J1優勝に開幕ダッシュは必須なのか!? 歴代優勝チームの開幕5戦成績を検証

2020.02.21 16:45 Fri
©︎J.LEAGUE
2月21日、明治安田生命J1リーグ2020シーズンが開幕を迎える。

約10カ月にもおよぶ長いシーズンと言えど、出だしはシーズンを占う上で非常に重要になってくる。「開幕ダッシュ」までとはいかなくとも、つまづくことはどのチームも避けたいところだ。

そこで、今回は“開幕ダッシュ”が優勝に直結するかどうか歴代のシーズンを振り返り検証してみる。
◆1993年(1stステージ)
優勝:鹿島アントラーズ
戦績:3勝2敗

◆1993年(2ndステージ)
優勝:ヴェルディ川崎
戦績:4勝1敗
◆1994年(1stステージ)
優勝:サンフレッチェ広島
戦績:5勝

◆1994年(2ndステージ)
優勝:ヴェルディ川崎
戦績:4勝1敗

◆1995年(1stステージ)
優勝:横浜マリノス
戦績:4勝1敗

◆1995年(2ndステージ)
優勝:ヴェルディ川崎
戦績:4勝1敗

◆1996年
優勝:鹿島アントラーズ
戦績:3勝2敗

◆1997年(1stステージ)
優勝:鹿島アントラーズ
戦績:4勝1敗

◆1997年(2ndステージ)
優勝:ジュビロ磐田
戦績:5勝

◆1998年(1stステージ)
優勝:ジュビロ磐田
戦績:3勝2敗

◆1998年(2ndステージ)
優勝:鹿島アントラーズ
戦績:3勝2敗

◆1999年(1stステージ)
優勝:ジュビロ磐田
戦績:4勝1敗

◆1999年(2ndステージ)
優勝:清水エスパルス
戦績:4勝1敗

◆2000年(1stステージ)
優勝:横浜F・マリノス
戦績:3勝2敗

◆2000年(2ndステージ)
優勝:鹿島アントラーズ
戦績:5勝

◆2001年(1stステージ)
優勝:ジュビロ磐田
戦績:5勝

◆2001年(2ndステージ)
優勝:鹿島アントラーズ
戦績:5勝

◆2002年(1stステージ)
優勝:ジュビロ磐田
戦績:5勝

◆2002年(2ndステージ)
優勝:ジュビロ磐田
戦績:4勝1敗

◆2003年(1stステージ)
優勝:横浜F・マリノス
戦績:3勝1分け1敗

◆2003年(2ndステージ)
優勝:横浜F・マリノス
戦績:2勝2分け1敗

◆2004年(1stステージ)
優勝:横浜F・マリノス
戦績:2勝2分け1敗

◆2004年(2ndステージ)
優勝:浦和レッズ
戦績:5勝

◆2005年
優勝:ガンバ大阪
戦績:1勝3分け1敗

◆2006年
優勝:浦和レッズ
戦績:4勝1分け

◆2007年
優勝:鹿島アントラーズ
戦績:2分け3敗

◆2008年
優勝:鹿島アントラーズ
戦績:5勝

◆2009年
優勝:鹿島アントラーズ
戦績:4勝1敗

◆2010年
優勝:名古屋グランパス
戦績:4勝1敗

◆2011年
優勝:柏レイソル
戦績:4勝1敗

◆2012年
優勝:サンフレッチェ広島
戦績:4勝1敗

◆2013年
優勝:サンフレッチェ広島
戦績:2勝1分け2敗

◆2014年
優勝:ガンバ大阪
戦績:1勝2分け2敗

◆2015年(1stステージ)
優勝:浦和レッズ
戦績:3勝2分け

◆2015年(2ndステージ)
優勝:サンフレッチェ広島
戦績:5勝

◆2016年(1stステージ)
優勝:鹿島アントラーズ
戦績:3勝1分け1敗

◆2016年(2ndステージ)
優勝:浦和レッズ
戦績:4勝1分け

◆2017年
優勝:川崎フロンターレ
戦績:3勝1分け1敗

◆2018年
優勝:川崎フロンターレ
戦績:3勝1分け1敗

◆2019年
優勝:横浜F・マリノス
戦績:2勝2分け1敗

試合数が半分になる2ステージ制では開幕5試合の戦績がより大事になってくるのは当然だが、計39回のシーズン(2ステージ制の年は2回とカウント)で開幕5戦を負け越していたのは、2007年の鹿島アントラーズと2014年のガンバ大阪の2回のみだ。

2014年のガンバ大阪は、前半戦終了時で残留争いをしていたが、復帰したFW宇佐美貴史の活躍もあり、後半戦で挽回。一気にまくし立て、逆転優勝を成し遂げた。

また、勝ち越せていないという観点でも前述の2回に加えて2005年のガンバ大阪と2013年のサンフレッチェ広島のみであり、それ以外の全てのシーズンで優勝チームは開幕5戦を勝ち越している。

第5節の予定日は3月18日(水)。もしも応援しているクラブがこの時点で負け越しているようだと、優勝は難しいのかもしれない。

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