インターハイ準優勝の富山第一が2度追いつきPK戦で立正大淞南を下す《高校サッカー選手権》
2019.12.31 17:11 Tue
31日、第98回全国高校サッカー選手権大会の1回戦が行われた。
浦和駒場スタジアムでは富山第一(富山県代表)vs立正大淞南(島根県代表)が行われ、2-2の引き分けで80分間が終了。PK戦の末、富山第一が勝利した。
今年のインターハイ準優勝の富山第一が全国制覇を懸田けた戦い。立ち上がりからポゼッションを高める富山第一に対し、立正大淞南は縦への推進力を生かして応じる。
強風吹き荒れる中、風下で前半を戦った富山第一は風の影響を受けることに。立正大淞南の縦に早い攻撃も相まって、後手を踏むことになる。
それでも26分、最初に決定機を迎えたのは富山第一だった。右CKを獲得すると、クロスにファーサイドでキャプテンのMF高木俊希(10/3年)がフリーでヘッド。しかし、このシュートは枠外に飛んでしまう。
そんな中、先制点を奪ったのは立正大淞南だった。32分、左サイドを突破しようとしたMF山田真夏斗(17/3年)が倒されFKを得ると、自らキッカーを務めゴール前にクロス。これをDF大迫武早志(5/3年)がヘディングで合わせると、相手DFに当たったボールがゴールに吸い込まれ、オウンゴールで立正大淞南がリードを奪う。
先制を許した富山第一は33分、右からのクロスをファーサイドに飛び込んだFW吉倉昇空(25/2年)がヘディングで合わせるも枠を捉えられず。立正大淞南が1点をリードして前半を終える。
迎えた後半、富山第一はMF広瀬翔一朗(14/3年)に代えてMF矢崎謙介(19/3年)を投入する。
その富山第一は49分、高木がボックス手前で得たFKからクロス。しかし、DF吉藤廉(3/3年)にはわずかに合わない。52分には右サイドを仕掛けたMF小森登生(8/3年)がカットインからシュート。これは立正大淞南GK豊田純平(20/3年)がセーブする。
54分にも富山第一がチャンス。カウンターから最後は高木がミドルシュート。風に乗ったシュートは枠を捉えるが、GK豊田が横っ飛びでなんとかセーブする。
対する立正大淞南は55分にカウンターからチャンス。左サイドを仕掛けたFW伴木翔(13/3年)がシュートを放つも、GK中村純四郎(1/3年)がセーブ。しかし、ファンブルしたボールがゴール方向に転がるが、わずかに枠を外れる。
追いつきたい富山第一は58分に吉倉に代えてFW鈴木崚加(9/3年)を投入する。すると直後の58分、富山第一は吉藤がロングスロー。これを立正大淞南DFがクリアするも、ボールはゴールに吸い込まれ、1-1の同点に追いつく。
追いつかれた立正大淞南は66分、FW楠空冴(18/3年)に代えてMF藤井嵐(29/2年)を投入する。
すると68分、相手のミスからボールを拾った伴木が中央をドリブル突破。最後はそのままシュートを決め、立正大淞南が勝ち越しに成功する。
再びリードを許した富山第一は71分に小森を下げてMF中川晟(24/1年)を投入する。
それでもチャンスを作ったのは立正大淞南。73分にカウンターから藤井が持ち出し、最後はMF片淵竜鳳(14/3年)がシュート。しかし、これは枠を外れる。
追いつきたい富山第一は終盤にビッグチャンス。76分、右サイドを仕掛けた矢崎がクロス。ファーサイドに飛び込んだFW碓井聖生(11/3年)がダイビングヘッドで合わせるも枠を外す。
77分にはDF中園享成(2/3年)を下げてDF浦崎廉(16/3年)を投入。すると78分、矢崎の右からのクロスを今度は碓井が豪快ボレー。GK豊田が触るも、強烈なシュートが決まり、再び同点に追いついた。
後半アディショナルタイムには、ボックス手前でFKを獲得した富山第一。丸山が左足で直接狙うと、これはクロスバー。ボックス内で粘って押し込むも、DFにブロックされゴールとはならず、PK戦に突入する。
富山第一の先行で始まったPK戦は互いに2人ずつが決めると、富山第一の3人目が失敗。しかし、立正大淞南の3人目は、GK中村がセーブ。再び流れを取り戻すと、4-3出迎えた立正大淞南の5人目が失敗。ここで決着がつき、インターハイの借りを返したい富山第一がなんとか初戦を突破した。
富山第一 2-2(4 PK 3) 立正大淞南
【富山第一】
OG(後18)
碓井聖生(後38)
【立正大淞南】
OG(前32)
