C・ロナウドが10戦連発もユーベ、好調ヴェローナに逆転負けで3敗目…《セリエA》

2020.02.09 06:45 Sun
Getty Images
ユベントスは8日、セリエA第23節でヴェローナとのアウェイ戦に臨み、1-2で逆転負けを許した。
PR
前節フィオレンティーナ戦をC・ロナウドのPK2つで勝利した首位ユベントス(勝ち点54)は、前節と同じスタメンで臨み、[4-3-3]を継続した。
ミランやラツィオに引き分けるなど、ここ7戦負けのない9位ヴェローナ(勝ち点31)に対し、3トップに右からドグラス・コスタ、イグアイン、C・ロナウドと並べたユベントスは、ヴェローナのポゼッションを許し主導権を握れない。

11分にはファラオーニに右サイドから意表を突いたシュートでオンターゲットを記録されるも、GKシュチェスニーが好守で阻止した。その後も攻撃の形を作れず劣勢を強いられたユベントスは、19分に最初のシュート。ドグラス・コスタがドリブルで持ち上がってミドルシュートを放つと、バーを直撃した。

そして21分、ヴェローナが先制しかける。FKからクンブラのヘディングシュートがネットを揺らしたが、VARの末にオフサイドを取られノーゴールに覆った。
その後もヴェローナのポゼッションを許して流れを引き寄せられないユベントスは、前半終盤にC・ロナウドが立て続けにゴールに迫ったもののいずれのシュートも枠を捉えきれず、ゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半、ポゼッションを高めたユベントスは59分にイグアインに代えてディバラを右サイドに投入。すると65分、C・ロナウドが10戦連続ゴールを決める。自陣からボールを持ち出したC・ロナウドがDFを引き連れてボックス中央に侵入。角度を作ってゴール左にねじ込んだ。

先制後、ドグラス・コスタがプレー続行不可能となってラムジーが投入されたユベントスは、76分に同点とされる。ルーズボールを拾ったボリーニがボックス左へ突進し、そのままゴール右へ流し込んだ。

さらに84分、CKからクンブラのヘディングシュートがボヌッチの手に当たると、VARの末にPKとなり、これをパッツィーニに決められた。

そして6分の追加タイムが与えられた中、チャンスを作れず1-2のまま敗戦。好調ヴェローナに逆転負けを許し、ここ3試合で2敗目を喫することとなった。


PR
関連ニュース

3試合連続ドローのユベントス、CL出場権確保に指揮官「絶対の自信を持ち続ける必要がある」

ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が引き分けを悔いた。クラブ公式サイトが伝えた。 ミッドウィークにはラツィオとのコッパ・イタリア準決勝2ndレグを戦い、2戦合計スコア3-2でファイナル進出を決めたユベントス。セリエAは直近2試合連続ドローで3位につける中、27日の第34節では2位ミランとの直接対決に臨んだ。 チャンピオンズリーグ(CL)出場を確実にするためにも、リーグ戦3試合ぶりの白星を手にしてミランとの勝ち点差を縮めたいユベントスだったが、再三チャンスを作りながらイタリア人GKマルコ・スポルティエッロの牙城を崩せず。90分を通してゴールが奪えないまま、試合終了のホイッスルを迎えた。 これでリーグ戦3試合連続ドローのアッレグリ監督は「勝てなかったのは残念だ」とコメント。一方、選手交代でギアを上げた後半の戦いぶりは評価している。 「後半はより自信を持っていたが、残念ながら少し力が足りなかった。ミランにはほとんど何もさせなかったし、試合の難しさはわかっていた。我々はゴールを奪えなかったし、失点もしなかった。ここ2試合は選手交代が我々を後押しし、良い刺激を与えてくれたからそこは期待している」 また、セリエAの4試合とアタランタとのコッパ・イタリア決勝を残すシーズン終盤戦にも言及。次は5位ローマとのビッグマッチと難しい戦いが続くが、自信を持ち続けることが大事だと主張している。 「我々はチームと共に生き、最後の追い込みをかけている。リーグでもコッパ・イタリアでもまだ達成すべき目標がある。勝利を願っているし、強さと運が必要なこともわかっている。重要なのは、自信を持ってこの数週間に臨むことだ。我々はここ数試合でベストを尽くすために何カ月も取り組んできた」 「これまでに獲得した勝ち点65では十分ではない。残り4試合で、できるだけ多くの勝利を収めなければならない。他のことは考えず、まずはローマとの直接対決から始めていく。非常に好調なチームが相手だ」 「チャンピオンズリーグ出場が確実となる勝ち点に到達するまで我々は努力しなければならない。サッカーにはこのような時期がある。重要なのは後悔しないことだ。ピッチを去る時、全力を出したという自覚があれば良い。選手たちについて非難することは何もない、彼らは絶対の自信を持ち続ける必要がある」 2024.04.28 16:14 Sun

