤審問題もあって今季初黒星を喫した因縁の相手にリーグ3戦ぶりの白星を狙った。ドイツ人指揮官は前節から先発1人を変更。グラフェンベルフに代えてサラーが復帰した。 一方、5位のトッテナム(勝ち点60)はニューカッスル、、アーセナル、チェルシーとのダービー連戦での敗戦によって、今季2度目のリーグ3連敗。これによって、7ポイント差の4位アストン・ビラを抜く可能性は限りなく低くなっており、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得は絶望的となった。対戦相手同様にバウンスバックの白星を目指した中2日でのビッグマッチでは先発1人を変更。リシャルリソンに代えてベンタンクールを起用した。 立ち上がり攻守両面で強度高く入ったアウェイチームが押し込む形となったが、その守勢を凌いだホームチームがすかさず決定機を作り出す。 8分には右サイドで背後を取ったサラーが意表を突いた左足アウトのクロスを入れると、これがクロスバーを叩く。さらに、直後のショートカウンターではボックス内でサラー、エリオットが続けて左足を振るが、GKヴィカーリオ、DFロメロの好守に阻まれた。 一連の決定機はモノにできなかったが、得意のトランジションが続く状況で早い時間帯にゴールをこじ開ける。16分、遠藤から左サイドで大きな展開を受けたガクポが内側に運びながら浮き球のクロスを供給。これに大外で反応したフリーのサラーが丁寧なヘディングシュートをニアへ流し込み、先日の指揮官との衝突騒動の禊を済ますリーグ5戦ぶりのゴールとした。 幸先よく先制に成功したホームチームは、ここで田主なを緩めることなく積極的に2点目を目指す。22分には再び左に流れたガクポを起点にルイス・ディアスがボックス内に抜け出すが、ここはGKヴィカーリオの勇敢な飛び出しに阻まれる。 一方、チェルシー戦に比べて要所でプレスを剥がして良い前進を見せるものの、アタッキングサードでの判断、クロスの精度の問題によって攻撃をフィニッシュで完結できないトッテナム。ここ最近の悪癖である被カウンターの局面では両センターバックを中心に粘りの対応をみせ、何とか水際の対応で耐えていたものの、前半終了間際に押し切られる。 リバプールは45分、右サイドで押し込んだ流れからボックス手前右のマク・アリスターが足首で角度を変える巧みなダイレクトパスを右サイド深くに侵攻するアレクサンダー=アーノルドに通す。ここでイングランド代表DFの浮き球のクロスを大外のロバートソンが左足インサイドでゴール前に折り返すと、サラーのダイレクトシュートはGKヴィカーリオの好守に阻まれたが、こぼれ球をロバートソンが冷静に流し込んだ。 リバプールが貴重な追加点を手にして折り返した後半は互いに選手交代なしでスタート。開始直後にはトッテナムに続けて良いカウンターチャンスが訪れたものの、前半同様にフィニッシュまで持ち込めずにいると、リバプールがカウンターで仕留め切る。 50分、ロングボールに反応したサラーは先にDFエメルソンにボールを収められたが、すかさずカウンタープレスでボール奪取を試みると、サポートに入ったエリオットが見事に奪い切ってボックス付近から左足インスウィングの浮き球のクロスを供給。これに良いタイミングで跳んだガクポが打点の高いヘディングシュートを叩き込んだ。 ミス絡みの失点で出ばなを挫かれたトッテナム。直後の54分にはペドロ・ポロの正確な右クロスからゴール前のブレナン・ジョンソンに決定機が訪れるが、この試合最初の枠内シュートとなったヘディングシュートはGKアリソンのセーブに遭う。 3点目を奪って以降もゲームをコントロールするリバプールは59分、最後尾からの対角フィード、左サイドからのクロスと2本の長いパスで相手ゴール前に迫ると、DFエメルソンのヘディングの短いクリアをボックス右で回収したサラーが足元にボールを要求するエリオットへ丁寧なマイナスのパスを渡す。