【ブンデス第18節プレビュー】ブンデス再開! 後半戦がスタート!

2020.01.17 18:00 Fri
Getty Images
2019年に前半戦を消化し終えたブンデスリーガでは、ライプツィヒ(勝ち点37)が首位ターンを決めた。そしてそのライプツィヒを2ポイント差で追うのがボルシアMG(勝ち点35)。その後続に優勝候補筆頭のバイエルン(勝ち点33)とドルトムント(勝ち点30)が続いた。

後半戦のスタートとなる2020年初戦は、金曜に開催されるシャルケvsボルシアMGだ。2019年最終戦となった前節ヘルタ・ベルリン戦を低調なゴールレスドローに終わった2位ボルシアMG。守備に徹してきた相手に対し、多くのチャンスを作れなかったボルシアMGは、前半戦を終えて5位と好位置に付けるシャルケから勝利をもぎ取ることはできるか。

続いてヘルプストマイスターに輝いたライプツィヒは、11位ウニオン・ベルリン(勝ち点20)とのホーム戦に臨む。この冬の移籍市場で主力MFのデンメがナポリに移籍してしまったライプツィヒ。中盤のダイナモで主将も務めていた中心選手の移籍は痛手だが、3戦連発で2019年を締めたFWシックの活躍に期待したい。
新星FWザークツィーの2戦連続ゴールでヴォルフスブルクに競り勝った3位バイエルンは、12位ヘルタ・ベルリン(勝ち点19)とのアウェイ戦に臨む。フリック暫定監督の今季終了までの続投も決まった中、MFジャカやFWドラクスラーら大物獲得に動きながらも交渉がまとまらずにいるヘルタ相手に、2020年初戦を気持ち良く勝利でスタートさせたい。

内容では圧倒しながらも終わってみればホッフェンハイムに逆転負けを喫したドルトムントは、10位アウグスブルク(勝ち点23)とのアウェイ戦に臨む。守備陣の軽率なプレーなど安い失点が目立つ中、ウインターブレイク中にどれだけ修正したかが試される一戦となる。
ケルンとの残留争い直接対決にも敗れ、4連敗となって降格圏に後退した17位ブレーメン(勝ち点14)は、16位デュッセルドルフ(勝ち点15)とのアウェイ戦に臨む。古巣ケルン戦でもインパクトを残せなかったFW大迫だが、チームの危機を救う働きができるか。

最後に最下位パーダーボルンに敗れてリーグ戦3連敗となった13位フランクフルト(勝ち点18)は、7位ホッフェンハイム(勝ち点27)とのアウェイ戦に臨む。ウインターブレイク中の練習試合でMF鎌田が重傷を負ったフランクフルトは、4バックへの移行が伝えられ、これまでリベロを務めていたMF長谷部にとっては向かい風かもしれない。鎌田が長期離脱となった中、長谷部はチームの窮地を救えるか。

◆ブンデスリーガ第18節
▽1/17(金)
《28:30》
シャルケ vs ボルシアMG

▽1/18(土)
《23:30》
ホッフェンハイム vs フランクフルト
アウグスブルク vs ドルトムント
マインツ vs フライブルク
ケルン vs ヴォルフスブルク
デュッセルドルフ vs ブレーメン
《26:30》
ライプツィヒ vs ウニオン・ベルリン

▽1/19(日)
《23:30》
ヘルタ・ベルリン vs バイエルン
《26:00》
パーダーボルン vs レバークーゼン

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