レーティング:ユベントス 0-0 ミラン【セリエA】

セリエA第34節、ユベントスvsミランが27日に行われ、0-0で引き分けた。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価。 ▽ユベントス採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240427_3_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 1 シュチェスニー 6.0 枠内シュートは0。冷静な繋ぎが目立った DF 4 ガッティ 6.5 レオンとのマッチアップで粘り強く対応。抜かれることはなかった 3 ブレーメル 6.5 ジルーに厳しく当たり、仕事をさせず 6 ダニーロ 6.0 ブレーメルと共にジルーを封じた MF 22 ウェア 6.0 カンビアーゾと共に攻守に良い連係ができていた (→マッケニー -) 27 カンビアーゾ 6.5 サイドではなくインサイドで先発。精力的なプレーが光った 5 ロカテッリ 6.0 正確なパスワークでリズムを作る 25 ラビオ 6.0 尻上がりに好プレーが増えていった 11 コスティッチ 5.5 前半は左サイドを打開しきれずクロス精度も欠いた。後半立ち上がりに強烈なシュートでゴールに迫る (→キエーザ 6.0) 左サイドからの仕掛けが光った FW 9 ヴラホビッチ 5.5 直接FKでゴールには迫ったが、流れの中ではチャウに封じられた (→ミリク 5.5) 好機はあったが仕留めきれず 15 ユルドゥズ 5.5 仕掛ける姿勢は見せていたが、打開はしきれなかった (→ミレッティ -) 監督 アッレグリ 6.0 内容は上回っただけに何とか勝ち切りたかった ▽ミラン採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240427_3_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 57 スポルティエッロ 7.0 メニャンのウォーミングアップ中の負傷を受けて急遽先発。前半終了間際のヴラホビッチの直接FKを止め、後半立ち上がりのピンチをファインセーブで凌いだ DF 80 ムサ 6.0 本職ではない右サイドバックで先発。キエーザには苦戦も攻守によく対応した (→ゼロリ -) 46 ガッビア 6.0 トモリの出場停止を受けて先発。十分な働きぶり 28 チャウ 6.5 ヴラホビッチとの重量級マッチアップで上回った 42 フロレンツィ 6.0 テオ・エルナンデスの出場停止を受けて左サイドバックで先発。ベテランらしくそつなくこなす MF 11 プリシック 5.0 インパクトを残せなかった (→チュクウェゼ -) 14 ラインデルス 5.5 アドリと縦関係を築き、組み立てに参加しようとしたがうまくは行かず 8 ロフタス=チーク 6.0 際どいミドルを放つ。ミラン攻撃陣の中では目立っていた部類 (→バルテサーギ -) 7 アドリ 5.5 バックラインに下りてビルドアップで貢献 (→ベナセル 5.5) 無難にボールを散らした 10 レオン 5.5 ウェアとカンビアーゾのダブルチームでの守備に苦戦。左サイドを打開しきれず FW 9 ジルー 5.0 ブレーメルとのフィジカルバトルで上回れず (→オカフォー -) 監督 ピオリ 5.5 守備陣に欠場者多数だったが、スポルティエッロの活躍で勝ち点1を獲得 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! スポルティエッロ(ミラン) バックラインに3人の出場停止者が居た中、急遽の先発で大活躍と申し分なし。 ユベントス 0-0 ミラン 2024.04.28 02:58 Sun