右からペナルティアーク付近へ切り込んだエリオットがゴール前の密集を抜く圧巻の左足ミドルシュートをゴール左上隅の完璧なコースに突き刺した。 このファインゴールで試合の大勢が決した中、トッテナムは4失点前から準備していた3枚替えを敢行。エメルソン、ベンタンクール、クルゼフスキに代えてスキップ、マディソン、リシャルリソンを投入。スキップを左サイドバックに配すると共に[4-2-3-1]に並びを変更した。 これに対してリバプールは殊勲のロバートソン、遠藤を下げてジョー・ゴメス、今季リーグ戦初出場のバイチェティッチを投入した。 すると、一連の交代によって試合の流れが大きく変わる。大量リードで緩みが出始めたホームチームに対して、腹をくくって前に出たアウェイチームが初めて攻勢を仕掛けていく。 そして、72分には右サイドのスペースにあっさりと抜け出したジョンソンの丁寧な折り返しにゴール前フリーで反応したリシャルリソンが冷静なワンタッチシュートを流し込み、1点を返す。 さらに、77分には相手陣内右サイドからパスを繋いでボックス左に侵攻したスキップからの折り返しをゴールを背にしたリシャルリソンがマイナスに落とすと、ソン・フンミンが冷静にコースを狙って左隅に蹴り込んだ。 この連続ゴールによって一気に試合が分からなくなると、動揺見受けられるリバプールに対して完全に勢いづくトッテナムが攻め立てる。リスクを冒して前に出ていく中、元エバートンのエースFWが違いを作ると、ロ・チェルソやジョンソンが際どいプレーで3点目に迫る。 7分が加えられたアディショナルタイムを含め後半最終盤は攻守が目まぐるしく入れ替わるオープンな展開に。その流れで互いに相手ゴールに迫ったが、守備陣の身体を張ったプレーもあってこの時間帯にスコアは動かず。 この結果、上位対決を4-2で制したリバプールが3試合ぶりの勝利で逆転での優勝へ何とか望みを繋いだ。一方、トッテナムは終盤に意地は見せたものの大量失点での今季初の4連敗となった。 2024.05.06 02:33 Mon

苦手ビラを下したブライトンがリーグ戦7試合ぶりの白星!【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第36節のブライトン&ホーヴ・アルビオンvsアストン・ビラが5日に行われ、1-0でホームのブライトンが勝利した。ブライトンのMF三笘薫はケガのためベンチ外となっている。 ミッドウィークに行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)準決勝1stレグのオリンピアコス戦で公式戦7試合ぶりの黒星を喫した4位ビラが、リーグ戦6試合勝利のない13位ブライトンのホームに乗り込んだ一戦。 立ち上がりから一進一退の展開が続く中、ビラは23分にアクシデント。左モモ裏を痛めたロジャーズがピッチに座り込むと、プレー続行不可能となり、そのままピッチを後に。26分にキャッシュが緊急投入された。 前半半ばを過ぎてもシュート1本とフィニッシュの形が作れないビラは、前半終了間際にピンチ。追加タイム4分、アディングラの浮かせたパスからゴール前に抜け出したグロスが決定機を迎えたが、シュートは飛び出したGKが右足でブロックし枠を外れた。 ゴールレスで迎えた後半も拮抗した展開が続く中、先にネットを揺らしたのはブライトン。68分、エンシソが放ったミドルシュートのこぼれ球をボックス手前で拾ったアディングラが左に展開すると、ボックス左横に駆け上がったイゴールの折り返しをニアサイドのグロスがワンタッチで流し込んだ。 このゴールでブライトンの先制かと思われたが、VARの末に押し込んだグロスがオフサイドポジションであったため、ゴールは取り消された。 VARに救われたビラは79分、右CKのセカンドボールを拾ったアディングラのクリアをベイリーがブロック。こぼれ球がゴール前のマッギンに収まり、反転からゴールネットを揺らしたが、これもVARの末にオフサイドと判定され、ゴールは認められず。 