オナイウ&仲川が共に2ゴール! 豪州王者に快勝の横浜FMが連勝でJ1開幕戦へ!《ACL2020》
2020.02.19 21:50 Wed
横浜F・マリノスは19日、ホームで行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2020グループH第2節でシドニーFC(オーストラリア)と対戦し、4-0で勝利した。
前節、敵地で行われた全北現代(韓国)との初戦を2-1で競り勝った横浜FMは、ゼロックス杯での敗戦をきっちり払拭。23日に王者として臨むガンバ大阪とのJ1開幕戦を控える中で臨んだ今節は、初戦から先発1人を変更。負傷でベンチ外の畠中に代えて伊藤を起用した。
今季最初のホームゲームで気合いが入る横浜FMは立ち上がりから相手を押し込み、ゴールの匂いをさせる良い形の崩しを見せていく。
すると12分、右サイドからドリブルで内に切り込んだ仲川が喜田にボールを預けると、喜田からペナルティアーク付近のオナイウ阿道にワンタッチパスが出る。これは相手DFに引っかけられるも、うまくボールを巻き込んだオナイウがすかさずシュートに持ち込むと、相手DFに当たって大きくディフレクトしたボールがゴール左隅に決まり、今季のホームゲーム初ゴールはオナイウの移籍後初ゴールとなった。
幸先良く先制に成功した横浜FMはその後もリズム良くボールを動かして主導権を掌握。相手に攻撃権を渡さない、攻守一体のプレーが光る。その良い流れの中で存在感を放ったのがエースの仲川。まずは31分、最後尾のチアゴ・マルチンスからの縦パスをオナイウが裏のスペースへ流すと、これに反応した仲川が完璧に抜け出す。最後は飛び出したGKを嘲笑うかのような絶妙なループシュートを流し込み、今季の公式戦初ゴールを奪取。
攻守両面でオーストラリア王者を圧倒した横浜FMは後半も早速ゴールをこじ開ける。51分、左サイドの広大なスペースに飛び出した遠藤に味方からのフィードが通る。このままボックス内に持ち込んだ遠藤はカットインを匂わせつつ、自身の左をオーバーラップするマルコス・ジュニオールに絶妙なヒールパス。そして、マルコス・ジュニオールの丁寧なマイナスクロスをファーでドフリーのオナイウが難なく合わせ、後半最初のゴールとした。
この立ち上がりの4点目で完全に相手の心を折った横浜FMは追加点を狙いつつも、やや省エネモードにシフト。さらに、週末のJ1開幕戦を睨んで65分過ぎに喜田とマルコス・ジュニオールを下げて和田と大津を同時投入。75分には殊勲の仲川に代えて水沼を最後のカードとして投入した。
その後も危なげない試合運びを見せたホームチームは幾度か訪れたピンチをGK梶川を中心にきっちり防ぎ切り、今シーズンの公式戦初のクリーンシートで試合をクローズ。そして、4ゴールの快勝でACL連勝となった横浜FMは最高の形でG大阪との開幕戦に臨むことになった。
前節、敵地で行われた全北現代(韓国)との初戦を2-1で競り勝った横浜FMは、ゼロックス杯での敗戦をきっちり払拭。23日に王者として臨むガンバ大阪とのJ1開幕戦を控える中で臨んだ今節は、初戦から先発1人を変更。負傷でベンチ外の畠中に代えて伊藤を起用した。
今季最初のホームゲームで気合いが入る横浜FMは立ち上がりから相手を押し込み、ゴールの匂いをさせる良い形の崩しを見せていく。
幸先良く先制に成功した横浜FMはその後もリズム良くボールを動かして主導権を掌握。相手に攻撃権を渡さない、攻守一体のプレーが光る。その良い流れの中で存在感を放ったのがエースの仲川。まずは31分、最後尾のチアゴ・マルチンスからの縦パスをオナイウが裏のスペースへ流すと、これに反応した仲川が完璧に抜け出す。最後は飛び出したGKを嘲笑うかのような絶妙なループシュートを流し込み、今季の公式戦初ゴールを奪取。
さらに、畳み掛けるホームチームは33分、相手を押し込んだ状態からボックス手前のティーラトンがボックス中央の仲川の足元へ絶妙な斜めのパスを通す。オフサイドトラップを掛け損なって完全に動きが止まったDFを尻目に、落ち着き払った動きを見せた仲川は冷静にゴールネットへ流し込んだ。
攻守両面でオーストラリア王者を圧倒した横浜FMは後半も早速ゴールをこじ開ける。51分、左サイドの広大なスペースに飛び出した遠藤に味方からのフィードが通る。このままボックス内に持ち込んだ遠藤はカットインを匂わせつつ、自身の左をオーバーラップするマルコス・ジュニオールに絶妙なヒールパス。そして、マルコス・ジュニオールの丁寧なマイナスクロスをファーでドフリーのオナイウが難なく合わせ、後半最初のゴールとした。
この立ち上がりの4点目で完全に相手の心を折った横浜FMは追加点を狙いつつも、やや省エネモードにシフト。さらに、週末のJ1開幕戦を睨んで65分過ぎに喜田とマルコス・ジュニオールを下げて和田と大津を同時投入。75分には殊勲の仲川に代えて水沼を最後のカードとして投入した。
その後も危なげない試合運びを見せたホームチームは幾度か訪れたピンチをGK梶川を中心にきっちり防ぎ切り、今シーズンの公式戦初のクリーンシートで試合をクローズ。そして、4ゴールの快勝でACL連勝となった横浜FMは最高の形でG大阪との開幕戦に臨むことになった。
横浜F・マリノスの関連記事
AFCチャンピオンズリーグエリートの関連記事
|
横浜F・マリノスの人気記事ランキング
1
新たな船出の横浜FMが今季の選手背番号を発表! 新9番に遠野大弥、サプライズ新戦力のジェイソン・キニョーネスは13番
横浜F・マリノスは11日、2025シーズンのトップチーム選手と背番号を発表した。 今季からスティーブ・ホーランド監督のもとで船出の横浜FM。かつてチェルシーでジョゼ・モウリーニョ監督らのアシスタントコーチを歴任し、直近までイングランド代表でガレス・サウスゲイト監督の右腕を務めたイングランド人指揮官のもと、この日から始動したなか、新体制発表会が催され、選手がつける背番号も決定した。 J1リーグ9位で無冠に終わった昨季からの巻き返しを期すチームは今オフ、FW西村拓真ら主力メンバーに退団が目立ち、契約更新者にもMF水沼宏太らの移籍があるなかで、他クラブからの即戦力として3選手が加入。その3選手の背番号は復帰のGK朴一圭が「19」、MF鈴木冬一が「25」、FW遠野大弥が「9」に決まった。 そのほか、主なレンタルバック組ではMF松田詠太郎が「37」。そして、新体制発表会でもサプライズ的に加入内定が発表のDFジェイソン・キニョーネスは「13」をつける。 ちなみに、編成方針などを説明したスポーツダイレクターの西野努氏は「獲得活動中の選手が何人かいる」とさらなる補強を示唆している。 ◆トップチーム選手&背番号 GK 1.ポープ・ウィリアム 19.朴一圭←サガン鳥栖/完全 21.飯倉大樹 31.木村凌也←日本大学/新加入 DF 2.永戸勝也 13.ジェイソン・キニョーネス←アギラス・ドラダス(コロンビア)/完全 16.加藤蓮 27.松原健 39.渡邊泰基 43.埜口怜乃←横浜F・マリノスユース/昇格 MF 6.渡辺皓太 8.喜田拓也 17.井上健太 20.天野純 25.鈴木冬一←京都サンガF.C./完全 28.山根陸 34.木村卓斗←ヴァンフォーレ甲府/復帰 37.松田詠太郎←アルビレックス新潟/復帰 42.望月耕平←横浜F・マリノスユース/昇格 45.ジャン・クルード 47.山村和也 FW 7.エウベル 9.遠野大弥←川崎フロンターレ/完全 10.アンデルソン・ロペス 11.ヤン・マテウス 14.植中朝日 23.宮市亮 46.浅田大翔←横浜F・マリノスユース/昇格 <span class="paragraph-title">【動画】2025年のマリノスはトリコロールカラーの襟付きユニ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="L3Jd7Fpjd8k";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.11 16:48 Sat2
永戸勝也も「シンプルにかっこいい」と笑み 横浜FMの新ユニがお披露目…サポーターからの反響続々 「襟がトリコロールってめっちゃオシャレ」
横浜F・マリノスは11日、2025シーズンの新ユニフォームを発表した。 J1リーグ9位でフィニッシュに終わった昨季からの巻き返しを期す今季。11日から始動し、直近までイングランド代表のコーチを務めたスティーブ・ホランド監督のもとで新たな船出を切った。 同日の新体制発表会では新ユニフォームもお披露目。スタジアムで選手たちとともに戦うサポーターの姿がコンセプトという1stユニフォームは襟も特徴的な一着となった。 モデルとして登場したDF永戸勝也は「まずはシンプルにかっこいいというのと、久々に襟が付いているユニフォームですし、トリコロールですごい良いデザインだなと思います」と笑みを浮かべる。 SNS上ではさっそくファンやサポーターからも反響続々。「想像以上にシンプル!」「カッコいい!」「襟がトリコロールってめっちゃオシャレ」などの声が上がっている。 <span class="paragraph-title">【動画】2025年のマリノスはトリコロールカラーの襟付きユニ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="L3Jd7Fpjd8k";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.11 21:11 Sat3
横浜FM加入の9選手が挨拶! 遠野大弥「全身全霊で」、朴一圭「ただいま」、浅田大翔「来週で17歳」
横浜F・マリノスが11日に新体制発表会を実施し、9名の新戦力がそれぞれ意気込みを語った。 昨季は公式戦61試合のタイトスケジュールもあり、J1リーグで9位に終わるなど無冠の横浜FM。11日から始動し、直近までイングランド代表のコーチを務めたスティーブ・ホーランド監督のもとで新たな船出を切った。 今オフは昨季までの主力に退団者が多く、転換期を感じさせるなか、サプライズ加入のDFジェイソン・キニョーネスを含め、4選手が即戦力として加入。レンタルバック組に昇格、新加入も合わせ、10選手が加わった。 新体制発表会ではキニョーネスを除く9選手が登壇。新たなチームスローガンとして『Be a Stunner 圧倒的な存在であれ』が設定されるなか、駆けつけたファンやサポーターを前にそれぞれが決意の思いを言葉にした。 ◆遠野大弥 「川崎フロンターレから来ました遠野大弥です。まずはこの伝統と歴史のあるクラブでプレーできることを誇りに思っていますし、ワクワクしています。今シーズンもタイトル獲得のために全身全霊で戦います。よろしくお願いします」 ◆朴一圭 「みなさん、ただいま。サガン鳥栖から来ました朴一圭です。5年ぶりにまたこのエンブレムを背負ってみなさんの前でプレーできること、このような機会をいただけたことを本当に感謝しています。鳥栖に行ってから日産スタジアムに一度も凱旋していないので、早く日産スタジアムでみなさんの前でプレーする姿を見せたいなと思っています。日々全力で頑張っていくので、今シーズンも応援をよろしくお願いします」 ◆鈴木冬一 「京都サンガF.C.から来ました鈴木冬一です。このエンブレムをつけてプレーするからには歴史に恥じないプレーをしたいと思います。よろしくお願いします」 ◆木村凌也 「まずアカデミー時代を過ごしたクラブに戻ってこられて嬉しく思います。全タイトルの獲得に貢献できるよう頑張っていきます。よろしくお願いします」 ◆木村卓斗 「ヴァンフォーレ甲府から復帰しました木村卓斗です。もう一度このエンブレムを背負えることに感謝をして日々全力で、ひたむきに、謙虚に頑張ります。応援をよろしくお願いします」 ◆松田詠太郎 「アルビレックス新潟から復帰しました松田詠太郎です。4年ぶりにこのエンブレムを背負ってプレーできることを嬉しく思います。成長した姿をいち早くピッチの上で見せられるよう頑張っていきます。よろしくお願いします」 ◆望月耕平 「ユースから昇格しました望月耕平です。ちょっと緊張しているんですけど、このクラブで戦えることに誇りをもってひたむきに努力していきます。よろしくお願いします」 ◆埜口怜乃 「マリノスユースから昇格しました埜口怜乃です。中学から育ったアカデミーでこのエンブレムをつけて戦えることをとても嬉しく思います。それと同時に、責任感だったり、誇りだったりをもって戦っていきたいです。応援をよろしくお願いします」 ◆浅田大翔 「よく25歳ぐらいに見えると言われるんですけど、16歳です。先ほど紹介していただきましたが、来週で17歳になります。チームのために全力でプレーします。よろしくお願いします」 <span class="paragraph-title">【動画】2025年のマリノスはトリコロールカラーの襟付きユニ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="L3Jd7Fpjd8k";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.11 22:50 Sat4
マテウス・サヴィオらの獲得を断念した上海海港、2枚看板流出の穴埋めへまずブラジル1部から補強か
Jリーグからの補強が失敗したと伝えられる上海海港。ひとまずブラジル1部・クルゼイロから新たな“10番”を獲得するようだ。 上海海港は2024シーズンの中国スーパーリーグ(超級)を制して2連覇も、攻撃の核たる元アルゼンチン代表MFマティアス・バルガス、元ブラジル代表MFオスカルが揃って契約満了に。 昨季の超級では、両選手合わせて「26得点38アシスト」。チャンスメイクとラストパスのキーマンだった2人が抜け、ACLEも続くなかでスケールダウンを余儀なくされている。 中国『新浪』などによると、元横浜F・マリノス指揮官のケヴィン・マスカット監督が率いるチームは当初、後釜としてJリーグのブラジル人選手に白羽の矢を立てていたとのこと。 まず、バルガスの後釜として、指揮官の古巣・横浜FMからFWヤン・マテウス(26)。しかし、マテウスは昨季のJ1リーグでチームトップ「8アシスト」を記録していたなか、上海海港は獲得なら高額な移籍金を支払う必要があったため、リストから除外したという。 そして、柏レイソルのMFマテウス・サヴィオ(27)。こちらはオスカル退団を見越して、シーズン終了前から計画していた第1後釜候補だったが、柏へ契約解除金を満額提示した“日本の巨人”浦和レッズに敗れた格好だという。同選手は浦和への完全移籍が発表されている。 また、現地では「上海海港が横浜FMのFWアンデルソン・ロペスに関心」と噂されているようだが、こちらについては海港関係者が「我々が探しているのは“9番”ではなく、ウインガーやオスカルが抜けた“10番”」と否定したそうだ。 結局のところ、海港はバルガス&オスカルの穴埋めが現在までに完了していないが、ここにきてオスカルに代わる“10番”は確保か。 ブラジルの複数メディアによると、海港はクルゼイロから元U-23ブラジル代表MFマテウス・ヴィタル(26)の獲得が決定的。ギリシャ1部・パナシナイコスにも所属歴のある攻撃的MFだ。 同選手は9日にも上海入りし、契約を交わす予定。昨年末にメキシコ1部・ネカクサへの移籍が迫るも、ヴィタルが就労ビザの取得手続きをドタキャンし、ネカクサから撤退したそうだ。 海港はACLEのリーグステージ残り2試合が、いずれもJ1リーグ勢との対戦。2月11日にヴィッセル神戸とホームで、2月19日に横浜FMとアウェイで激突する。 2025.01.08 20:25 Wed5