目指すはシティのフォーデン! 2戦3発と躍動する青森山田の1年生MF松木玖生、将来は海外で?《高校サッカー選手権》

青森山田高校MF松木玖生(7/1年)が、早くも海外に視線を向けている。

3日に行われた第98回全国高校サッカー選手権大会の3回戦で富山第一高校(富山県代表)に4-1で勝利した青森山田高校(青森県代表)。待望の先制点とダメ押し弾となった4点目をマークしたのは1年生の松木だった。

前日の2日に行われた2回戦の米子北高校(鳥取県代表)でも先制点を記録していた松木は、米子北戦後、今大会の個人の目標を「5得点」と発言しており、達成まで残り2得点とした。その目標について「次も決められたらいいなと思います。どんどんゴール前に飛び込んでチャレンジしていきたいですね。5点いったらもっと上を目指したいと思います」と向上心を覗かせた。
1年生ながら全国の舞台で目まぐるしい活躍を披露している松木は、海外でのサッカーに興味があるという。「海外に乗り込みたいという気持ちが高いのでボランチでも守備もできるし、攻撃もできるような選手になりたいと思います」とコメント。また、「声が掛かることがあれば早いうちに経験して自分のレベルがどれだけなのかチャレンジしたいですね」と早期挑戦も示唆している。

そんな松木は注目しているプロ選手に「マンチェスター・シティのMFフィル・フォーデン選手」を挙げ、「年も近いですし同じ左利きで、左で持った時の仕掛けだったり、ゴールに向かう姿勢とか、サイドチェンジが物凄いので、自分が一番意識している選手です」と対抗心を燃やした。青森山田は5日に行われる準々決勝で昌平高校(埼玉県代表)と対戦。ここまでの2試合を終えて「ある程度ボールの来る所は読めている」とリスク管理に手応えを感じている松木は、昌平戦でも攻守に渡り存在感を放つことができるのだろうか。