その後はややオープンな展開が続くとブライトンは85分、ジョアン・ペドロとのワンツーでボックス左に侵入したアディングラがコンサに倒されると主審はPKを宣告。ジョアン・ペドロのPKはGKオルセンが右手で弾いたが、跳ね返りを素早く反応したジョアン・ペドロが頭でゴールに押し込んだ。 結局、これが決勝点となり1-0でタイムアップ。5連敗と苦手ビラを下したブライトンがリーグ戦7試合ぶりの白星を飾った。 2024.05.06 00:10 Mon

チェルシーが低調ハマーズに5発圧勝! ダービー連勝で欧州出場権に望み繋ぐ【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第36節、チェルシーvsウェストハムが5日にスタンフォード・ブリッジで行われ、ホームのチェルシーが5-0で圧勝した。 前節、トッテナム相手に会心のシーズンダブルを決めて8位に浮上したチェルシーは、ダービー連勝を目指して9位のウェストハムとのシックスポインターに臨んだ。中2日の一戦に向けてポチェッティーノ監督は先発1人を変更。ギルクリストに代えて負傷明けのチアゴ・シウバを起用し、チャロバーを右サイドバックに移した。また、グスト、スターリング、エンクンクがベンチに復帰している。 立ち上がりこそダービーらしい拮抗した攻防が続いたが、時間の経過と共にホームチームが相手を押し込んでいく。 すると、15分には右サイドで仕掛けたマドゥエケのクロスをゴール前のジャクソンがダイレクトシュート。これはブロックに遭ったが、こぼれに詰めたパーマーがGKアレオラの手をはじく強烈な左足シュートをゴール左隅に突き刺した。 これで16試合連続失点となったウェストハムは、失点直後に得た左CKの場面でエメルソンのクロスをボーウェンがドンピシャのヘッドで合わしたがこれは惜しくもクロスバーを叩いた。 この即時の反撃によって再びイーブンな展開も期待されたが、以降はホームチームが攻守に圧倒するワンサイドの展開に。スムーズなボールの循環から中央、右サイドのマドゥエケ、パーマーのコンビを起点に再三の決定機を生み出すと、前半半ば過ぎに一気に突き放す。 まずは30分、右サイドを起点に押し込んでパーマーがボックス中央へ鋭く差し込んだ斜めのグラウンダーパスがマドゥエケに渡ると、これはブロックに遭ったものの浮き球のこぼれをギャラガーが右足ハーフボレーで左隅に突き刺す。続く36分にはギャラガーの左CKをファーでマークを外したチアゴ・シウバがフリーでヘディングシュート。これをゴール前のマドゥエケが頭でコースを変えて流し込んだ。 その後、チェルシーがギャラガー、ウェストハムがボーウェンと互いにクロスバーを叩くシュートで決定機を作り合ったが、ホームチーム圧倒のダービーはワンサイドの展開で後半へと折り返した。 ハーフタイム明けにアルバレスを下げてウォード=プラウズ投入したウェストハムの変化に注目が集まったが、後半開始早々にチェルシーがトドメの4点目を奪った。 48分、チャロバーのシンプルな縦パスにあっさりと抜け出したマドゥエケが左でドフリーのジャクソンへプレゼントパス。これをジャクソンが難なく流し込み、2試合連続ゴールとした。 覇気を感じさせない不甲斐ないパフォーマンスで敗色濃厚のハマーズは、53分に後半最初のビッグチャンス。パケタの絶妙スルーパスに抜け出したエメルソンがGKと一対一となるが、シュートをふかす。その直後にはウォード=プラウズが得意の直接FKを狙うが、今度はGKペトロビッチの好守に阻まれて一矢報いることも叶わず。 その後は大量得点差ゆえのゆったりとしたリズムで試合が進んでいく。その中で危なげなくゲームをコントロールするホームチームは、余裕を持ってボールを動かしながら前線の選手が要所で足を振って追加点に迫る。 77分にはマドゥエケ、ムドリクを下げて負傷明けのエンクンクをカサデイと共に同時投入すると、80分にはソウチェクのトラップミスを見逃さなかったカイセドのボール奪取からのスルーパスに抜け出したジャクソンがGKとの一対一を難なくモノにし、トドメの5点目まで奪取した。 その後、チアゴ・シウバとチャロバーに代えてグスト、ディザジと負傷明けの選手をピッチに送り込んでクローズに入ったホームチームがきっちり5-0のスコアで終わらせた。 この結果、ダービー連勝のチェルシーが来季のヨーロッパ出場権争いに望みを繋いだ。 2024.05.05 23:55 Sun

