チャンスを確実に沈めた青森山田、帝京長岡を下し2年連続決勝の舞台へ! 《高校サッカー選手権》

2020.01.11 14:30 Sat
©超ワールドサッカー
11日、第98回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が埼玉スタジアム2002で行われた。

青森山田高校(青森県代表)vs帝京長岡高校(新潟県代表)は2-1で青森山田が勝利した。

試合序盤にリズムを掴んだのは帝京長岡。5分、左サイドでパスを受けたMF本田翔英(9/3年)が個人技でディフェンスをかわし、右足でクロス。これにMF田中克幸(7/3年)が頭で合わせたが、惜しくも枠に飛ばなかった。これを機に攻勢を強める帝京長岡は、6分には右サイドのクロスを本田がシュート。10分には青森山田のバックパスを追いかけたFW矢尾板岳斗(11/3年)がチャンスを作ったが、いずれも得点は生まれなかった。
一方、青森山田はボールを支配される展開にも冷静に対応。すると16分、右サイドを打開したDF内田陽介(2/2年)の絶妙なクロスボールをFW田中翔太(9/3年)が下がりながらヘディングシュート。これがバーに当たり、ゴールの中へ吸い込まれた。

序盤にチャンスを作りながらも追いかける展開となった帝京長岡は16分に同点のチャンス。華麗なパスワークからボックス中央でパスを受けたFW晴山岬(10/3年)がフリーでシュートへ。しかし、枠を捉えられない。37分に左サイドを突破したMF谷内田哲平(14/3年)のクロスに飛び込んだDF酒匂駿太(2/2年)のシュートは、飛び出してきた相手GK佐藤史騎(1/3年)の背後を突くも、MF松木玖生(7/1年)に頭で弾き出されネットを揺らせず。試合は青森山田の1点リードで折り返す。
すると後半開始早々の47分に青森山田が追加点。右サイド深くからのクロスが相手に当たりファーサイドへこぼれると、これに反応した松木が左足ダイレクトボレーを放ちゴールに突き刺した。

試合巧者の青森山田に点差を広げられた帝京長岡は65分、ボックス中央で受けた晴山のシュートはGK佐藤のビッグセーブに阻まれる。決定機を作りながらもなかなか得点できないでいたが、迎えた77分に青森山田を攻略。田中克幸がドリブルで長い距離を持ち上がり、ボックス左からシュートを放つと、ゴール右隅に決まって1点差に詰め寄る。

その後も同点を目指し攻め続けたが、青森山田に上手く受け流されタイムアップ。2-1で青森山田が勝利を収めた。

なお、青森山田は決勝で矢板中央高校(栃木県代表)vs静岡学園高校(静岡県代表)の勝者と対戦する。

青森山田 2-1 帝京長岡
【青森山田】
田中翔太(16分)
松木玖生(47分)
【帝京長岡】
田中克幸(77分)

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