急遽先発のスポルティエッロが躍動、3位ユベントスと2位ミランは譲らずゴールレスドロー【セリエA】

セリエA第34節、ユベントスvsミランが27日に行われ、0-0で引き分けた。 前節カリアリ戦を辛くもドローとした3位ユベントス(勝ち点64)は、4日前に行われたコッパ・イタリアではラツィオに終始劣勢を強いられた中、1-2として1stレグのアドバンテージを生かし決勝に進出した。そのユベントスはヴラホビッチとユルドゥズが2トップを形成した。 一方、前節ミラノ・ダービーに敗れて眼前でインテルに優勝を決められた2位ミラン(勝ち点69)は退場したテオ・エルナンデスとカラブリアが、累積でトモリがそれぞれ出場停止となった。さらに守護神のメニャンがウォーミングアップ中のアクシデントで欠場となり、ディフェンスの主軸4枚を欠く中、ムサが右サイドバックでスタメンとなった。 立ち上がりからややユベントスが押し込む流れで推移すると8分、ヴラホビッチがGK強襲のシュートを浴びせた。さらに22分、ボックス右からカンビアーゾがシュートに持ち込むも枠を捉えきれない。 前半半ば以降も互いに隙を見せない展開が続いた中、追加タイム2分にユベントスに決定機。ボックス手前左で得たFKをヴラホビッチが直接狙うと鋭いシュートが枠を捉えたが、GKスポルティエッロの好守に阻まれゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、開始5分にもユベントスに先制のチャンス。コスティッチがボックス左で前を向きGK強襲のシュートを浴びせ、ルーズボールに反応したダニーロが詰めたが、GKスポルティエッロのファインセーブに阻まれた。 その後は互角の攻防が続いた中、ミランは66分、ロフタス=チークが際どいミドルを浴びせると、ユベントスは73分、キエーザの左クロスからミリクのヘディングシュートが枠を捉えたが、ここもGKスポルティエッロの好守に阻まれた。 終盤の86分、押し込むユベントスに好機。マッケニーのヘディングシュートを再三好守を見せてきたGKスポルティエッロがファンブル。ルーズボールをラビオがプッシュしたが、チャウのブロックに阻まれた。 直後のCKでミリクのヘディングシュートがわずかに枠を外れた中、ユベントスがゴールに迫り続けたものの得点は生まれずタイムアップ。勝ち点1を分け合っている。 2024.04.28 02:57 Sun