「お金を使うなら賢明かつ最も効果的に」2年連続プレミア優勝争いのアーセナル…ライス、ハヴァーツ、ラヤらアルテタ監督が昨夏の補強を語る「本当に満足」

2年連続でプレミアリーグの優勝争いをしているアーセナル。ミケル・アルテタ監督は、夏の補強が非常に大きな影響を及ぼしていると語った。クラブ公式サイトが伝えた。 アーセナルは2022-23シーズンもプレミアリーグの優勝を争っており、終盤まで首位に立っていた。しかし、終盤にかけて日本代表DF冨安健洋、フランス代表DFウィリアム・サリばと主軸が相次いで負傷。その結果、チームは勝ち点を取りこぼすようになり、最終的にはマンチェスター・シティの3連覇を許す形となった。 迎えた今シーズン、アーセナルは引き続き優勝争いを繰り広げると、残り2節の段階で首位に。2位で追いかけるシティは消化が1試合少なく、勝ち点差は「1」となっており、最後に抜かれる可能性があるものの、首位に立っている。 2003-04シーズン以来の20年ぶりのリーグ制覇を多くの人が望む中、他力という状態ではあるものの、今シーズンはケガ人がこのタイミングでおらず、チームも失速していない。 4日に行われたプレミアリーグ第36節のボーンマス戦でも強さをみせて3-0で快勝。アルテタ監督は、試合後に夏の補強が非常に大きな影響を与えたとした。 「(影響は)たくさんある。我々が探していたものであり、お金を使うのであれば、賢明かつ最も効果的な方法で行った方が良い」 「我々は今回の選手の獲得に本当に満足している。チームに大きな影響を与えた。チームのレベルだけでなく、他の選手たちのレベルも上がった」 「そして今日は個人による素晴らしいパフォーマンスがいくつかあったのを見た。その段階に行きたいのであれば、そうしたことが必要だ」 健全経営で知られるアーセナルは、マネーゲームに応じることは一切ない。それでも、今シーズンに向けては予てから熱望していた中盤にイングランド代表MFデクラン・ライスをウェストハムからクラブ史上最高額となる1億500ポンド(約192億円)で獲得。チェルシーから獲得したドイツ代表FWカイ・ハヴァーツは6500万ポンド(約124億8000万円)で獲得し、多額の資金を費やしたが、ライスは中盤を支えリーグ戦36試合で7ゴール9アシストを記録。ハヴァーツは35試合で12ゴールを記録するなど、首位に立つチームを支えている。 また、守護神のスペイン代表GKダビド・ラヤはブレントフォードからまさかのレンタル中で300万ポンド(約5億8000万円)。ゴールデングローブ賞の獲得も確定し、夏に完全移籍になることは間違いないが、それでも総額3000万ポンド(約58億円)でお釣りが十分にくる。4000万ポンド(約76億8000万円)をかけたオランダ代表DFユリエン・ティンバーは期待値は高かったが、まさかの開幕戦で重傷。それでもシーズン中の復帰に目処が立っている。 しっかりとしたスカウティングと、しっかりとしたプランに基づいた投資が2年連続で結果に出たアーセナル。選手の頑張り、アルテタ監督の手腕と共に、エドゥSD(スポーツ・ディレクター)との連係も成功しているということになりそうだ。 2024.05.05 20:55 Sun
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly