24年ぶりV! 静岡学園主将のDF阿部健人「逆転できないという気持ちにはなっていなかった」《高校サッカー選手権》
2020.01.13 23:40 Mon
選手権を制した静岡学園高校。単独での優勝は初となり、サッカー王国と呼ばれる静岡県に優勝旗を24年ぶりに帰還させた。
攻撃は最大の防御。そのスタイルで観る人を魅了するサッカーでファイナルまで勝ち進んできた静岡学園は、決勝の舞台で昨年の王者であり、高円宮杯U-18サッカープレミアリーグ2019のチャンピオンにも輝いた青森山田高校と激突した。
王者に対して、前半30分過ぎまでに2点を先行される苦しい展開となってしまう。それでも、前半アディショナルタイムにDF中谷颯辰(3年)が右足ボレーを叩き込み、1点でビハインドで試合を折り返した。「2失点しましたけど、追いつけないとか逆転できないという気持ちにはなっていませんでした」と、主将のDF阿部健人(3年)は前半終了時を回想した。
その言葉が物語るように静岡学園は61分に加納大(2年)が同点ゴール、試合終了間際の85分にはDF中谷颯辰がこの日2点目を記録。劇的な逆転勝利を収め、令和初のチャンピオンになるとともに、同校史上初の単独優勝を成し遂げた。
また、この試合でヒーローとなったのはセットプレーから2ゴールを奪い、センターバックで相棒を務めるDF中谷颯辰。「自分もセットプレーで点を決めるために練習をしてきたんですけど、なかなか試合に出せませんでした。でも、相方の中谷は試合で決めて、ライバル視はしてますけど、自分を成長させてくれました。大事な場面で決めてくれる選手だったので、自分は見習わらければいけないし、尊敬しています」と敬意を表した。
攻撃は最大の防御。そのスタイルで観る人を魅了するサッカーでファイナルまで勝ち進んできた静岡学園は、決勝の舞台で昨年の王者であり、高円宮杯U-18サッカープレミアリーグ2019のチャンピオンにも輝いた青森山田高校と激突した。
王者に対して、前半30分過ぎまでに2点を先行される苦しい展開となってしまう。それでも、前半アディショナルタイムにDF中谷颯辰(3年)が右足ボレーを叩き込み、1点でビハインドで試合を折り返した。「2失点しましたけど、追いつけないとか逆転できないという気持ちにはなっていませんでした」と、主将のDF阿部健人(3年)は前半終了時を回想した。
また、この試合でヒーローとなったのはセットプレーから2ゴールを奪い、センターバックで相棒を務めるDF中谷颯辰。「自分もセットプレーで点を決めるために練習をしてきたんですけど、なかなか試合に出せませんでした。でも、相方の中谷は試合で決めて、ライバル視はしてますけど、自分を成長させてくれました。大事な場面で決めてくれる選手だったので、自分は見習わらければいけないし、尊敬しています」と敬意を表した。
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