【セリエA第34節プレビュー】3位ユベントスvs2位ミランの上位対決

前節はインテルがミランとのダービーを制し、3季ぶり20度目のスクデットを確定させた。残り5試合の注目は5位までに与えらえる来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いと、3チームが自動降格となる残留争いに絞られた。そして今節は来季のCL出場権獲得に迫る3位ユベントス(勝ち点64)と2位ミラン(勝ち点69)による上位対決が行われる。 ユベントスは前節、敵地でのカリアリ戦を2点を先行される展開から辛くも追いつきドロー。前々節インテル相手に引き分けに持ち込んでいた相手にやはり苦戦を強いられた。そして火曜に行われたコッパ・イタリアではラツィオに終始劣勢を強いられた中、途中出場FWミリクの一撃で1-2とし、1stレグのアドバンテージを生かして決勝に進出した。苦しい内容の試合が続いているが、何とか結果を出してシーズン最終盤を迎えている状況だ。コッパ・イタリア優勝、CL出場権獲得に向けてミランとの上位対決を制し、勢いを付けることはできるか。 対するミランは前節、前述のようにインテルに敗れ、目の前で優勝を決められてしまった。史上初めての屈辱を受け、試合終了間際にはDFテオ・エルナンデスとDFカラブリアが退場に。さらに累積でDFトモリが出場停止とバックラインの主軸3枚を欠くが、勝利して鬱憤を晴らすCL出場権獲得となるか。 先週末の前節ボローニャとの上位対決ではホームで完敗したものの、木曜に行われたウディネーゼとの中断試合を劇的にラストプレー弾で制した5位ローマ(勝ち点58)は、8位ナポリ(勝ち点49)との太陽ダービーに臨む。ウディネーゼ戦を最高の形で制し、ボローニャ戦の敗戦を払拭できた中、前節エンポリ相手に低調なウノゼロ敗戦となったナポリを下し、翌木曜に行われるヨーロッパリーグ準決勝レバークーゼン戦に向かいたい。 前節ジェノア戦をボランチでスタメン出場したMF鎌田のアシストで制した7位ラツィオ(勝ち点52)は15位ヴェローナ(勝ち点31)と対戦。その鎌田はコッパ・イタリア準決勝ユベントス戦は欠場。完全休養となった中、ヴェローナ戦での活躍が期待されるところだが、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はベンチスタート予想に。仮に先発で出場した際には引き続きゴールに絡むプレーを期待したい。 その他、CL出場権獲得が現実味を増している4位ボローニャ(勝ち点62)はカンナバーロ監督が就任した17位ウディネーゼ(勝ち点28)と、コッパ・イタリア決勝進出を果たした6位アタランタ(勝ち点54/1試合未消化)は16位エンポリ(勝ち点31)と対戦する。 ◆セリエA第34節 ▽4/26(金) フロジノーネ 3-0 サレルニターナ ▽4/27(土) 《22:00》 レッチェvsモンツァ 《25:00》 ユベントスvsミラン 《27:45》 ラツィオvsヴェローナ ▽4/28(日) 《19:30》 インテルvsトリノ 《22:00》 ボローニャvsウディネーゼ 《25:00》 アタランタvsエンポリ ナポリvsローマ 《27:45》 フィオレンティーナvsサッスオーロ ▽4/29(月) 《27:45》 ジェノアvsカリアリ 2024.04.27 07:30 Sat

シュチェスニーの後継者探すユベントス、イタリア代表入りも見えるモンツァGK獲得へ

ユベントスがモンツァのイタリア人GKミケーレ・ディ・グレゴリオ(26)の獲得に迫っている。イタリア『トゥット・スポルト』が報じた。 長らく正守護神を務めるポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーとの契約が2025年6月までとなっているユベントス。昨年9月あたりから契約延長交渉へ動いていると報じられた一方、イタリア代表入りが囁かれるディ・グレゴリオや、アタランタのイタリア代表GKマルコ・カルネセッキ(23)が後継者候補に浮上している。 シュチェスニーの年俸を650万ユーロ(約10億9000万円)+ボーナスから引き下げたいユベントスは、現在も契約更新に至っておらず。また、控えの元イタリア代表GKマッティア・ペリン(31)も先発を望んで移籍の可能性があるという。 チャンピオンズリーグ(CL)復帰が濃厚なユベントスは、シュチェスニーとディ・グレゴリオの2人体制で来シーズンに臨み、2025年夏のシュチェスニー退団にも備えるプランを立てている模様。24日にはユベントスのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏とモンツァの最高経営責任者(CEO)を務めるアドリアーノ・ガッリアーニ氏がミラノで会談し、インテルやミランも注目する守護神の移籍に向け、交渉を行ったようだ。 ディ・グレゴリオに対しては、1月の移籍市場でニューカッスルが2000万ユーロ(約33億6000万円)を用意したものの、選手本人が移籍を拒否。モンツァはユベントスに同額の2000万ユーロを求めているようで、1500万ユーロ(約25億2000万円)+ボーナスなどの形もありえるという。 また、ユベントスはイタリア代表MFアンドレア・コルパーニ(24)にも好感。対するモンツァはU-21イタリア代表MFファビオ・ミレッティ(20)がかねてからお気に入りで、レンタルを望む可能性があり、両クラブの話し合いは今後も続きそうだ。 2024.04.26 17:25 Fri
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly