新天地に移籍もデビュー前に退場? イタリアで不思議な事態

2020.02.24 17:10 Mon
Getty Images
新天地でデビュー前に出場停止になった選手がいるのはご存知だろうか。

23日に行われたセリエB第25節のクロトーネvsペスカーラの一戦で事は起こった。

退場処分を受けたのはペスカーラの元ブルガリア代表FWバレリ・ボジノフ(34)。2月13日に無所属の状態からペスカーラへと加入した。
ボジノフは、クロトーネ戦で加入後初のベンチ入りを果たしたが、試合開始から26分間でレッドカード。ベンチに座っていながら、審判への侮辱行為があったとして退場となったようだ。

ボジノフはレッチェ、フィオレンティーナ、ユベントス、パルマ、マンチェスター・シティ、スポルティング・リスボンなどでプレー。その後も、ブルガリア、セルビア、中国、スイス、クロアチアと様々な国を渡り歩いていた。
加入し試合に出場していない中での退場劇は、なんとも珍しい事態となった。

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