帝京長岡が新潟県勢初の4強入り! 開始1分の谷内田弾で仙台育英を下す《高校サッカー選手権》

2020.01.05 16:25 Sun
©超ワールドサッカー
5日、第98回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝が行われた。

等々力陸上競技場では帝京長岡高校(新潟県代表)vs仙台育英学園高校(宮城県代表)が行われ、1-0で帝京長岡が勝利した。

前半開始早々の1分にスコアが動く。左サイドのスローインをニアサイドで受けたFW晴山岬(10/3年)がグラウンダーのクロスを供給。これをMF谷内田哲平(14/3年)が押し込み、帝京長岡が先制した。
リードを許した仙台育英だが、14分にMF斉藤涼優(29/2年)がシュートを放つなど反撃。だが、GK猪越優惟(1/3年)のビッグセーブに遭い、牙城を崩せず、追いつけない。

こう着状態が続き、迎えた後半、先に決定機を迎えたのは帝京長岡。43分、ボックス手前左でドリブルを開始したFW矢尾板岳斗(11/3年)が右足ループシュートでゴールを狙ったが、わずかにゴール右に逸れる。
その流れのなかで、ロングスローを駆使しながら反撃に出た仙台育英だったが、帝京長岡のタイトなディフェンスをこじ開けられず、58分に明石海月(16/1年)が左足ミドルシュートを放つが、相手GKのセーブに遭う。

仕留めたい帝京長岡は67分、自陣でボールをカットした展開から矢尾板が左サイドを駆け上がり、鋭い切れ込みからフィニッシュ。だが、これは相手GKに防がれ、追加点を手にできない。

それでも、堅守が光り、仙台育英の反撃を凌ぎ切った帝京長岡が勝利。新潟勢として初の4強進出を果たした。その帝京長岡は準決勝で青森山田高校(青森県代表)と対戦する。

帝京長岡 1-0 仙台育英
【帝京長岡】
谷内田哲平(前1)

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