伴木翔(後27)
浦和駒場スタジアムでは富山第一(富山県代表)vs立正大淞南(島根県代表)が行われ、2-2の引き分けで80分間が終了。PK戦の末、富山第一が勝利した。
今年のインターハイ準優勝の富山第一が全国制覇を懸田けた戦い。立ち上がりからポゼッションを高める富山第一に対し、立正大淞南は縦への推進力を生かして応じる。
それでも26分、最初に決定機を迎えたのは富山第一だった。右CKを獲得すると、クロスにファーサイドでキャプテンのMF高木俊希(10/3年)がフリーでヘッド。しかし、このシュートは枠外に飛んでしまう。
30分にも富山第一がチャンス。高木が左サイドで得たFKからクロスを送ると、折り返したボールをDF丸山以祐(4/3年)がファーサイドでシュート。しかし、これも外れていく。
そんな中、先制点を奪ったのは立正大淞南だった。32分、左サイドを突破しようとしたMF山田真夏斗(17/3年)が倒されFKを得ると、自らキッカーを務めゴール前にクロス。これをDF大迫武早志(5/3年)がヘディングで合わせると、相手DFに当たったボールがゴールに吸い込まれ、オウンゴールで立正大淞南がリードを奪う。
先制を許した富山第一は33分、右からのクロスをファーサイドに飛び込んだFW吉倉昇空(25/2年)がヘディングで合わせるも枠を捉えられず。立正大淞南が1点をリードして前半を終える。
迎えた後半、富山第一はMF広瀬翔一朗(14/3年)に代えてMF矢崎謙介(19/3年)を投入する。
その富山第一は49分、高木がボックス手前で得たFKからクロス。しかし、DF吉藤廉(3/3年)にはわずかに合わない。52分には右サイドを仕掛けたMF小森登生(8/3年)がカットインからシュート。これは立正大淞南GK豊田純平(20/3年)がセーブする。
54分にも富山第一がチャンス。カウンターから最後は高木がミドルシュート。風に乗ったシュートは枠を捉えるが、GK豊田が横っ飛びでなんとかセーブする。
対する立正大淞南は55分にカウンターからチャンス。左サイドを仕掛けたFW伴木翔(13/3年)がシュートを放つも、GK中村純四郎(1/3年)がセーブ。しかし、ファンブルしたボールがゴール方向に転がるが、わずかに枠を外れる。
追いつきたい富山第一は58分に吉倉に代えてFW鈴木崚加(9/3年)を投入する。すると直後の58分、富山第一は吉藤がロングスロー。これを立正大淞南DFがクリアするも、ボールはゴールに吸い込まれ、1-1の同点に追いつく。
追いつかれた立正大淞南は66分、FW楠空冴(18/3年)に代えてMF藤井嵐(29/2年)を投入する。
すると68分、相手のミスからボールを拾った伴木が中央をドリブル突破。最後はそのままシュートを決め、立正大淞南が勝ち越しに成功する。
再びリードを許した富山第一は71分に小森を下げてMF中川晟(24/1年)を投入する。
それでもチャンスを作ったのは立正大淞南。73分にカウンターから藤井が持ち出し、最後はMF片淵竜鳳(14/3年)がシュート。しかし、これは枠を外れる。
追いつきたい富山第一は終盤にビッグチャンス。76分、右サイドを仕掛けた矢崎がクロス。ファーサイドに飛び込んだFW碓井聖生(11/3年)がダイビングヘッドで合わせるも枠を外す。
77分にはDF中園享成(2/3年)を下げてDF浦崎廉(16/3年)を投入。すると78分、矢崎の右からのクロスを今度は碓井が豪快ボレー。GK豊田が触るも、強烈なシュートが決まり、再び同点に追いついた。
後半アディショナルタイムには、ボックス手前でFKを獲得した富山第一。丸山が左足で直接狙うと、これはクロスバー。ボックス内で粘って押し込むも、DFにブロックされゴールとはならず、PK戦に突入する。
富山第一の先行で始まったPK戦は互いに2人ずつが決めると、富山第一の3人目が失敗。しかし、立正大淞南の3人目は、GK中村がセーブ。再び流れを取り戻すと、4-3出迎えた立正大淞南の5人目が失敗。ここで決着がつき、インターハイの借りを返したい富山第一がなんとか初戦を突破した。
富山第一 2-2(4 PK 3) 立正大淞南
【富山第一】
OG(後18)
碓井聖生(後38)
【立正大淞南】
OG(前32)
伴木翔(後27)
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