スソがデビューのセビージャ、格下アラベスにホームでドロー《ラ・リーガ》

2020.02.03 04:23 Mon
Getty Images
セビージャは2日、ラ・リーガ第22節でアラベスをホームに迎え、1-1で引き分けた。

前節グラナダ戦を2-0で勝利した3位セビージャ(勝ち点38)が、14位アラベス(勝ち点23)を本拠地サンチェス・ピスファンに迎えた一戦。

新戦力のスソがベンチ入りしたセビージャは前節同様、3トップに右からオカンポス、L・デ・ヨング、ノリートと配した。
そのセビージャが立ち上がりからボールを支配していくと23分、L・デ・ヨングがヘディングでオンターゲットのシュートを記録したが、自陣で5バックを形成するアラベスを崩しきれない。

すると前半終盤の43分にピンチ。だが、ボックス右からホセルに許したシュートはGKヴァツリークが好守で凌ぎ、前半をゴールレスで終えた。
迎えた後半、開始6分にスソを右ウイングに投入し、オカンポスを左に回したセビージャは、54分に決定機。しかし、左CKからクンデの放ったヘディングシュートはわずかに枠の右に外れた。

すると70分、セビージャは先制を許す。FKの流れからヘディングシュートでGKヴァツリークを強襲されると、ルーズボールをホセルに詰められた。

それでも75分、PKで同点に追いつく。ヘスス・ナバスのクロスボールがボックス内のドゥアルテのハンドを誘った。このPKをオカンポスが決めて同点としたセビージャは終盤にかけても押し込む展開としたものの、逆転弾を奪うには至らず。ホームで引き分けに終わっている。

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