妻に暴行を加えたとして逮捕された元ユナイテッドMFが証拠不十分で不起訴

2020.02.19 13:30 Wed
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マンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表で活躍したニッキー・バット氏のようぎが晴れたようだ。イギリス『BBC』が報じた。
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バット氏は、2019年4月16日に妻のシェリー・バーロウさんを暴行した罪で訴えられていた。裁判は来週に行われる予定となっていたが、検察局が十分な証拠を提示せず中止に。バット氏は厳重注意を受けるに止まったようだ。
事の発端は、バット氏に暴行を受けたとしてバーロウさんがグレート・マンチェスター警察に通報。手に小さな傷を負ったのを見つけ、バット氏は身柄を一時的に拘束されていた。

バット氏は、暴行について否定したものの、携帯電話を壊したとして、800ポンド(約11万4500円)の損害を与えており、その事実は認めていた。
警察の広報担当は「我々は事件を調査し続ける義務があり、新しい資料を受け取ったのち、この訴追を中止することを決定した」とし、「バット氏は刑事被害については、注意を受け入れることに同意している」と暴行以外について、バット氏が認めたと明かした。

バット氏は、マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身。デイビッド・ベッカム氏やライアン・ギグス氏、ポール・スコールズ氏、ギャリー・ネビル氏、フィリップ・ネビル氏らとともに、黄金時代を築いた1人。ユナイテッドで10年にわたりプレーすると、ニューカッスル、バーミンガム、香港の南華足球隊でプレーしていた。引退後はユナイテッドの下部組織でコーチを務めていた。

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